
今回は、臨場感たっぷりのダイナミックなサウンドが楽しめる「NUARL N6 mini series 2 Special Edition」をご紹介します。
NUARLのイヤホンといえば高音質で有名ですが、本品はそんな数ある製品の中でも人気なN6 miniの後継機です。
SoCにクアルコムのQCC3040を採用したことで、音質をさらに強化。
ドライバーにはN6 Proにも使用されているNUARL DRIVER[N6]v5を搭載しており、ワンランク上の響きと豊かなサウンドが味わえます。
また、音質だけでなく機能もアップデートされていて、IPX7の高い防水性・外音取込み機能だけでなく、左右独立通信や低遅延ゲーミングモードにも対応。
普通に音楽を聴くのはもちろん、雨や汗が心配なスポーツ時・テレワーク用・ゲームプレイ用としても重宝しますよ。
なお、筐体はN6 miniのコンパクトさを継承。ポケットにもスルッと入る小ささがとにかく扱いやすいんです。
実際に使ってみた感想を交えて、詳しい魅力に迫っていきます!
今回紹介する商品はこちら
[目次]
製品仕様はこちら。
- 製品名:NUARL N6 mini series 2 Special Edition
- 販売元:エム・ティ・アイ株式会社(東京都豊島区)
- ブランド:NUARL(ヌアール)
- 型番:N6MINI2-SELR、N6MINI2-SEWS、N6MINI2-SERB
- JANコード:4560358452587、4560358452556、4560358452563
- 寸法(約):イヤホン筐体→W25.5×H17.0×D22.6mm、充電ケース→W62.0×H33.5×D26.5mm
- 重量(約):片耳4.5g、ケース36g
- カラー:レッド、ロイヤルブルー、ホワイトシルバー
- 操作:タップ式
- ドライバー:単層カーボンナノチューブ振動板採用ダイナミック型フルレンジNUARL DRIVER[N6]v5
- ドライバー口径:6mm
- 充電時間(約):1.5時間
- 連続再生時間(約):SBC・AACの場合→8時間、aptXの場合→5.5時間
- 再生時間(最大):ケース併用で約32時間
- 再生周波数帯域:20~20、000Hz
- Bluetoothバージョン:5.2、Class2
- オーディオコーデック:SBC、AAC、aptX
- プロファイル:A2DP、 HFP、HSP、 AVRCP
- マイク:通話用×2(デュアルcVc NC搭載)、外音取り込み用
- 外音取り込み機能:対応
- 左右独立通信:対応
- ハンズフリー通話:対応
- 低遅延ゲーミングモード:対応
- ノイズキャンセリング機能:非対応
- 防水性能: IPX7相当
- 同梱物:充電ケース、USB-Cケーブル、キャリングポーチ、抗菌シリコンイヤピース(S、MS、M、L)、取扱説明書(日本語、英語、中国語)
圧倒的なポータビリティの高さ。小型なのにバッテリー長持ち

手始めに、本体のデザインを見ていきましょう。


まず驚くのはそのコンパクトさ。手のひらサイズっていうか、もはや指2本分くらいしかありません。

寸法は約幅62.0×高さ33.5×奥行26.5mm、数字で見るとさらに小ささを実感します。厚さがたったの2.65cmしかないから、ズボンの前ポケットや小さいスマホポーチにも収納余裕ですね。

カラバリは、レッド・ロイヤルブルー・ホワイトシルバーの3種類をラインナップしています。どれもマットな質感が落ち着いた印象で、高級感のある佇まいです。


手に取ってみると、ひんやりとしたメタル素材がなんとも心地いい。表面に薄っすらヘアライン加工が施されたようなデザインがおしゃれですね。

個人的にうれしいのは、サラサラしているので全然指紋が付かないってこと。お手入れいらずできれいな状態をキープできますよ。

また、ケースを開けてみるとイヤホンがちょっと飛び出しているので取り出しやすさも◎。指が滑らずスムーズにつまめます。

イヤホンの大きさは、幅25.5×高さ17.0×奥行22.6mmとちょうどいいサイズ感。最初ケースだけ見たときはどれだけ小さいのかと身構えていたんですが、これならポロッと落とさずちゃんと掴めますね。

連続再生時間は、コーデックによって変わるのが特長。標準のSBC・iPhone対応のAACだと約8時間、Android対応のaptXだと少し短くなり約5.5時間です。
ケースを併用すれば、コーデック関係なく最大32時間使用できますよ。こんなに小さいのにめちゃくちゃタフですよね。

