Appleライクなミニマルスタイル。iPhone12用の「HyperJuiceワイヤレス充電スタンド」に惚れた

凛とした佇まい。

付け入る隙が1ミクロンもない、極めてシンプルな外観。

それは、もはやアートの領域。

アルミ素材のiPhoneと抜群にマッチ。はじめから一体化してたんじゃないかと思わせるほどのシンクロ率。

Appleライクなそのルックスに僕の心が揺れ動く・・、欲しい。

惚れに惚れ、ついには恋してしまい、マウスにかけた指のクリックが止められずにポチってしまったiPhone12用ワイヤレス充電器「HyperJuice マグネット式2-in-1ワイヤレス充電スタンド」をレビューしていく。

デスクに置くワイヤレス充電器といえば、いかにもガジェットっぽい無骨なデザインが多く、僕の好みではなかった。

しかし今回見つけた、いや、運命の出会いを果たしたHyperJuice製ワイヤレス充電器は今までとはまったく異なる。

どれくらい異なるかといえば、雲泥の差、いやブラジルと日本、いやいや天と地、いやいやいや地球と宇宙くらい違う。（コイツは「何を言っているんだ？」というツッコミは心の奥深くにしまっておいてほしい。）

何が違うって、それはもうデザインに他ならない。アルミの細く伸びたスタンドが・・もうね、秀逸。

丸いマグネットにくっつければ、iPhone 12 Proを7.5W出力の素早いワイヤレス充電。

さらに、台座にワイヤレスイヤホンのケースを置くだけでケーブルレス充電を同時に実現する2in1。

マグネット吸着の『利便性』、高出力の『充電スピード』、うっとりするような『デザイン』、そういった三位一体の絶妙なバランスのもと完成度の高さが光る逸品だ。

それでは、僕の心をくすぐった「HyperJuiceワイヤレス充電スタンド」を隅々までじっくり堪能していく。

製品仕様はざっとこんな感じ。

• 商品名：HyperJuice マグネット式2-in-1ワイヤレス充電スタンド
• 型番：4570047547210
• JANコード：HP-HJ461
• ブランド：HYPER(ハイパー)
• 日本公式代理店：株式会社ロア・インターナショナル(東京都新宿区)
• 種別：マグネット式ワイヤレス充電スタンド
• サイズ(約)：横9cm×縦15cm
• 重量(約)：254g
• 材質：ステンレス、アルミニウム合金
• ポート：USB-Cポート
• ポート入力：20W
• マグネット部ワイヤレス出力：7.5W
• パッド部ワイヤレス出力：5W(※マグネット部と同時使用の際は3W出力)
• マグネット部対応機種：iPhone12シリーズ(MagSafe対応デバイス)
• パッド部対応機種：ワイヤレス充電対応のAirPodsやAirPods Proなどのイヤホン
• 原産地：中国
• 保証期間：購入日から1年間(※ただし付属品除く)

マグネットでガッチリ固定！iPhone12シリーズを素早くケーブルレス充電

スタンド型ワイヤレス充電器はこれまでにも多数ある。

しかし、この「HyperJuice マグネット式2-in-1ワイヤレス充電スタンド」は搭載されたマグネットによってiPhone12シリーズをくっつけてケーブルレス充電できる点に大きなアドバンテージがある。

ワイヤレス充電側の電磁コイルとiPhoneが少しでも位置ズレすると、電力供給効率が落ちてチャージングスピード低下につながっていた。

そこが難点でもあったのだが、マグネットによって最も効率の良い位置にビタッとくることでズレることなくパフォーマンスを最大限発揮できることが革新的なのだ。

しかもマグネットの磁力が強く、手がぶつかったくらいでは外れない。ガッチリ固定されて安定感が抜群。しっかりホールドされることで、充電したままでのメッセージ返信が行える利点が魅力だ。

底部はラバーの滑り止め加工があり、ツルッとしたガラス面でも滑ることはない。バイブレーションでズレることを防いでくれる。

ワイヤレス出力は、7.5Wの高出力。僕のiPhone 12 Proを近づければスマートにくっつき、そして素早くケーブルレス充電できてしまう。

デスクに置いておきたいアイテムランキングを付けるなら、個人的には間違いなくトップ争いをするだろう。

気になるiPhoneケース装着との相性だが・・結論、ケースによる。

裸のiPhoneが最も充電効率が高く、最もホールドされることは言うまでもない。しかし、薄いiPhoneケースであれば、最小限の充電効率低下、そしてほどほどのホールド感は担保できた。

もしみなさんがお気に入りのiPhoneケースを付けていて、そのケース厚が結構ある場合にはケースを外して使う必要がある可能性が高い。その点は十分に考慮した上で購入を検討すべきだ。

上下40°に角度調整。好みの向きに変化するフローティングスタイル

マグネット吸着により、iPhoneが浮いているようなフローティングスタイル。素材にはアルミニウムが使われ、iPhone 12 Proとスタンドがナチュラルに一体化する。

iPhoneとスタンドともに、スタイリッシュなルックスに拍車をかけるかのごとく、シンプルで無駄がない外観だ。卓上にポツンと据えると、ミニマルな佇まいによってデスクがスマートに演出できる。

注目したいのは、マグネット部分の丸いスタンド部分。上下に約40°の角度調整が可能。

設置した場所から目線までの距離を考慮して角度調整することにより、視線を送るだけでFace ID(顔認証)が解除できて便利だ。

磁力が強力なおかげで、iPhone画面をタップしたくらいでは角度が変わることはない。がっちり固定されているのも使いやすいポイントってワケだ。

また、縦向き・横向きを自在に変更もできる。

仕事中は縦向きにしてiPhone 12 Proの画面に表示される通知を確認。

ちょっと休憩するべく、横向きにしてYouTubeやアマゾンプライムビデオなどを大画面で視聴するのに役立つ。

ベストな角度、ベストな向きに変えてそのときの用途に合わせて使える利便性の高さが光る。

ワイヤレス充電対応イヤホンなら置くだけで充電できちゃう

土台となる台座部分にも電磁コイルが仕込まれている。故に、ワイヤレス充電対応機器を置くだけであらゆるガジェットのケーブルレス充電ができてしまう。

例えば、完全ワイヤレスイヤホンがその筆頭。

リモートワークのオンライン会議しかり、作業中に集中したいシチュエーションにはかかせないイヤホン。僕の愛機「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」もこの通り。

台座に乗せるだけで充電が開始する・・「便利」という言葉以外みつからない。

その他、AppleのノイズキャンセリングイヤホンAirPods Pro、そしてワイヤレス充電対応ケースのAirPodsなども置くだけでチャージすることができる。

ワイヤレス出力は5Wなのでそれほど高出力ではないが、イヤホンなどの小型電子機器には十分なスペックだ。

ただし、マグネットスタンド部分でiPhoneを充電しているときに台座でイヤホンを充電しようとすると、台座部分の出力は3Wに制限されてしまうので留意してほしい。

とは言え、iPhoneとイヤホンを一つのアイテムで同時に充電できることは素晴らしい。デスクスペースに無駄がなく、スッキリ魅せたい僕にはこれほど便利なものはない。

ライターから一言

アルミの質感がiPhoneにシンクロする卓上ワイヤレス充電器。ミニマルな外観に目を奪われがちだが、iPhoneとワイヤレスイヤホンを同時に充電できる2in1の使い勝手の良さもなかなかのモノ。ルックスに惚れ、機能美に唸る。そんなアイテムだった。