
自分の耳に合うイヤホン探しって永遠のテーマですよね。
どれだけ高品質なドライバーを積んでいても、最新のBluetooth規格や高音質コーデックに対応していたとしても・・装着感が悪いと付けているだけでストレスになってしまいます。
そんな永遠のテーマに終止符を打つレベルじゃないかな?ってくらい心地よいフィット感に酔いしれた完全ワイヤレスイヤホン「urbanista LISBON」に出会いました。
見た感じ、殻をむいたピスタチオ2個分くらいの極小サイズ。え、これイヤホン!?って。笑
さらに、持ってみてビックリ。やっぱりピスタチオでした、ってのは冗談。たったの4gでクッソ軽い!!
そんでもって、装着してみたら・・思わずうっとり。付けていることすら感じさせない心地よさ。耳に溶け込み、体の一部にでもなったようなフィット感がたまりません。
開放的なインナーイヤー型特有の快適さが使いやすいし、極小だから耳への収まりも抜群。長時間付けていても痛くならないってのが良かったですね。
しかも、1万円くらいしちゃうかな~って思いつつお値段をみると・・・5,800円(税込)。あらま、意外にコスパ高め。
軽い!小さい!インナーイヤー!お洒落!っていう四拍子そろったお気に入りに決定。気になる音質や通話などもしっかりレビューしていきます。それではいきましょう!
製品仕様はこちら。
- 製品名:urbanista LISBON
- カラー:Vanilla Cream、Coral Peach、Blush Pink、Mint Green、Midnight Black
- JAN:7350088304181、7350088304198、7350088304174、7350088304099、7350088304082
- ブランド:Urbanista(スウェーデン)
- 販売代理店:エム・エス・シー海外事業部
- 種別:完全ワイヤレスイヤホン
- 重量:片耳約4g
- Bluetoothバージョン:5.2
- Bluetoothクラス:2
- プロファイル:A2DP 1.3、AVRCP 1.5、HFP1.6
- 周波数:20Hz - 20kHz
- 感度:±3dB @ 1kHz
- インピーダンス:32Ω±15%
- コーデック:SBC、AAC
- ドライバー:10mmダイナミック型(ムービングコイル)
- 再生時間:イヤホン単体利用で最大9時間、ケース併用で最大27時間
- USBポート:USB-C
- マイク: MEMS
- ハンズフリー通話:対応
- ボタン操作:タッチパネル
耳に溶ける。抜群のつけ心地に思わずうっとり

さっそく外観をみていきます。
ケースの上蓋に『urbanista』の文字が刻まれているのみ、シンプルなデザインですね。正直、ちょっぴりプラスチック感があって安っぽくも見えなくはないかな。笑


イヤホン本体は・・これ、めちゃくちゃ小さい!!
まさに、殻をむいたピスタチオ2個分くらい。
他に例えるなら・・枝豆2個分?チョコボールを一回り大きくしたくらい?そんな感じの極小サイズです。

こんなに豆みたいに小さなイヤホン見たことないですね。笑

片耳の重さはわずか約4gほど。実際付けてみると・・かっっっる!!
イヤホン付けていることすら忘れてしまうくらい、耳に溶け込む超小型かつ超軽量。


デフォでシリコンのイヤーフックが付いています。耳の中にしっかり固定されて、動いてもずれ落ちることはありませんでした。
ガムを噛みながら使っても、顎の動きで耳の装着位置がズレないようにイヤーフックが良い仕事をしてくれます。

また、耳に小さな女性でもイヤーフックがホールド感を高めてくれます。耳の内側の骨格にうまくひっかかってくれるので、耳から不意に落ちちゃう心配はありませんよ。
しかも、カナル型みたいに耳がギュッと詰まったようにならない開放型インナーイヤーなのがポイント。

隙間から適度に周辺音が耳に入るので圧迫感がなくて、長時間付けていても耳が疲れたりしませんでした。ストレスなく一日中テレワークで使えます。

筆者の場合、テレワークをしているので、イヤーフックすら外して使っています。外なら落ちちゃう心配があるからイヤーフックを使ったほうが良いと思います。
しかし、家の中ならイヤーフックの固定なしで、なるべく耳に触れる面積を減らして快適に使えました、この使い方結構おすすめですよ。

