
あらま、丸裸。
iPhone 12 Proの中身まで透けているように見える不思議なiPhoneケース「Transparent Alluminio 2020」を手に入れました。
二度見、いや三度見してしまうスケルトンデザインがインパクト大!
実はこのiPhoneケース、チップやリチウムイオン電池・基盤や配線やコイルなど内部の構造がデザインされた背面シールが貼られているのです。
シールを貼りつけたiPhoneに、アルミとガラスで構成されたケースを上下から挟んで完成。360度ぐるっと包み込むように隙なく保護できるプレミアムなiPhone12 Proケースというワケ。
機械いじりが好きな筆者のような人にとっては、なんとも男心くすぐる逸品です。
んで、お値段もプレミアムで・・なんと7,700円(税込)。た、た、高い・・。汗
だけどね、それ相応の高級な素材が詰まっているんです。特に画面側のガラスはiPhone端末と同じゴリラガラスが採用されています。ケースなのにiPhoneのディスプレイを触っているのとほとんど同じような感覚を味わえます。
それに加えて、背面側のガラスは日本の高製品AGCガラスだったり、側面には高耐久アルミニウム合金だったり。もはや、そのへんのチープな中華系ガラスケースとは一線も二線も三線も画するハイグレードケースですよ。
それでは、見た目のデザインはもちろん、保護力や使い勝手もあわせてじっくりレビューしていきます。
製品仕様はざっとこんな感じ。
- 製品名:Transparent Alluminio 2020(トランスパレントアルミニオダブルトゥエンティ)
- 型番:CT08AI6153、CT08AI6151、CT08AI6156、CT08AI6154
- JAN:4589740701379、4589740701362、4589740701393、4589740701386
- カラー:ゴールド、ブラック、ブルー、レッド
- メーカー:株式会社カスタム(東京都港区)
- 種別:iPhoneケース
- 形状:全面保護
- 対応機種:iPhone 12 Pro、iPhone 12
- 素材:側面→アルミニウム合金、画面側ガラス→コーニング社製ゴリラガラス、背面側ガラス→日本製AGCガラス
- ワイヤレス充電:対応
- MagSafe充電:非対応
- NFC・Apple Pay:対応
[目次]
▽ 新型iPhone12のケース一覧はこちら ▽
▽ 新型iPhone12のフィルム一覧はこちら ▽
ちょっぴり難しいケース取り付け方法

同梱物はこちら。
上からはめるアルミフレーム、ディスプレイ側の強化ガラス、下からはめるアルミフレーム兼ガラスパネル、そしてLightningポートカバー、さらに緩衝材とアルコールクリーナー。
なにやら難しそう・・って思われた方。気持ちわかります、筆者も最初はそう大変そうって思いました。
でもやってみるとしっかりポイントを抑えればめっちゃハードルが高いわけではなく付けられたので順を追って解説していきます。

まずはアルコールクリーナーでキレイにiPhoneをフキフキします。メガネ拭きみたいなクリーナーを持っている人ならそちらで水分を拭き取ってあげると良いかも。

そして背面シールをカメラレンズユニットを目印に慎重に貼り付けていきます。

続いて、下部のアルミフレームの四隅に緩衝材を貼り付けていきます。これをしっかり貼っておくことで、衝撃を緩和しつつiPhone 12 Proが擦れることによって傷つくことを防いでくれます。なので丁寧に貼ってくださいね。


次に下部のアルミフレームにiPhoneをはめて、Lightningポートカバーを設置。
上部のアルミフレームをiPhoneの上から下部のアルミフレームとLightningカバーに合わせるように落としていきます。

上下のアルミフレームがマグネットでくっつく仕様になっているので、ネジや工具などが必要なし。パチンっとしっかり合体します。


そしてディスプレイ側のガラスフィルムを上部のフレームに乗せるようにして貼り付けます。
ガラスフィルムはiPhoneのディスプレイに貼り付けるというより、フレームに被せるってイメージが近いかも。簡単にフレームと一体になるので位置ズレすることはなかったですね。


最後に背面の剥離シールを外して完成!
360度、上下左右からグルっとカバーするようにiPhone 12 Proへシンクロ完了です。

値段が税込み7,700円なので高いなぁ~って印象ですが、よくよく考えるとiPhoneケースと画面保護ガラスフィルムを別々に購入することを考えればそうでもないかも。

