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3千円ってどうなのよ?って愚弄してた「terra(テッラ)」を試した後、猛烈に反省した

terra(テッラ) TA-TE01TW

静かな環境が手に入るアクティブノイズキャンセリング機能、便利な外音取り込み機能、アプリでイコライザー調整などなど・・日に日に高性能化する完全ワイヤレスイヤホン。

メーカー各社がこぞって新機能を実装する中、株式会社たのしいかいしゃ(東京都福生市)というユニークな名前の会社から発売されている「terra(テッラ)」は、ノイキャンや外音取り込みには非対応だし、もちろんアプリなんてありゃしない。

ん~、今どきのイヤホンにしては機能がショボい。。。

そして値段を聞いたら、なんと3千円なんですって。

正直、安かろう悪かろうって類(たぐ)いのイヤホンだと思っていたし、ここだけの話「こんなイヤホン誰が使うの?」ってちょっぴり小馬鹿にしてました。

同僚ライターから「いいから、とりあえず使ってみてよ!」と勧められ、乗り気じゃなかったけど試してみることに。

使ってみて「あれ、これ意外とイケるぞ。」って。

3,278円(税込)というロープライスにしては音も良いし、電話やWeb会議もスムーズな通話品質、さらにフィット感も違和感なし。

確かに最先端の機能には対応していませんが、これはこれでアリかも。音質や機能にこだわった本命の高性能イヤホンとは別に、パソコン仕事やちょっとしたお出かけなどラフに使えるサブ機としては十分です。

あんなに愚弄(ぐろう)してたのに・・、猛烈に反省しましたね。機能や価格だけでは分からないこともあるもんですねぇ~、まだまだ自分の未熟さを痛感。。。

てなわけで、お値段以上のイヤホン「terra(テッラ)」を試した感想をふまえてレビューしてみましたのでご覧ください。

▽ タイプ別イヤホン一覧はこちら ▽

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製品仕様はこちら。

  • 製品名:terra(テッラ) TA-TE01TW
  • 型番:TA-TE01TW JBK、TA-TE01TW TBL、TA-TE01TW QWH、TA-TE01TW OPK
  • JAN:4562266694134、4562266694127、4562266694103、4562266694110
  • カラー:ジェットブラック、トパーズブルー、クオーツホワイト、パールピンク
  • メーカー:株式会社たのしいかいしゃ(東京都福生市)
  • Bluetooth規格:バージョン5.0(Bluetooth class2)
  • ワイヤレス通信距離:約10メートル
  • 使用周波数帯域:2.4GHz帯
  • プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
  • コーデック:SBC
  • 連続再生時間:約4時間
  • 内蔵バッテリー:イヤホン→50mAh、充電ケース→400mAh
  • イヤホン形状:カナル型
  • ドライバー口径:10mm
  • 再生周波数帯域:20~20000Hz
  • インピーダンス:32Ω
  • 最大入力:5mW
  • 音圧感度:95dB/mW
  • 充電ポート:micro USBポート
  • ボタン:物理ボタン
  • ハンズフリー通話:対応
  • ノイズキャンセリング機能:非対応
  • 外音取り込み機能:非対応
  • 同梱物:イヤホン本体、充電ケース、イヤーピース、micro USBケーブル、取り扱い説明書

ポッケにすっぽり収まる持ち歩きやすさ

terra(テッラ) TA-TE01TW

デザイン的なところからチェックしていきます。

思ったことをはっきり言いましょう、見た目の印象は・・おもちゃみたい。

別にバカにしている訳ではなく、本音でレビューしています。

悪く言えば玩具っぽい感じもありますし、格好良く言えばイヤホンが透けて見えるスケルトンデザインって感じ。

terra(テッラ) TA-TE01TW

イヤホンの筐体もプラスチック感が否(いな)めないチープな印象が。

でも、見方を変えるとポップなデザインとも言えるかも。実際、女性の後輩ライターにみせてみたら、「なにこれ可愛い~!!」てなりました。

男性よりも女性受けするカジュアルな外観だと言えますね。

terra(テッラ) TA-TE01TW

カラバリには、ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク(ラベンダーっぽい色)の4カラーがあります。どれもメカメカしい機械っぽさはなく、優しいデザインをしていますね。

terra(テッラ) TA-TE01TW

ケースの大きさは男性の筆者なら握って隠れるほどの小型サイズ。

ズボンやシャツのポッケにすっぽり収まり、持ち歩きやすいのが良かったです。

terra(テッラ) TA-TE01TW

あと、ケースの蓋(ふた)がカチッとしまるタイプなので不意にイヤホンが飛び出す心配はありません。

カバンの中で不意に開いてイヤホンがカバンの奥底へ~なんてことはないでしょう。

terra(テッラ) TA-TE01TW

メーカー公称値によると、イヤホンの連続再生時間は約4時間。カフェで作業をするときやオンライン会議に使うくらいなら十分なバッテリー持ちですね。

しかし、出張などで長時間飛行機にのっていたり、電車を乗り継いで行く場合には心もとない再生時間かな。

簡単な接続方法、安定したワイヤレス通信

terra(テッラ) TA-TE01TW

イヤホンを取り出せばペアリングモードになります。

スマホ側のBluetooth画面から「TA-TE01TW」を選択すればBluetooth接続は完了。イヤホンから「コネクティッド」って音声が鳴るのでペアリングできたことが分かりやすくなっています。

