最大100W出力のThunderbolt4に対応するアップストリームポートや最大40Gbpsの高速データ転送に対応するダウンストリームポートをはじめ、計12ポートを拡張するドッキングステーション「Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション (12-in-1 Thunderbolt 4)」が登場しました。
USB-Cポート、USB-Aポート、イーサネット、HDMI、DisplayポートなどMacBookなどのポート不足を補うデスク作業用のハイスペックドッキングステーションです。
デジタルデバイスごとに充電アダプタを用意することなく、この1台に集約することができます。
最大4つの外部モニターへ同時出力を実現するなど、クリエイターからのニーズを満たす高性能な仕上がり。さっそく詳しい機能をまとめていきます。
今回紹介する商品はこちら
[目次]
Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション(12-in-1, Thunderbolt 4)の仕様
製品仕様はこちら。
- 製品名:Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション (12-in-1 Thunderbolt 4)
- JAN:4571411205941
- 型番:A83A95A1
- 販売元:アンカー・ジャパン
- 寸法:約210mm×80mm×32mm
- 重量:約583g
- 搭載ポート: Thunderbolt 4 アップストリームポート(最大100W出力)×1口 Thunderbolt 4 ダウンストリームポート(40 Gbps, 15W, 8K (30Hz) )×1口 USB PD対応USB-C 3.2 Gen2ポート(最大10Gbps, 30W)×2口 データ転送用USB-A 3.2 Gen1ポート(最大5Gbps)※充電や映像出力に非対応×2口 データ転送用USB-A 2.0ポート(最大480Mbps)※充電や映像出力に非対応×2口 最大8K(30Hz)対応DisplayPort×2口 最大8K(30Hz)対応HDMI 2.1 ポート×1口 イーサネットポート(最大1Gbps)×1口
- 同梱物:「Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション (12-in-1 Thunderbolt 4)」本体、180W ACアダプタ、電源ケーブル、Thunderbolt 4 ケーブル 0.7m、取扱説明書
Thunderbolt 4に対応する2ポート
ゲーミングモニターへ映像出力や高速データ通信に強みをもつThunderbolt 4ポートがアップストリームとダウンストリームのそれぞれ1ポートずつ付いています。
PCへの充電には最大100W出力に対応するアップストリームポート、データ転送やビデオ出力には最大40Gbpsの超高速データ転送と8K(30Hz)の高画質映像出力を実現するダウンストリームポートが役立ちます。
特にダウンストリームポートは、メーカー公称値によると、20GB容量のファイルをたったの14秒で転送するくらいスピーディー。
動画編集者・デザイナーなど撮影したデータを転送する際に作業が効率的になりメリットだと言えます。
最大4つのモニターへの映像同時出力
前述のThunderbolt 4ダウンストリームポートの他に、映像出力に使えるポートが3つ。
最大8K(30Hz)に対応するHDMI2.1ポートが1つ、最大8K(30Hz)に対応するDisplayPortが2つ。
すべて合わせて合計で4つのポートから同時に外部モニターへ映像出力を実現します。
ただし、macOSは複数モニターへそれぞれ異なる映像を出力することができないので注意が必要です。
これまでもThunderbolt 4に対応したモデルはありましたが、ディスプレイ出力がマックス4台はそうそうないですよね。
長さ21センチ、横8センチ、厚み3.2センチの卓上に置いてもそこまで圧迫感のないサイズ感では「Anker 778」が優位に立つのではないでしょうか。
その代わり、SEカードリーダーやオーディオジャックが付いていない点は留意が必要。その点を差し引いても魅力に感じるのなら選択して良いと思いますね。
ライターから一言
外部ディスプレイへの出力に強みがあり、重さも約600g弱あるので、卓上専用として使うドックとして購入を検討してみてくださいね。
今回紹介した商品はこちら
あわせて読みたい!こちらの記事もチェック
2023.12.21 16:52 更新