同じコーニング社製のゴリラガラスを背面に採用したiPhoneガラスケースで人気の「LINKASE AIR」が5千円ちょっとするし。そこからさらに高品質な画面保護ガラスフィルムを揃えようとすれば2,000~3,000円くらいはするし。
そんなことを考慮すると「Transparent Alluminio 2020」さえ購入すればiPhone 12 Proを全方位保護できるってことなので、妥当な価格設定とさえ言えるかもしれませんね。
まるで透けてるみたい。ユニークなスケルトン調シールがiPhoneをドレスアップ

素材には側面に強固で高級感のあるアルミニウム合金が使われ、画面側のガラスにはコーニング社製ゴリラガラス、背面側は日本製AGCガラスを採用。

iPhone 12 Pro全体をカバーしていながらスリムなシルエットをしています。
上下のパーツのつなぎ目は若干分かりますが、目立ちってほどではないかな。

Lightningポートまでフラットな外観に仕上がっているのでとってもスマートなフォルムをしています。
側面のアルミは艶消しされたマットで落ち着きのある印象を与えます。iPhone 12 Proの品格をより一層上げるようなイメージ。

アルミとガラス、そしてなによりも背面のスケルトンシールがとってもユニークかつ高級感を感じさせます。

iPhoneの待受壁紙も内部構造のデザインにすれば、上下からiPhoneが透けているような錯覚を覚えます。
遊び心のあるデザインが筆者のような男ゴコロをくすぐります。所有欲がそそられるような唯一無二のiPhoneへドレスアップできますね。

コーニング社製のゴリラガラスといえば、言わずとしれたiPhone本体にも採用されているガラス。iPhoneディスプレイのガラスを同じガラスでカバーしているようなもの。
言ってしまえば「Transparent Alluminio 2020」を装着することでゴリラガラス2枚重ねてiPhoneを守っているようなもの。ガラスは割れてしまうかもしれませんが、端末内部は厳重に保護できるってことですね。
内部のデータが破損してしまうことを考えれば、外側のガラスが身代わりとなってくれるので心強いんじゃないでしょうか。

ガラス自体の透明度が高くて色が濁ったりボヤけたりすることもありません。ガラスを被せているとは思えないほど文字がくっきり見える視認性の高さはさすがゴリラガラスといったところ。
綺麗なガラスなので指紋が目立ちやすいのかなって思ってましたが、意外に指紋もつきにくいような感じがしますね。
1000円くらいの低品質な強化ガラスフィルムに比べて圧倒的に優れた『耐久性』『透明度』『防指紋』を兼ね備えていますよ。

スマートかつスリムなおかげでズボンのポケットへ出し入れしやすいのも個人的にうれしいポイント。ガラス面がツルツルしていて摩擦がほぼなく、iPhoneの重さだけでズボンにスルスル~って入っていきます。
その一方で素材にアルミとガラスが使われているから重みがあります。所有感があって良いという人もいるし、重くて疲れるって人もいるので好みが分かれるかも。
シリコンやTPUなど多くのiPhoneケースで使われる素材より重い「アルミ×ガラス」であり、背面と側面のみカバーする一般的なシェル型より体積の大きな「360度全方位保護形状」です。

iPhoneケースはとにかく「軽さ」を重視したいって人には向かないでしょうね。重量があっても、「包まれてる感」だったり、外観の「高級感」「アルミの質感」に魅力を感じる人ならおすすめしたいですね。
上下左右側面はもちろん、Lightningポートまでも!全方向カバーする360度保護ケース

大切な愛機、iPhone 12 Proを隙間なく守りたい。そんな想いをくんでいるか分かりませんが、上下左右・側面・ボタン、さらにLightningポートまでもカバーする360度保護設計のiPhoneケースです。
マグネットで上下から挟む設計なので、ネジとか留め具みたいな突起がなくて超絶フラット。

