
イヤホンは手軽に音楽を楽しむ、ハンズフリーで電話をするなど今や私たちの生活になくてはならないアイテムです。
大きく分けて有線・ワイヤレスの2タイプに分かれますが、それぞれの特徴を知って自分の用途にあったものを選びたいものですよね。
そこで、今回はイヤホンの種類や機能についてご紹介します。
[目次]
イヤホンは有線とワイヤレスの2種類のタイプがある
イヤホンには、大きく分けて有線とワイヤレスのものがあります。
それぞれの特徴をご紹介しましょう。
1.有線イヤホン
有線イヤホンはスマートフォンやタブレットなどのデバイスとケーブルでつなげて使用するイヤホンです。
耳に装着する部分の形状によって、さらに2つに分類できます。
カナル型(密閉型)
そのため、音漏れがしづらく、音の迫力や繊細な音まで逃さず聞こえます。
低音域の表現能力に優れているモデルが多く、重低音の迫力を楽しみたい人におすすめです。
しかし、長時間使用していると、耳が痛くなったり、聞き疲れしやすいというデメリットもあります。
また、耳の大きさにあっていないと耳から落ちてしまうこともあります。
自分の耳の大きさにあったイヤーピースに付け替えることで調整できます。
インナーイヤー型(開放型)
音のバランスがよく、特に高音域がきれいに再生されます。
外部の音も聞こえやすいので、外出時などにもおすすめですが、音漏れしやすいため音量に注意が必要です。
有線イヤホンはケーブルの断線などに注意が必要ですが、音の遅延や音飛びのない分、安心して音楽が楽しめます。
高音質再生にも対応しているケースが多く、音質重視の人におすすめです。
2.ワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンには、次の3種類があります。
● 左右一体型ワイヤレス
● 片耳ヘッドセット
● 完全ワイヤレス
スマートフォンやタブレットなどのデバイスとBluetoothを使って接続します。
通信状況が不安定になると、音の遅延や音飛びが発生するケースもあるため、音に合わせて操作するゲームなどにはあまり向いていません。
Bluetoothにはコーデック(AACやapt-Xなど)という基準があり、イヤホンとデバイスの双方が同じコーデックに対応していれば、音の遅延が少なく、高音質で音楽を楽しめるでしょう。
左右一体型のワイヤレス
首の部分にケーブルだけではなく形状記憶素材などを使ったネックバンドがついているタイプなどは、首によりフィットするだけではなく、大きめのバッテリーを内蔵可能なため駆動時間が長めです。
ワイヤレスイヤホンの中ではリーズナブルな値段で購入できることや、失くしにくい点、安定した接続ができることなどのメリットがあります。
しかし、ケーブルを引っかけると断線してしまい音が出なくなることがあったり、ケーブルを触るとガサゴソと音がするのが気になる人もいるでしょう。
片耳ヘッドセット
音楽を聴くのではなく、車の運転中やリモートワーク時の通話のために使用されるケースが一般的です。
完全ワイヤレス
紛失しやすいのが難点ですが、装着時の自由度は高く、AppBankStoreでも常に売上上位にランキングされています。
以前は接続が不安定なこともありましたが、最近のモデルは安定性も高くなっています。
イヤホンに搭載されている4つの機能
イヤホンには便利な機能がいろいろ搭載されています。
ここでは搭載されていることが多い主な4つの機能についてご紹介していきましょう。
1.ノイズキャンセリング機能
外出時など周囲の騒音が気になる場所で使用する際に便利なのが、ノイズキャンセリング機能です。
マイクで取り込んだ周囲の音に逆位相の音をぶつけることで、周囲の騒音を低減してくれます。
耳栓の代わりにしたり、音楽に集中したいときにおすすめです。
ノイズキャンセリング機能を搭載しているタイプは搭載されていないタイプより価格が高くなりやすいので、必要な機能なのか考えて選びましょう。
2.防水・防塵機能
ランニングやワークアウトなど体を動かしながら音楽を聴きたい人には、防水機能付きのイヤホンをおすすめします。
運動で汗をかいても防水機能がついていれば、安心して使えます。
防水・防塵性能をレベル分けしているのがIPコードで「IP68」「IPX3」などと表記されています。
1桁目が防塵性能、2桁目が防水性能を表しています。
備わっていない性能はXになります。
数字は0〜8まであり、数が大きくなるほど性能は高くなります。
例えば、IPX3は防塵性能はなし・防水性能が3という意味です。
3.マイクやリモコン機能
音楽を聴いている最中に、かかってきた電話を受けたりする際に便利なのがマイク機能つきのイヤホンです。
ハンズフリーなので、車の運転中や作業をしながらでも通話ができる便利な機能です。
