
サコッシュといえば、ほとんど四角い形状をしていますよね。しかし、「MATHEMATIK 円筒サコッシュ」は丸い筒のような形をした珍しいフォルムをしています。
クラファンサイトで200人以上からの応援購入を記録したことでもちょい話題になったバッグです。
小学生時代、筆者がプールに行くときに使っていたビニールのプールバッグを思い起こさせる円筒型。この円筒型に便利な理由があるんです。
ペットボトルやタンブラー、折りたたみ傘やメガネケースなどみなさんが持ち歩く物って意外とかさばりがちじゃありません?その点、円筒状の収納スペースなら立てて入れるような格好になり、無駄なスペースが生まれにくいんです。
しかも物が重なり合っているわけではなく、綿棒入れみたいに取り出しやすいのも円筒サコッシュのメリット。
さらに、ベルトを調整すればショルダーバッグ・クロスバッグ・トートバッグの3通りに持ち方を変えられる3Way仕様。収納する荷物の量や重さ、はたまたファッションに合わせて好みの持ち歩き方へカスタマイズすることも。
し・か・も・・・手のひらに乗るくらい小さく変形するトランスフォーム付き。あんなに大きかったのに、まさに目が点。リュックやスーツケースの中に忍ばせておけば、出張先や旅先で荷物が増えたとき用の荷物入れとしても使えるんです。
そんなわけで、円筒サコッシュに秘められた『収納力』『持ち方』『小型化』の3つのカラクリについてまとめてみました。
製品仕様はこちら。
- 製品名:MATHEMATIK 円筒サコッシュ
- JANコード:4589757585917、4589757585931、4589757585924
- カラー:ブラック、サンセットオレンジ、グレー
- ブランド:MATHEMATIK(マスマティック)
- 代理店:株式会社ヤベツジャパン
- 展開時サイズ(約):縦25cm×横18cm×マチ18cm
- 折りたたみ時サイズ(約):縦4~4.5cm×横18cm
- 重量(約):140g
- ストレップ長さ(約):29cm~128cm
- バッグ生地:ウォッシングナイロン生地
- コーティング:撥水コーティング
- 紐:4mmポリエステル素材
- ストラップ:PP素材
- ジッパーポケット内寸(約):14cm×11cm
- メッシュポケット内寸(約):14cm×15.5cm
カラクリその1。収納力

円筒型ならではの収納力、そして使い勝手の良いメリットを見ていきましょう。

バッグの中には仕切りやポケットがあり、整理して小物を収納しておくことができます。


まずはタンブラーポケット。
バッグ底部まで抜けるようにメッシュの仕切りが配置され、タンブラーやペットボトル飲料をスポッと入れられます。
底にはメッシュがついていませんので、長めのモノを入れるだけにしておきましょう。

続いて、もうひとつのメッシュポケット。
こちらは底までメッシュでカバーされたスペースになっています。寸法としては、横が約14センチ、深さが約15.5センチほど。
コンタクトケース、リップクリーム、薬、カードケース、名刺ケースなどバッグの中で散らかってしまいがちな小さな物の収納に向いています。


次にジッパー付きポケット。


サコッシュが逆さまになっても、中の物が出てこないようにジッパーが付いています。小銭など貴重品を入れておくと安心ですよ。

そして、ポケット以外の空間にはタオルやハンカチ、モバイルバッテリーやスマホ、メガネケースや折りたたみ傘など形や大きさの異なるさまざまな外出必需品を入れられます。
円筒形のスペースへ物を縦方向に入れる格好になり、無駄なスペースが生まれにくいのも高ポイントですね。
また、段々に重ねて物を入れる訳ではなく、綿棒入れや爪楊枝入れみたく、立てるように収納しておくことができるのも円筒形のメリットですよ。
目的の物をかき分けて探す必要はありません。縦に入っているので、出し入れしやすく便利ですね。


バッグの底は3mm厚の補強材が仕込まれています。携帯充電器やタンブラーなど重量のある荷物を入れても型くずれしにくい設計になっています。

ちなみに、アウター側のループにワイヤレスイヤホンみたいに、すぐ使いたい物を引っ掛けておくのもおすすめです。
カラビナ系グッズを持っている人なら、アドオンしてみるのも良いかもしれませんね。



そして入り口のスナップボタンを閉じ、両サイドの紐(ストリング)を引っ張ればギュッと締まります。ナップサックみたいな要領です。

サコッシュの口がしっかり閉まるので、急いで走ったりなんかしても、中の物が飛び出てくることはないでしょう。
カラクリその2。3通りの持ち方に変形

ベルトの長さを調整することによって、持ち方に変化をつけられるギミックも「円筒サコッシュ」のカラクリの一つ。

肩からさげて持ち歩くショルダーバッグ、斜め掛けにするクロスバッグ、手提げのトートバッグという3Wayスタイル。

個人的には両手がふさがらないよう、肩から斜め掛けにするクロスバッグスタイルが最も会っているかな。手ぶらになるので、買い物で荷物が増えたときに対応できて便利ですよ。

紐の長さを調整して洋服の上側にもってきたり、長めにとってラフな感じに演出したり。ファッションに合わせて使い分けられるのがナイスです。

肩への負担をかけないように横幅が3センチ弱あるショルダーベルトが付いてます。そのため、紐のように一箇所へ重さが集中して、肩に食い込むことはありませんよ。


生地にはキャンプ用品やアウトドアグッズなどに良くみかける丈夫なリップストップ生地が使われています。素材を格子状に組み合わせることで裂けにくくタフに使えます。
キャンプテントや軍の戦闘服に採用されるほど耐久性があるし、身近なところで言うとカーゴパンツの生地でも見かけますね。

さらに、撥水加工が施されていて水をはじきます。バッグ内部への浸水を防いでくれて安心ですよ。
ただし、防水仕様ではありませんので、くれぐれも電子機器を入れているときには注意してくださいね。雨で濡れた場合には、サコッシュ表面の水を拭き取るように心がけましょう。
カラクリその3。手のひらサイズに小型化

筆者的に目が点になるほど最もビックリしたのが、小さく畳んで手のひらサイズになるトランスフォーム機構。


バッグを裏返しにして洗濯物をたたむように小さくしていきます。そして生地全体を包み込むようにポケットの中に入れ、最後にマジックテープをとめれば出来上がり。
男性の手のひらに乗るくらい小さく、薄く早変わり。
あれだけ収納力があったサコッシュが他のバッグに入るほど小さく変形するのです。
ナップサックのように使わないときにはリュックに入れておき、荷物が増えた際に登場する救世主的な使い方ができるのが便利ですよね。

カラーバリエーションには、洋服に合わせやすいブラックとグレーの他、渋めのカッコいいサンセットオレンジがラインアップ。
これまで見てきた利便性を考えると買わない理由がないような・・、さてみなさんは何色にしますか?
ライターから一言
円筒形を活かした収納力と利便性がもりだくさん。なるほど~って感心する設計でしたね。
2023.03.09 16:35 更新