ドライバー2基搭載して音めっちゃいい。なのに1万円以下の高コスパイヤホン「SOUNDPEATS H1」

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SOUNDPEATS H1

※2021年10月1日より価格改正があり、販売価格が8,980円(税込)から9,878円(税込)に変更となりました。記事内に表記されている価格は記事執筆時点での価格となります。

Amazonにおいて完全ワイヤレスイヤホン売れ筋上位の常連であるブランド、SOUNDPEATS(サウンドピーツ)から少し前に発売していた完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS H1」をゲットしたのでレビューします。

SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、2013年から米国やドイツ・フランス・イタリア・イギリスなどを中心にオーディオ製品を手掛け、日本には2015年頃から上陸したイヤホンブランドです。抜群のコスパが人気を呼び、ネットを中心に多くの人から支持されています。

「SOUNDPEATS H1」はクラウドファンディングMakuakeでプロジェクトが立ち上がり、3千人以上から3,000万円を超える応援購入を記録したことでも話題になった完全ワイヤレスイヤホンなんです。

ノイキャンや外音取り込み機能など人気があるけどコストがかかる機能をあえて省いて、その他の機能を強化させたことでハイクオリティながら8千円台の手頃な価格抑えたコスパが魅力。
※記事執筆時点での価格です。

特に音質にはとびっきり磨きをかけているそう。1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンであれば多くがダイナミックドライバー1基積むところを、「SOUNDPEATS H1」では低音が得意なダイナミックドライバーと中高音域に強みがあるバランスド・アーマチュアドライバーの2基を片耳に搭載した贅沢な仕様に。

さらに、低遅延モードといって、動画視聴やスマホゲームにおいて音と映像がズレてしまう現象を限りなく抑えた機能も加えたとのこと。

その実力はいかに。実際に僕が使ってみた生の感想をお届けします。

製品仕様はざっとこんな感じ。

  • 製品名:SOUNDPEATS H1(サウンドピーツエイチワン)
  • JANコード:6941213644947
  • カラー:ブラック&シルバー
  • ブランド:SOUNDPEATS(サウンドピーツ)
  • 種別:完全ワイヤレスイヤホン
  • 重量(約):イヤホン6.5g、ケース44g
  • イヤホン形状:カナル型
  • ドライバー:Knoeles製バランスド・アーマチュア型、8.6mmダイナミック型
  • チップセット:Qualcomm3040
  • コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive
  • 再生周波数帯域:20Hz~20KHz
  • Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.2
  • ボタン操作:タッチセンサー
  • バッテリー容量:イヤホン60mAh、ケース500mAh
  • 再生時間(最大):イヤホン単体10時間、ケース併用30時間
  • 搭載ポート:USB-Cポート
  • 充電時間(約):1.5時間
  • ワイヤレス充電:対応(ケースのみ)
  • 防水規格:IPX5
  • ハンズフリー通話:対応
  • アクティブノイズキャンセリング機能:非対応
  • 外音取り込み機能:非対応
  • 通話用ノイズリダクション機能:CVC 8.0対応
  • 低遅延モード:対応
  • 生産国:中国
  • 同梱物:「SOUNDPEATS H1」本体、充電ケース、COMPLY製イヤーチップ×1サイズ、シリコン製イヤーチップ×3サイズ、USB-Cケーブル、取り扱い説明書

高見えするアーバンテイストでクールなデザイン

SOUNDPEATS H1

さっそく開封していきます。

イヤホン本体と専用充電ケースの他、付属品にはUSB-Cタイプの充電ケーブル・シリコンイヤーピース・コンプライのイヤーピース、説明書が入っていました。

え、コンプライ?!って驚いた方、気持ち分かります。

SOUNDPEATS H1

実は「SOUNDPEATS H1」には低反発で遮音性と密着度を高めるコンプライイヤーピースが同梱されているんです。わざわざコンプライを別途買い揃える人もいるくらい結構人気のイヤーピースなのです。没入感を上げたい人にはうれしいですよね。

コンプライのイヤーピースついてはフィット感をレビューする際に後述します。

SOUNDPEATS H1

次にケースとイヤホンの外観をみていきましょう。

SOUNDPEATS H1

充電ケースの外観は、ツヤ消しのダークグレーにブラックを組み合わせたクールなアーバンテイスト。1万円を切る値段設定のわりには高見えする高級感を感じます。

ただ、ちょっと厚みがあるな~ってのが正直なところ。ズボンのポケットに入れて持ち歩きたい僕としては、ズボンのシルエットが崩れちゃうので少し残念かな。カバンに入れておくなら支障はないですけどね。