スマホを取り出さずに受話・終話操作ができるリモコン機能がついているモデルも多く販売されています。
有線イヤホンや左右一体型ワイヤレスイヤホンの場合は、ケーブルにマイクとリモコンが搭載されています。
ケーブルのない完全ワイヤレスイヤホンの場合は、本体内にマイクが内蔵され、ハウジング部分にリモコンが搭載されているケースがほとんどです。
4.イヤーフック
カナル型など耳にしっかり装着するタイプでも、スポーツ時などは外れやすいものです。
イヤーフック(耳かけ)がついているタイプは、装着時の安定感が高く、動きの激しいスポーツにも対応できます。
これまで有線イヤホンや左右一体型ワイヤレスイヤホンが主流でしたが、完全ワイヤレスタイプにもイヤーフック付きのタイプも増えています。
AppBankStore厳選!人気イヤホン4選
ここでは、AppBankStoreが厳選した人気のイヤホンを紹介します。
どの商品も1万円以下で高機能なイヤホンを揃えたので、ぜひご覧ください。
Anker Soundcore Liberty Air 2 完全ワイヤレスイヤホン ブラック
マイク | ◯ |
---|---|
リモコン | ◯ |
ノイズキャンセリング | × |
防水機能 | IPX5 |
価格 | 7,999~9,999円(税込) |
Ankerの完全ワイヤレスイヤホンです。
こちらのイヤホンはカナル型イヤホンで、ノイズキャンセリング機能が搭載されているので、音楽を存分に楽しみたい方におすすめです。
過去の紹介記事はこちら
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Urbanista STOCKHOLM PLUS 完全ワイヤレスイヤホン Titanium
マイク | ◯ |
---|---|
リモコン | ◯ |
ノイズキャンセリング | × |
防水機能 | IPX4 |
価格 | 9,680円(税込) |
urbanistaの完全ワイヤレスイヤホンです。
インナーイヤー型なので、密閉感がなく気軽に音楽を楽しみたい方にぴったりです。
カラーは TitaniumのほかにもFluffy Cloud、Midnight Black、Rose Gold、Olive Greenの5色展開です。
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TaoTronics TT-EP002 有線 ANCアクティブノイズキャンセリングイヤホン
マイク | ◯ |
---|---|
リモコン | ◯ |
ノイズキャンセリング | ◯ |
防水機能 | × |
価格 | 5,000円(税込) |
TaoTronicsの有線イヤホンです。
ノイズキャンセリング機能が搭載されていますが、5,000円(税込)とコスパ抜群です。
ノイズ軽減マイクなので、周りの雑音などを気にすることなくクリアな通話が可能です。
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B-Reiz(ビーライズ) IPX5 防水ワイヤレスイヤホン ホワイト
マイク | ◯ |
---|---|
リモコン | ◯ |
ノイズキャンセリング | × |
防水機能 | IPX5 |
価格 | 3,058円(税込) |
B-Reiz(ビーライズ)のネックバンドタイプのインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンです。
防水機能はIPX5を搭載しているので、ワークアウトなど汗をかきながら音楽やラジオを聴きたい方はも安心です。
またワイヤレスイヤホンですが、肩にかけられるのでストレスなく使用できるでしょう。
過去の紹介記事はこちら
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イヤホンジャックの形状に注意
有線イヤホンを使用する場合、お使いのスマートフォンやタブレットにイヤホンジャックの形状があっているか確認することもイヤホン選びの重要なポイントです。
イヤホンに使われている接続端子は以下のとおりです。
● 3.5mm ミニプラグ
● ライトニング(lightning)端子
● USB Type-C端子
イヤホンの接続端子とデバイスのイヤホンジャックの形状が合わない場合は、アダプタを活用して使用する方法もあります。
まとめ:用途に合わせてイヤホンを選ぼう!
音楽を聴いたり、車の運転やテレワークをしながらの通話したりと便利なイヤホンですが、形状や機能などはさまざまです。
有線かワイヤレスか、ノイズキャンセリングや防水機能、ハンズフリーのマイク・リモコン機能などご自分の使用用途に合わせて選ぶことが重要です。
有線のタイプのイヤホンはお使いの端末に使用できるか確認しましょう。
2021.01.25 19:00 配信