イヤホンもさることながら、イヤホンケースもかなり小さい部類に入ると思います。
男性なら余裕で手の中に収まって握ると見えなくなるくらい。ポッケにもかさばらないでスルスル出し入れできちゃいます。
外に持ち歩く際の携帯性の高さも魅力ですね。

カラバリには、スウェーデン発祥ブランドならではのオシャレなカラー展開がそろっています。
日本人の肌色に馴染む『Vanilla Cream』、くすみカラーで優しい『Coral Peach』、発色の良いビビッドな『Blush Pink』、ポップなアクセントになる『Mint Green』、定番のシックな『Midnight Black』の5色がラインアップ。

完全ワイヤレスイヤホンには見かけない豊富なカラバリがそろっていて、好みの色をチョイスできますね。
音質や通話は?気になる性能をチェック!

音質や通話品質も気になりますよね。さっそくチェックしていきましょう。

コーデックにはSBCとAACに対応しています。iPhoneユーザとしては、iPhoneで使える高音質コーデックAAC対応なのはポイント高めです。
ドライバーには10mm口径のダイナミック型ドライバーを積んでいます。サウンドデザインを手掛けたのは、オーディオメーカーでエンジニアをしていた著名なアクセル・ゲレル氏。5千円台ながらなかなか力の入った音作りをしているようですね。

さっそくiPhoneを接続して視聴してみました。
インナーイヤーなので、低音の効きに物足りなさを感じつつも、中高音域が篭もることなくクリアで聴き疲れしないイメージ。ドラムにパンチが少なく軽い音なんですけど、意外にも量感があってボーカルラインに聴き応えがあります。
音量を上げすぎると音が割れる箇所もありましたが、総じて鮮明な高音質だと感じました。これで5800円なら十分良い音ですね、満足です。

電車に乗った場合には、騒音が入ってくるので音楽が埋もれてしまいます。なので、家やオフィスなど静かな室内向けのイヤホンだと言って差し支えないでしょう。

通話に関しても優秀です。
スマホの電話はもちろんのこと、ノートPCに繋いでWEB会議でもクリアな通話品質を体感しました。打ち合わせ相手の声もクリアに聞こえますし、こちらの声も聞き返されずに快適でしたよ。

Bluetooth規格は最新のBluetooth 5.2に対応しています。壁を挟んだ隣の部屋に移動しても途切れず、接続の強度は高めだと言えます。
YouTubeをよく見ることがあるんですけど、演者の口元の動きと音声のズレは少ないように思います。というか、ほとんど遅延を感じないくらいかな。
ただ遅延にシビアな音ゲーになるとちょっぴり使うには難しいと思いましたね。
小型ながら最長9時間再生のバッテリー持ちがうれしい

豆粒なみの小型サイズならが、バッテリー持ちの長さが魅力の一つ。イヤホン単体で最長9時間も電池が持つんです。

筆者はイヤホンをテレワークの作業中に使うことがメインなんですけど、9時間も持つなら仕事中ずっと付けてられますね。
さすがに9時間も付けて検証はしていませんが、朝9時からお昼休憩の13時まで4時間ぶっ通しで付けていても電池切れになることはありませんでした。
テレワーク中、音楽を流していないと集中できない筆者みたいな社会人にはうってつけですよ。作業中に使うときにぜひ使ってほしいですね。

ケースに入れて充電することで2回分フル充電できます。なので、最長で27時間分の再生に対応している計算になります。
極小だからってすぐに電池が切れて使い物にならなくなる安物とは大違い。笑

ケースの充電にはUSB-Cポートから行います。付属品にケーブルもちゃんと入っているので、USB-Cケーブル持ってないよーって人でもご心配なく。

動画レビューはこちら
ライターから一言
思わずうっとりするほど装着感が心地よいイヤホンでしたね。小さいから耳の収まりが良いし、軽くて付けた気にならないほど。さらにインナーイヤー型のオープンな開放感が相まって、テレワーク中の利用に最適だと思いました。なかなか自分の耳に合うイヤホンがないんだよね~っていうイヤホン難民のみなさんに試してみてほしいですね。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:03 更新