側面を舐め回すようにグルっと一周フラットなディテールをしています。まるでアルミの塊みたい。笑
突出したトリプルレンズカメラは背面ガラスによって高さが均一に。背面側から机に置いたときにカタカタしなくなりました。
その反面、ツルツルと滑るので傾斜のあるテーブルでは滑って落っこちることもあるので注意してくださいね。

iPhone 12 Proの大切なディスプレイは高耐久ゴリラガラスが強固に保護。背面は信頼の日本製AGCガラスがディフェンス。

側面に目を移すせば、アルミが音量ボタン・電源ボタンの上からしっかりカバー。知らずしらずのうちに擦れて付いてしまう細かい傷から守ってくれますよ。

そしてLightningポート。普段からワイヤレス充電を使っている筆者みたいに、充電ケーブルの抜き差し自体が減っている人も多いハズ。
そんな人にとって充電ポートの穴を塞いでおくのは理にかなっていますよね。ゴミが溜まるのを防げるし、外観がフラットになってデザイン的にもスッキリするから。
Lightningカバーが緩んでパカパカしないか不安でしたが、パチンッ!ってしっかり止められる仕様になっているんで心配ありません。このレビュー記事を執筆している時点で使用して2週間目になりますが、まったく問題ないですよ。

あと、マグネットの磁力が強いので普段使っていて、机に雑に置いたときや不意にぶつかったりしても上下のフレームが分離して外れちゃう、なんてこともありませんでした。
ただやっぱり磁力でくっついているので、落として強い衝撃が加わったときにはかみ合わせがズレたり、iPhoneが投げ出されてしまうことはあるでしょうね。それと、スマホリングも付けない方が良いと思います。スマホリングに重心がもっていかれて分離する原因になってしまいます。その辺りに留意して使ってくださいね。

アルミ合金で側面を覆っていますが、ところどころに穴が設けられています。これは、アルミの電波干渉を起こさせないようにしているそう。確かに普段使っていて電波の入りが悪いなぁ~って感じることもなく快適に過ごせました。
なかなか体感では電波干渉が抑えられてるなぁ~とは分かりませんが、電波の入りにくさに関するストレスがなかったことは事実でしたね。
滑らかな指すべり。心地の良いボタンの押し心地。

ガラスフィルムを付けるなら、『保護力』や『視認性』と同じくらい注目したいポイントが『操作性』だと思います。
指すべりは滑らかなのか?
スワイプ操作やフリック入力で指がスムーズに動かしやすいか?
タップしたときの感度は良いか?
画面の端から指を動かすときにエッジがひっかかってストレスがないか?
などなど・・。
筆者が使い倒した結論としては、「めっちゃ使いやすい!」でした。
iPhoneのディスプレイに直接貼り付けるのではなく、フレームに被せるタイプなので、ディスプレイとガラスの間に隙間が生じてタッチ感度が落ちるかな?って思ってましたがそんなことを感じさせないレスポンスの高さを実現しています。
軽くタップしてもすぐさま反応するし、まったく問題はありませんでした。もしもタッチ感度が悪いと感じた場合には、付属品にフィルムが入っているのでそちらで調整することもできるのでご安心を。
高品質なゴリラガラスはまるでiPhone本体を触っているかのように、滑らかなのか指ざわり。スワイプ・フリック・タップともに違和感はありませんでした。

ガラス縁とアルミフレームとの間に段差?というか隙間がほぼありません。
そのため、画面上端から下へスワイプして「コントロールセンターを表示」させたり、画面下端から上へ「起動しているアプリの切り替え」をする際にも指がガラスエッジにつっかかってストレスになるってこともなし。
快適に画面操作ができましたね。

ボタンの操作感というか、押し心地も良かったですね。しっかりカチカチ!って音がするくらい『ボタンを押してる感』が指先へ感じます。
強靭なアルミでカバーしていて硬いってこともなく、めちゃめちゃ使い勝手が良いボタンでした。

ケースを付けたままApple Payやワイヤレス充電に対応していますが、マグネットでくっついて充電するMagSafe充電には対応していません。
ワイヤレス充電器に限らず、カードポケット等のマグネット系アクセサリーでは磁力が足らないので使えないと思った方が良いでしょう。
動画レビューはこちら
ライターから一言
初めて見た人なら「なにそれ!?」ってなるユニークなデザインシールが付いたiPhone 12 Proケース。奇抜な見た目だけでなく、贅沢な素材を使い、緻密に計算されて使い勝手にとことんこだわったことが感じられるケースでした。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 17:03 更新