仕事の休憩中や隙間時間にちょいちょい充電しながら使うなら、1週間くらい全然持ちそう。

普段使うときは、ほぼケースとセットで持ち歩くことが多いと思うので電池切れはめったに起こらないでしょう。

なお、充電は付属のUSB-Cケーブルに接続して行います。フルチャージは約1.5時間で完了です。

わりと短時間だから、忙しい朝やお出掛け前など気付いたときにすぐに充電できますよ。
直感で操作できるタッチセンサーを採用。シンプルだから使いやすい

操作方法はタップ式。ハウジングのブランドロゴが印字された箇所に指で触れて行います。

L・Rどちらかを2秒間長押しすると電源のオンオフ。さらに、どちらかを1回タップで音楽の再生/停止。
曲送りはRを1秒間、曲戻しはLを1秒間それぞれ長押しします。

音量を上げるときはLを2回、下げるときはRを2回タップ。基本的に左と右で役割を使い分ける感じですね。

通話に関しては、L・R関係なく操作できますよ。応答は1回タップ・終了は1秒間長押し・拒否は2秒長押しです。

アプリの連携などはなく、全体的にシンプルでわかりやすい印象。イヤホン単品で操作が完結するから手軽ですね。慣れれば感覚的に使えますよ。
そのサウンド、感動級。高音質ってこういうことか

さて、みなさんが一番気になるであろう音質ですが、結論は「さすがスペシャルエディション」の一言に尽きます。

N6 miniをベースにSoCをQCC3040にアップデートし、ドライバーはN6 Proにも使われているNUARL DRIVER[N6]v5を搭載。
さらには、アメリカのT.B.I社特許技術HDSSを採用することで、より音に臨場感を再現できるというこだわりよう。

実際にクラシックを聴いてみたところ、迫力と繊細さを兼ね備えた音質に感心してしまいました。

メインの管楽器や木管楽器のクレッシェンドは、まるでコンサートホールで聴いているかのようなライブ感。
要所要所に入るシンバルやティンパニの低音も、メロディーにぼやけず立体的に響くのが素晴らしいですね。

ピアノやトライアングルの細やかな音色もかき消されることなく、一音一音はっきりと聴き取れました。

音にしっかり厚みがあるのに変に主張しすぎないから、楽曲本来の魅力を最大限に引き出している感じ。
音質にこだわったイヤホンって、低音ばっかり目立って長時間聴いていると疲れることがあったんですが、これは全然そんなことない。

全体的にシャープだけどポイントは抑えていて、欲しいときに欲しい音がバシッとはまるのが気持ちいいですよ。

1点注意点を上げるとすれば、イヤーピース選びは慎重に。耳に合わないと圧迫感がありました。

私は普段ちょっと大きめのイヤーピースを付けるのが好きなんですが、これはジャストサイズでOK。素材が薄くてやわらかいためフィット感がありますよ。

サイズはS・MS・M・Lの4種類から選べるので、自分の耳にぴったり合うものを見つけてみてください。

なお、ノイズキャンセリング機能はないものの遮音性はかなり高め。そこそこガヤガヤしているカフェでもストレスなく音楽が聴けました!
地下鉄の走行音や街中の喧騒は遠くの方で小さく聴こえるものの、音声を遮るほどではないので快適ですよ。
接続&通話品質良好。水濡れも気にせず使えるオールマイティなイヤホン

Bluetoothバージョンは最新の5.2に対応しており、接続はかなり安定しています。

音楽を聴きながら部屋を移動した際はもちろん、電波の飛び交う駅でも音切れ・音飛びはありませんでした。

また、通話品質も良好。周囲のノイズを低減してくれるデュアルcVcマイクを搭載しているため、相手に自分の音声をクリアに伝えられます。

左右独立通信にも対応しているので、片耳のみでイヤホンが使えるのも便利です。テレワーク時のWEB会議や、来客の予定があるときのハンズフリー通話に役立ちますよ。
独自の低遅延ゲーミングモードにも対応しているから、オンラインゲームやPCゲームが好きな人にもおすすめですね。

なお、N6 miniに引き続き防水性能はIPX7に相当。突然の雨に降られたり汗をかいたりする屋外のスポーツシーンでも安心して使えます。

外音取り込みもできるから、交通量を把握したいランニング時にも最適です。フィット感も抜群だから、頭を左右に振っても外れる心配はありません。
音楽を聴く用としてだけでなく、運動用イヤホンとしても大活躍する逸品ですよ。
ライターから一言
NUARLのイヤホンの中でもさらに音質にこだわり抜いた「NUARL N6 mini series 2 Special Edition」。低音ばかり強いのではなく、すべての音が繊細に表現されています。普通では埋もれてしまうような細やかな高音まではっきり聞き取れるから音楽好きにはぜひ試してほしい一品。ポータビリティの高さもナイスですね!
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:12 更新