SOUNDPEATS H1

イヤホン筐体は、充電ケース同様にダークグレーとブラックのバイカラーになっています。ハウジングには「S」と印字されています。

SOUNDPEATS H1
SOUNDPEATS H1

注目すべきは、イヤホン内部のドライバー構成がチラ見えするスケルトンデザインになってこと。珍しいデザインですよね~、ガジェット好きな男ゴコロをくすぐる外観。

SOUNDPEATS H1

耳に接する部分はプラスチック感ではなく、サラッとした質感の素材が使われています。実際僕が炎天下で付けてみたときには、汗でベチャってする不快感がなくて良かったですね。

耳が蒸れがちな人っていると思うんですけど、そんな人には向いているかなと思います。

SOUNDPEATS H1

IPX5の耐水性能をもっていて、雨で濡れたり、汗で湿ったくらいであれば問題なく使えますよ。

イヤホンだけで最大10時間再生するバッテリー持ちの良さ

SOUNDPEATS H1

イヤホンには60mAhのバッテリーを積んでいて、最大10時間も連続した音楽再生ができます。

長距離移動の飛行機やバス、新幹線などでも十分持つバッテリー持ちの良さがありますね。出張の多いビジネスパーソンには向いているんじゃないかな。

SOUNDPEATS H1

充電ケースの方はバッテリー容量500mAhあって、イヤホンをケースに入れて充電することで最大30時間の再生をサポートしてくれます。

SOUNDPEATS H1
SOUNDPEATS H1

そしてケースはUSB-Cポートからケーブル接続によって充電する方法に加え、ワイヤレス充電に対応しています。

iPhoneとかAndroidスマホを充電パッドに置いて充電してる人ならメリットがあるでしょう。煩わしいケーブルの抜き差しが必要なくて便利ですよ。

つけ心地快適。操作性も良好

SOUNDPEATS H1

片耳6.5gで少し重く、イヤホンの筐体が大きめなので装着感はどうかな?と思いましたが付けてみると耳にピタッと収まってフィット感が良かったです。

耳穴を完璧に閉じて空気を通さず密閉することもなく、重さの割には軽く感じて快適でした。

SOUNDPEATS H1

デフォルトのシリコンイヤーピースから、シリコンより約30倍柔らかくて伸縮性のある低反発ポリウレタンを採用したコンプライに変えるとさらに心地よさが増します。

SOUNDPEATS H1

潰して耳に入れたあとにジワジワ広がり、耳穴の形に合わせて無駄なくフィットします。

そのおかげで、耳に接触する面がまんべんなく分散されて負荷減るイメージです。電車ならそのまま寝てしまいそうになるトロッとした装着感を実感できましたね。

SOUNDPEATS H1
メーカー提供画像

しかも、コンプライを付けていると、ノイキャンを起動しているのでは?って錯覚するくらい環境音をカットしてくる遮音性があります。

ノイズキャンセリング機能は付いていませんが、集中してパソコン作業をしたいときに十分遮音してくれる性能が良かったです。

SOUNDPEATS H1
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ちなみにコンプライのイヤーピースは、給水速乾に優れています。汗っかきの人やランニング中に使いたい人には不快感なく装着できるメリットがありますよ。

SOUNDPEATS H1

操作方法は、タッチパネルが採用されています。

音楽再生と一時停止は左右どちらかをダブルタップ、音量アップは右をシングルタップ、音量ダウンは左をシングルタップして操作します。次の曲を再生するには右を1.5秒長押し、前の曲に戻す場合には左を1.5秒長押しします。

電話がかかってきた場合には左右どちらかをダブルタップして電話に出るか、左右どちらかを1.5秒長押しして応答拒否することができます。

SOUNDPEATS H1

ハウジングの「S」のところを触れてあげさえすれば、タッチ感度良く反応してくれて良好な操作感を実現していました。

ノリよく高音質を楽しめるドライバーに技アリ

SOUNDPEATS H1

コーデックはSBC以外にAACとaptX Adaptiveに対応しています。

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そしてドライバー構成はKnowles社のバランスド・アーマチュア型と8.6mm口径ダイナミック型のハイブリッド構成。

