
MacBookの拡張性をググっと引き上げる15ポート搭載USB-Cハブ「HyperDrive Triple 4K Display Dock + Magnetic Module for MacBook」が登場しました。
USB-C接続するドッキングステーションのような形で、アルミの質感がMacBookと一体感を生むスタイリッシュさが魅力。
搭載されるポートは実に多種多様。
外部モニターへ4kの映像出力を可能にするDisplayPort2つとHDMIポート2つで作業環境をマルチに。しかも、同梱しているマグネットモジュールをくっつければ、追加でDisplayPortとHDMIポートが一つずつ増やせます。
その他、10Gbps対応USB-Cポートが2つ、100W出力のパススルー充電対応のUSB-Cポート1つ、5Gbps対応USB-Aポート2つ、10Gbps対応USB-Aポート1つ。さらに、SDカードスロット1つ、microSDカードスロット1つ、イーサネットといったこれ以上ない充実したポート構成です。
これだけあれば、MacBookの作業で困ることはないんじゃないか、って思いますね。
ハブ本体には溝が設けられ、MacBook底面の滑り止めゴムにフィットする設計になっています。緩やかに傾斜が付くことで、タイピングのしやすさも向上が見込めますよ。
見どころ盛りだくさんなUSB-Cハブの詳細をチェックしてきましょう。
製品仕様はこちら。
- 製品名:HyperDrive Triple 4K Display Dock + Magnetic Module for MacBook
- JAN:4570047563661
- 型番:HP-HD156
- カラー:ダークグレー
- ブランド:Hyper(ハイパー)
- 代理店:株式会社ロア・インターナショナル(東京都新宿区)
- 種別:USB-Cハブノートパソコン用ドッキングステーション
- 素材:アルミニウム、ABS樹脂、シリコン
- 重量(約):307g
- 寸法(約):350mm×16.8mm×52mm
- 付属のケーブル長(約):100mm
- セキュリティ:標準スロット(ケンジントンロック)
- 入力ポート:USB-C×2
- ポート:Display Port(4K 60Hz)×3、HDMI(4K 60Hz)×3、MicroSD UHS-I 104MB/s、SD UHS-I 104MB/s、USB-A(5Gbps)×2、USB-A(10Gbps)、USB-C(10Gbps)×2、USB-C PD 100W、Gigabit Ethernet 10/100/1000、セキュリティスロット
- 対応デバイス:MacBook (M1 MAX/Pro Intel) ※システム要件→MacOS
- 原産地:中国
- 同梱物:「HyperDrive Triple 4K Display Dock + Magnetic Module for MacBook」本体、マグネットモジュール、滑り止めラバーシート、デュアルUSB-C to USB-Cケーブル、シングルUSB-C to USB-Cケーブル

最大15ポートへ一気に拡張するドッキングステーション

搭載しているポートは、マグネットでくっつく追加モジュールを含めて全部で15個。

DisplayPortが3つ、HDMIポートが3つ。こちらは外部ディスプレイへの映像出力をサポートします。
いずれも4Kの高精細出力に対応しているハイスペックぶり。
続いておなじみのUSB-CポートとUSB-Aポート。
USB-Cポートには、スピーディーなデータ転送に重宝する10Gbps対応が2口、そして100Wの高出力でMacBookが充電できるポートが1口付いています。

PD対応の100W出力USB-Cポートは、MacBookを充電しながら作業ができるパススルー充電に対応しているので便利ですよ。
USB-Aポートには、10Gbps対応が1口と5Gbps対応が2口あります。
USB-C機器が多くなる一方で、依然としてUSB-Aで接続する機器があることも事実。昔から使っているケーブルなどがUSB-Aという人にはうれしいポイントでしょう。
そしてSDカードスロットが1つとmicroSDカードスロットが1つ。一眼で撮影したデータをそのままMacBookへ取り込んだりする際には便利ですよね。
また、ギガビットイーサネットポートも備えていて、重たいデータのアップロードなど有線でネット接続したい場合に役立ちます。
ハブがないとMacBookに接続して作業をするときには不便だったり・・・そんな人に向けた十分すぎるポート拡張ができるハブですね。
アルミの外観がMacBookとシンクロする

ハブ本体にはMacBookのように上品でスタイリッシュなアルミニウムが採用されています。質感がMacBook筐体とシンクロするように一体感がありますね。
横幅は約35センチあり、13~14インチMacBookの横幅と合うよう設計されています。マグネットモジュールをくっつけて増設することにより、大きめな15~16インチMacBookと同じくらいの横幅になります。


対応するデバイスには、MacBook Air 13インチ、MacBook Pro 13インチ・14インチ・15インチ、MacBook Pro 16インチ(2019・2021)等が並びます。


USB-Cコネクタが2つ付いた独自のデュアルケーブルがハブ先端に付いています。このちょろっと出たUSB-CケーブルをMacBook本体に接続することで連結完了。
MacBookとハブを密着して設置することが前提のため、短めのケーブルになっていてスマートですよね。
ほどよい傾斜が付くノートPCスタンドにも

MacBookの底部にそえて使う格好になることで傾斜が付き、ノートPCスタンドのような役割を果たしてくれるメリットがあります。
指を動かすストロークが短くなり、タイピングのしやすさがアップしますよ。
しかも、下部に隙間が生じることで空気の流れができ、熱を持ったMacBookの排熱効率向上にも一役買ってくれますね。
何気ないことですが、データの書き出しなど重たい作業をする編集マンにはうれしいポイントではないでしょうか。

ハブを下に入れたときに安定するよう、溝が設けられているのにも注目。MacBook本体のゴムがちょうどハマるようになっていて、フィット感が向上します。

さらに、ハブ自体もデスクと接する面がズレないよう滑り止めシールが同梱しています。
ただ単にPCの下へハブを設置している場合だと、ついつい作業に熱中するあまり、ズレたり滑ってしまうことも・・。そんな心配なく、アクティブに作業をこなせるよう安定感があるのもナイスですよね。
ライターから一言
15ポートあるのにこれだけスマートにMacBookと合わせて使えるハブはなかなか無いですね。デザインに気を遣いつつ、作業効率を上げられるドッキングステーションですよ。
2023.03.09 16:22 更新