Bluetoothの接続方法は、公式YouTubeの動画で分かりやすく説明されていますので参考にしてくださいね。

しばらく家の中で使ってみた感じ、音楽視聴中に音がブツッと途切れたりすることはまったくありませんでした。スマホから離れた部屋に移動してみても、壁を隔てているにもかかわらず接続は順調。

ただし、電子レンジの近くにいくと接続が不安定になって音が飛ぶことがありますので留意しておきましょう。

terra(テッラ) TA-TE01TW

お出かけしたときにも使ってみました。

筆者以外にもBluetoothイヤホンを付けている人が多い場所へあえて行ってみました。駅のホーム、満員電車の車内、デパートの地下など色々と行ってみましたが、イヤホンの音が飛ぶことはなく、快適な音楽視聴を続けられましたよ。

目に見えない接続の安定性についても、3千円ながら安物イヤホン特有の音途切れはほとんど感じられませんでした。

フィット感、ボタン操作、通話品質はいかに

terra(テッラ) TA-TE01TW

丸っこいカナル型のイヤーピースがちょこんと付いている可愛らしいフォルム。

terra(テッラ) TA-TE01TW

筐体にはLとRの文字が付いていて、耳に付けるときに分かりやすくなっています。

terra(テッラ) TA-TE01TW

装着してみたら少し大きめかなって思いますが、まぁ許容範囲内かな。

筆者の耳へはフィット感が高く、遮音性もある程度はあります。

terra(テッラ) TA-TE01TW

屋外や電車内では車のロードサウンドや電車の騒音にも負けないくらいの遮音性と音量の大きさが相まって外でも十分音楽視聴ができます。

terra(テッラ) TA-TE01TW

その一方で、ぴったり耳穴をふさいでいる感じなので、圧迫感は強い印象を受けます。なんで、3時間くらい連続して付けてたら、耳が疲れてしまうかな~っと。(個人差もあると思いますので参考程度に。)

terra(テッラ) TA-TE01TW

ボタンは押し込んでカチカチと操作する物理ボタンになっています。

耳穴に対して押すような格好になるので、耳がギュッとしてしまうのがストレスになるかも。とは言え、しっかりカチッと音がするくらい押すので誤操作が発生しにくい面もありますね。

1回押して音楽再生や一時停止、2回連続押しで曲送りや曲戻し、3回連続押しでボリュームの上げ下げができます。

低価格な完全ワイヤレスイヤホンの場合、イヤホン側での音量調整に対応していないモデルが多い一方で、「terra(テッラ)」は対応しているのが高ポイントです。

terra(テッラ) TA-TE01TW

通話品質に関しては、まずまず。

電話がかかってきたときのハンズフリー通話は問題ありません。通話相手の音声がボヤッとする感じはしますが、それでも問題なく通話ができるレベルです。

terra(テッラ) TA-TE01TW

パソコンに接続してネット通信でのWeb会議にも使えるくらいのマイクの集音性でした。ただ、タイムラグがちょっぴりあるかな。

Bluetoothイヤホンなので仕方ありませんが、1万円を超える完全ワイヤレスイヤホンと比べると、音ズレ(遅延)は少し気になるかなと思います。

これで3千円なら十分でしょ!って音質

terra(テッラ) TA-TE01TW

改めて言っておきますが、3千円の左右独立型ワイヤレスイヤホンってことを前提にレビューしています。

なので、高音質を求めるなら1~2万円くらいするもっとハイレベルなイヤホンを選んでください。音質を重視した完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、くれぐれも「terra(テッラ)」を買わないように。笑

terra(テッラ) TA-TE01TW

iPhoneから音楽を流して視聴してみた第一印象は、鼓膜にぶつかるパワフルサウンド!って。

terra(テッラ) TA-TE01TW

ドライバーに10mm口径の大きめなドライバーを積んでいるからか、良くも悪くもバンバン前に出てくる力強いサウンドが耳の中で暴れます。笑

メリハリ感で言うところの、緩める「メリ」よりもパキッとした「ハリ」が強いです。テンション上がる系のアップテンポな曲、例えばEDMとかに向いているでしょうね。

高域がささる鳴り方をするので、聴き疲れるかもしれません。長時間の作業用というよりかは、運動中とかに良いと感じます。

terra(テッラ) TA-TE01TW

中音~高音のシャリつきが気になりますが、この低価格を考えれば無視できるレベル。むしろコスパ高いと思いますね。

ただ、デフォルトの音が大きくて、小音量の調整幅が狭いのがたまに傷。自宅で作業中に小さな音で音楽を流しておきたい人からすると、使いにくいかもしれません。テレワーク中の配達に気が付かないことも。

terra(テッラ) TA-TE01TW

そんなときには片耳再生へ。片方のイヤホンをケースに収納しても、残った片方のイヤホンで音楽再生を続けられます。

周囲に気を配りながら音楽を聴きたい運動や自宅でのテレワーク・家事炊事のお供におすすめですよ。

terra(テッラ) TA-TE01TW

動画レビューはこちら

ライターから一言

ズボンに入る小さなケース、可愛らしいデザイン、途切れにくいBluetooth接続の強さ、オンライン会議にも使える通話品質、パワフルな音質などなど・・3千円未満とは思えない十分な性能を発揮してくれる完全ワイヤレスイヤホンでした。コスパ的にもサブ機としておすすめできますね。