
最近ではiPhoneケースにしろ、財布やバッグにしろ、クロコデザインが減ったような気がする。
ギラついたクロコ調のイカつい外観を好む人が少なくなったのかもしれない。
が、しかし僕は好きだ。
力強い生命力を感じさせるクロコデザイン。日々闘うビジネスパーソンにエネルギッシュなスパイスを加えてくれるからだ。
今回はそんなクロコデザインをiPhoneケース全体に取り入れた「ABBI SIGNATURE イタリアンレザー クロコダイアリーケース for iPhone 12/12 Proケース、iPhone 12 miniケース」を紹介したい。
革に高級イタリアンレザー「LIPARI(リパリ)」を採用した上質な逸品。ケース全体をレザーでカバーしていながら、丁寧なコバ処理により厚みを抑えたスリムなシルエットに仕上がっている。
いぶし銀に黒光りするブラックカラー、そして躍動感溢れるツヤ感が美しいネイビーカラーの2色がラインナップ。iPhoneへシンクロさせれば、まるで別物のようなインパクトがあり、中毒性が強めだ。
さっそくクロコデザインiPhoneケースの魅力に迫っていくとする。
製品仕様はこちら。
- 製品名:ABBI SIGNATURE イタリアンレザー クロコダイアリーケース for iPhone 12/12 Pro、iPhone 12 mini
- JAN:4570047545148、4570047545131、4570047545124、4570047545117
- カラー:ネイビー、ブラック
- ブランド:ABBI SIGNATURE
- 販売元:株式会社ロア・インターナショナル(東京都新宿区)
- 形状:シェル型
- 素材:イタリアン牛革(LIPARI)、ポリカーボネート
- ワイヤレス充電:対応
- MagSafe充電:非対応
- Apple Pay:対応
▽ 新型iPhone12のケース一覧はこちら ▽
▽ 新型iPhone12のフィルム一覧はこちら ▽
ギラつくクロコに僕の心が高まる

素材にはイタリアンレザー『LIPARI(リパリ)』という高級本革を採用。

伊トスカーナ地方で老舗タンナーであるエルトリア社が作っている革だ。イタリア植物なめしにより、独特の奥深い光沢感をもたせている。さらに、クロコ型押しが施され、命を吹き込んでいるのだ。

デザイナーは革のアトリエ工房として知られるJinastoryのジナ氏が担当。革と呼応するように、イタリアンレザーの魅力を活かしつつ、iPhoneケースとして必要な耐久性やスリムな設計を実現させているのだ。

安物レザーケースにありがちな、革の切れ端が雑に処理されていることもない。
特に、四隅のコーナーが美しい。丁寧なコバ処理を施すことで、革の切断面が綺麗になり、指ざわりも滑らかに仕上げている。
iPhoneを手にしたときや操作している際に手の中での当たりが優しく、心地良い使用感を演出。

細かいところではあるが、毎日使うものだけにディテールの美しさや使用感へのこだわりは外せないポイントだ。そういった意味でも優秀な仕事っぷりに好感をもてる。
カラーバリエーションはブラックとネイビーの2色。

ブラックは、艶っぽく黒光りしているさまが・・いぶし銀。コーディネートの難易度は高めだと言える。しかし、ものにした時のパワーが計り知れない。スーツにバシッとキマったときの只者ではない感がずば抜けている。

ネイビーは、クロコ型押しのデザインがより強調された美しい発色が特徴だ。カジュアルな装いに合わせやすいイメージ。ジャケットの内ポケットから出てくれば、思わずドキッとする。そんなフェロモンを感じさせてくれる。
背面から側面にかけて保護するバックカバー型

ケースの形状はバックカバー型とかシェル型と呼ばれるタイプ。背面全体、そして周囲の側面をカバーする設計だ。
フレームにレザーを貼り付けた仕上がりだけあり、外からのダメージにもある程度の耐久性がある。

特に各コーナーへ伝わる衝撃にiPhoneは弱い。そこで、四隅にレザーを採用することでダメージ緩和が期待できる。ただ、耐衝撃ケースではないので、取り扱いや落下には注意してほしい。
iPhone 12 Proのボコッと元気よく飛び出した背面カメラレンズ・・厄介だ。でも安心してほしい。ケースの厚みがレンズよりも高くなっている。
iPhoneを背中から置いたとしても、カメラレンズに机が触れることはない。レンズが擦れて傷つくことを防ぎ、僕の心の傷も付くことがないだろう。
携帯しやすいスリムな設計

レザーケースは素材の特性上、分厚くなりやすくかさばりやすい。特にポケットに入れる際には厚みだけでなく、衣服との摩擦も強く入れにくいのだ。

しかし、「ABBI SIGNATURE」は極めて薄く設計されていること、そしてツルッとした質感に仕上げていることでポケットへの出し入れがスムーズ。持ち歩きやすい携帯性もまた魅力の一つというワケだ。

電源ボタン・音量ボタン・マナースイッチそれぞれには大きく開口部が設けられている。押しにくいこともなく、快適に操作できる。

ケースを付けたままケーブル接続せずにワイヤレス充電が可能。ただし、磁力でくっついて電力チャージするMagSafe充電器やマグネット式ワイヤレス充電には非対応だ。
あと、革を使っていることでワイヤレス充電効率が落ちてしまう。なので、裸の状態と比較すると多少は充電にかかる時間が長くなってしまうことは留意しておこう。とはいえ、オシャレは我慢派の僕にはたいした問題ではない。
ライターから一言
正直、機能性を求めるなら他のiPhoneケースをあたってほしい。わざわざ高額なイタリアンレザーの本革iPhoneケースを選ぶ必要はないだろう。しかし、理屈ではない、感情なんだ。見た目の美しさや素材のストーリーに心打たれたのなら、ぜひ手にとってほしい。
今回紹介した商品はこちら
- iPhone 12 mini
- iPhone 12/12 Pro
2023.03.09 17:35 更新