非常識なほどにミニマル。おしゃれだけど、これでiPhone守れるの？アルミバンパー「Arc Pulse」

みなさんはiPhoneのバンパケースってご存知？

通常のiPhoneケースでは、カパッと背中側からはめて全体を保護するシェル型が一般的。

ですが、バンパケースはiPhoneの側面だけを取り囲むようにして守り、外観を損ねないことから市民権を得ている形状です。

とまぁ、ここまでは「はいはい、あれね～」って人も多いでしょう。

が、しかし・・さらにその上をいく、非常識なほどにミニマルなモデルがあるんです。

それが「Arc Pulse アルミバンパー for iPhone 14Pro・14ProMax・iPhone13Pro・iPhone13ProMax」。

上と下のみ。あらま、大胆！笑

いやこれ、おしゃれだけど守れないじゃないの！ってツッコミたくなる気持ちは分かります。筆者も最初は疑心暗鬼でした。

それが、緻密な設計でiPhone筐体を保護できるんですよ。それでいてiPhoneの美しさが最大限生き、手にした感覚もiPhoneそのもの。

価値あるものはいつでもシンプル。ミニマルボディに秘められた魅力に迫っていきましょう。

製品仕様はこちら。

• 製品名：Arc Pulse アルミバンパー for iPhone 14Pro用/14ProMax用/iPhone13Pro用/iPhone13ProMax用
• ブランド：Arc（アーク）
• 国内公式代理店：株式会社ロア・インターナショナル（東京都新宿区）
• 構造：上部パーツ、下部パーツ
• 素材：アルミニウム合金7075（外側）、SEBS（内側）
• 画面接触：しない
• カメラレンズ接触：しない
• MagSafe充電：対応
• Qiワイヤレス充電：対応
• 非接触決済：対応
• カラー：アルミ＆ミラーシルバー、アルミ＆ミラーゴールド
• JAN：4570047590544、4570047590568、4570047590551、4570047590575、4570047591244、4570047591251、4570047591268、4570047591275

どうやって取り付ける？

初めて見る人が疑問に思うこと、それは取り付け方法。だって、上と下のパーツが繋がっていないし、取れちゃうじゃないのーって。

上下のパーツは外側がアルミなんですけど、実は内側にSEBSっていう柔軟なゴムっぽい素材が仕込まれているんです。

iPhoneをパーツへ押し込むようにギュッとすることで、かなりがっちり固定できます。

もちろん振ったりしても容易に外れることはなく、衝撃が加わっても分離することを抑えられるくらいのホールド感があります。

落としたら終わりじゃん。いやいや実は

ミニマルなのは好みだけど、落としたら終わりでは？そう思いますよね。

この「Arc Pulse」は平らな地面に落下した場合、どこからもiPhoneが接触しないよう設計されているんです。

バンパーの厚みと形のおかげで、うまーいことiPhoneの背面側と側面側とディスプレイ側が地面に触れないんです。

ボコッと突出したカメラレンズよりも周囲のバンパーがフチ高になっています。

側面も四隅のコーナーが盛り上がるような形をしていてギリッギリ触れない。

ディスプレイ側も四隅の前面部分が土台になって、伏せて置いても画面が浮いた状態になります。

地面に接触しないのは分かったけど、上下パーツがバラバラになるんじゃない？

そんな疑問に応えるべく、下の映像をご覧ください。

この映像はAppBank Store編集部のライターが「Arc Pulse」を付けたiPhoneを床に落としてみた実験です。

成人男性の胸の高さから硬いフローリングに落としてみたところ、バンパーがズレることもなりませんでした。かなり強力にiPhoneへフィットしていることが分かりますよね。

しかも、内側のSEBSが落下のダメージを和らげ、iPhoneへ衝撃が加わることが防げます。こんなにミニマルなのに耐衝撃性能まで・・見かけによりませんよね。頼もしいー！

「ケース未装着」に限りなく近づけたミニマルデザイン

iPhoneには何も付けない裸派だぜーって人。実は落下しないかハラハラしてるの、知ってますよ。

そろそろ、やせ我慢はやめませんか？

ってメーカーの想いがあったかどうかは知りませんが（笑）、限りなくケース未装着状態に近いミニマルデザインなのが「Arc Pulse」の魅力。

堅牢なアルミニウム合金7075を使い、美しく光沢する表面に仕上げられた高級感がたまりません。

加えてiPhone筐体そのものが表に出るちょー×100シンプルな形。エッジが効きすぎたこのデザイン、すれ違ったら三度見されます。

側面も背面も覆われていないおかげで、手にした感覚はiPhoneケースを付けていないのと同じ。

ボタン操作も思いのままです。

しかも、熱をもつことがあるiPhoneにとっては排熱を邪魔しないのもうれしいポイント。今までのバックカバータイプのiPhoneケースのようにケース内部に熱がこもることがありませんよ。

ゲームや動画など、重たい作業も安心してこなせちゃいますね。

また、ワイヤレス充電にも干渉せず、マグネットで付くタイプの充電器も磁力が落ちることはありません。

背中を覆うタイプのiPhoneケースで不満だった点が一気に解消するメリットも魅力ですよね。

ライターから一言

一見単純そうな作りのシンプルな作りですが、保護・使い勝手などなど・・緻密な計算の上になりたっている優れたバンパケースだと言えるでしょう。