
楽しいキャンプには、意外と見落としがちな危険がいくつも。
盗難、一酸化炭素中毒、温湿度、災害・・などなど、あげればキリがありません。では対策を!ってことで推したいギアが「Cam.G PLUS v2」。
以前使って良かったマルチ警報機「Cam.G Mini」の進化版で、ググっと性能アップしています。
搭載される機能は大きく6つ。
「侵入検知アラーム」「非常ベル」「LEDランタン」「アンチモスキート(超音波)」「一酸化炭素チェッカー」「温湿度チェッカー」という多機能っぷり。
スマホの専用アプリからこれらの機能が操作できて、なおかつ数値をリアルタイムでチェックできて、便利過ぎ。
これ一台でアウドドアで起こりそうなトラブルに対応できるスグレモノなんですよ。向上した機能を紹介しつつ、キャンプで使ってみた様子をお届けします。
今回紹介する商品はこちら
製品仕様はこちら。
- 製品名:Cam.G PLUS v2
- JANコード:4589757587645
- 色:CAMO
- 販売元:CPD GROUP
- 重さ:約220g
- サイズ:100mm×100mm×45mm
- Bluetooth規格:バージョン5.0LE
- 電源:DC5V 0.8A
- バッテリー容量:3350mAh
- 充電ポート:USB-Cポート
- 充電所要時間:約5時間
- 明るさ:50~400ルーメン
- 明るさ調節、連続使用時間:20段階、約6~20時間
- 測定項目:一酸化炭素濃度、温度、湿度
- 侵入検知感知距離:約5m
- アラーム機能:対応 105dB
- アンチモスキート(超音波):対応 40kHz
- 非常ベル機能:対応 105db
- 専用アプリ:Android(5.0以上)、iOS(14.0以降)
- 開発・製造:韓国
- 同梱物:「Cam.G PLUS v2 CAMO」本体、専用ハードケース、USB-Cケーブル、説明書
単独でのキャンプや車中泊に心強い「侵入検知アラーム」

テントの外に置いてあるキャンプ用品の盗難って結構聞く話。
もちろん、貴重品などは携帯しておくにこしたことはありませんが、どうしてもテントの中に置いておかなくちゃいけないこともあるし、就寝中には警戒がゆるくなってしまいます。
そこで頼りになるのが、「侵入検知アラーム」機能。

半径5メートルの範囲で動作や熱を感知すると、アラームが鳴って警戒を促してくれます。結構大きな音なので、多少の物音でも起きない僕でも飛び起きるレベル。笑

何があるか分からない就寝タイムに安心して眠れるので重宝しました。
僕のようなソロキャンパーだけじゃなく、女性のソロキャンや車中泊には非常に心強いと思いますよ。

さらに、非常事態が起きた際、助けを呼ぶために有効な「非常ベル」機能も付いています。ホイッスルみたいな音で遭難信号を送ることができるので、万が一のハプニングに備えられます。
より明るくなった「LEDランタン」

本体サイズは、縦横約10センチのちょうど手のひらサイズ。重さも大きいサイズのiPhoneと同じくらいの約220gほど。
そんなスマートな本体に搭載される、キャンプの必須アイテムの一つ「LEDランタン」が備えられているのも見逃せないポイント。
前作「Cam.G Plus」の250ルーメンから大幅アップした400ルーメンの明るさを確保しています。

最大400ルーメンの「昼光色+昼白色モード」、最大150ルーメンの「昼白色モード」、ムードキャンセルモードがあります。


しかも、明るさ調整は3段階から20段階に細かく設定ができるように。


さらに「センサー灯モード」に対応することで、わざわざスイッチを入れなくても勝手に点灯してくれて便利なんです。
夜トイレに行こうと思ってテントをでたとき、パッと明るくなって便利な機能でした。

ポータブルタイプなので、USB-Cから充電して使います。フル充電にはおおよそ5時間で完了。

連続点灯は、モードや明るさによっても変わり、約6~20時間だそう。夜間に消費した電力は日中にモバイルバッテリーやポタ電から補充しておけば連泊にも対応できますよ。
虫が嫌がる超音波を発する「アンチモスキート」

気温が上がるにつれて、呼んでもないのに集まる虫たち。苦手な人、多いですよね。
虫なんか気にしてたらキャンプなんてできねー!なんてマッチョな人はおいておいて、しっかり対策しておきたいもの。

虫が嫌がる40kHzの超音波を発することで、蚊やハエとかが寄りにくくなります。すこーしだけ聞こえる音なので、気になるレベル感ではないかな。
まだ肌寒い季節での使用なので、これから夏場のキャンプで活躍してくれることでしょう。
夏でも冬でも使える、「一酸化炭素」「温湿度」モニター機能

最後に「一酸化炭素チェッカー」と「温湿度モニタリング」の機能について。


目に見えない無味無臭の一酸化炭素。冬、薪ストーブでキャンプをやられているキャンパーさんも多いので必須でしょう。

一酸化炭素中毒を回避するため、警告段階別でカラー表示がされ、加えてランタンが点灯します。
目と耳で同時にアラートしてくれるので、直感に「あ、ヤバいかも」ってなります。

そして、「温湿度チェッカー」。こちらも同じく温度と湿度が設定値を超えるとアラートしてくれます。
夏場なら、高温多湿で熱中症に・・なんてリスクを回避するためにもテント内に導入しておきたいですね。

モニター機能はBluetooth接続したスマホの専用アプリからいつでもチェックできます。


スマホから各種操作や数値のモニタリングができるのも便利なんですけど、良かったのが本体のボタンからも操作できる点。
今までアプリを通じて操作が必要だった「侵入検知」「非常ベル」「温湿度アラーム」がボタンを押して使えるようになったので、自分のスマホを取り出さずに直感的に扱えます。
また、複数人でのキャンプの際にも一人のスマホからしか操作できませんでしたが、だれでも本体ボタンからスイッチを入れることができるようになったので利便性が向上していますね。

ライターから一言
歴代のCam.G(ケムジー)の中ではナンバーワンですね。機能の豊富さも性能もよりパワーアップしていました。センサーの精度が高く定評のあるギアなので、少し値がはってでも確かな物を使ってキャンプを楽しんでいきましょう。
今回紹介した商品はこちら
あわせて読みたい!こちらの記事もチェック
2023.03.21 17:00 配信