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SOUNDPEATS H1

1万円以下で2基の異なるドライバーを内蔵しているなんて贅沢ですよね~。サウンドピーツが音質にこだわって作ったイヤホンだけあります。

SOUNDPEATS H1

実際iPhoneで聴いてみたレビューをします。

デフォルトのシリコンイヤーピースでEDMを視聴した感じ、低音が激しいかと思いきや、思いの外大人しい印象でした。

SOUNDPEATS H1
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しかし、コンプライに変えてみるとびっくり、低音がブーストします。底から突き上げるような低音域の厚みが増して一気にズンズン響きます。

クラブの大きなスピーカーの前に立っているような感じで、ズゥ~ンズゥ~ンって低音圧の余韻を体で感じるイメージ。低音が強すぎる楽曲だと、音の輪郭がボヤけることも多少はありますが、音のパワフルさを重視したいならおすすめです。

解像度も高く、キックも強くなって明瞭かつ深みが出るので、ダンスミュージックやクラブ系のヒップホップ・R&Bに相性が良い音質だと思いますね。もっと言うなら、押さえつける系の重めなヒップホップよりも、突き上げる系の低音との相性が良いのでぜひEDMを聴いてほしいですね。

SOUNDPEATS H1

兎にも角にも、イヤーピースは断然コンプライに変えて使用することをおすすめしますね。

また、ボーカルの伸びる高音やビブラートはブレずに綺麗に聴こえるし、上に抜ける美しい爽快感も味わえました。バランスド・アーマチュア型ドライバーが良い仕事をしている印象ですね。

その一方で、パーカッション(打楽器)から発せられる中音~高音がシャリっちゃう傾向ですね。ロックを聴くと顕著に軽いなぁ~って物足りなく感じるかも。

良かった点とイマイチだった点をふまえて総じて言うと、電子音系をメインにしているパワフルな低音の音楽をノリよく聴ける高音質だと思いますね。

安定性したワイヤレス接続。さらに、優れた低遅延を実装

SOUNDPEATS H1

ワイヤレスイヤホンで重要な接続の安定性をみていきます。

Bluetooth接続方法としては、ケースから取り出してイヤホンの電源とペアリングモードに移行します。そして、端末側のBluetooth設定画面で『SOUNDPEATS H1』が表示されたらタップして接続完了。

SOUNDPEATS H1
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Bluetoothバージョンは最近規格の5.2対応です。しばらく自宅でのテレワークだったり、電波がバシバシ飛び交っているであろう電車や地下鉄での移動、さらに街中やオフィス内で使ってみました。

結果、ほぼほぼ音が飛んだり、ノイズが入ることなく接続は安定していましたね。

SOUNDPEATS H1
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動画視聴で気になる演者の口の動きと音声が遅れて聴こえる遅延現象については、結構抑えられている印象です。

動画視聴は気にならないし、ゲームをしてみてもストレスにならないでしょう。しかし、遅延にシビアな音ゲーまでいくとちょっとキツいかな。

さらに「SOUNDPEATS H1」には低遅延モードが搭載されていて伝送速度が約40ms(0.04秒)だそう。実際起動してみたんですけど、正直わからなかったです。笑

人間では分からないレベルで遅延が縮まっているのかな?って。まぁむちゃくちゃ遅延に関して神経質な人でなければそれほど恩恵はないと思いますね。

ノイズ除去機能が付いて快適な通話とオンライン会議をサポート

SOUNDPEATS H1

Qualcommの通話用ノイズ低減CVC(クリアボイスキャプチャー)は、CVC8.0規格に対応しています。

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イヤホンに搭載されるCVCとして新しい規格になります。外のガヤガヤした駅前とか、車の往来が激しい幹線道路沿いの歩道みたいな結構うるさい場所で使ってみましたが、驚くほど快適に電話ができました。

SOUNDPEATS H1

もちろん自宅でもパソコンにイヤホンをBluetooth接続してオンライン会議用イヤホンとしても使ってみましたが、やっぱり通話品質が良かったですね。

動画レビューはこちら

ライターから一言

体感では2万くらいしてもおかしくない音質の完全ワイヤレスイヤホンでしたね。特に流行りのドンシャリかつ、低音圧をズンっと響かせたいならめっちゃコスパ高いと思います。

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