読書感想文(高校・予備校の部:Morry様)

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ペンネーム:Morry
応募区分:高校・予備校の部

むらいさんにとって人生の転機はどこだったのだろう?今まではやはり18歳の頃に飛び込みで面接を受け、入社させてくれたガイアックス、上田部長との出会いだと思っていた。もちろん正解は彼のみぞ知ることだが、この本を読んだ私は気づいた。

私がそう思っていたのは彼を「マックスむらい」として認識していたからだった。彼が一躍有名になるネットの世界の第一歩を踏み出したのがそこだったからだ。マックスむらいに言わせればそこかもしれないが「村井智建」にとってはどこだろう?

我々があらゆる媒体を通して彼を見る時、そこに映るのはあくまでマックスむらいであった。そんな中、村井智建。マックスむらいという概念こそ無かった時期の彼を知る事が出来るこの本は貴重である。今までマックスむらいしか知らなかった私には新鮮で濃い内容であった。

石川の田舎町で牧場の牛たちと育った男の子がやがて、精密機器に囲まれ生きていく。上田部長の手を幾度となく握り返したその手で日本全国のファンと絆を分かち合っている。みんなの目に映るメガネの男はその赤いシャツのごとく情熱的で周りを湧きあがらせるマックスむらいであった。いや、村井智建がそうであったからマックスむらいがそうなのだ。本を読めばこの両者の本質になんら差異は無いことがお分かり頂けるはずである。

今まではマックスむらい、村井智建はあの村井牧場の牛のように白黒はっきり分かれたものだと思っていた。しかし、実際は彼の扱うデバイスの銀の様に一つに上手く混ざりあっていたのだ。この本では、奥能登、東京と彼の過ごした地名が章のタイトルになっており、最後に今活躍しているインターネットとなっている。

仮に第4章をAppBankとでもするのなら、その先第5章はどこになるのだろう?その時の彼はマックスむらいか?村井智建か?本のタイトルに表れたこの素晴らしい両者に敬意を込めて私は彼を「むらいさん」と呼びたい。

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