1. 計量
お米は計量カップを使って人差し指ですりきりにして計量します。このときお米は1合あたり150gです。
2. 洗米
お米を釜に入れ、水を注ぎ、さっとかき混ぜすぐ水を捨てます。お米は最初の水を一番吸収するので、風味を損なわないために、手早く行うことが大切です。
3. 米研ぎ
お米を握っては離す、これをまんべんなく(約40秒)繰り返します。
その後は、研がずに、水を入れ、軽くかき混ぜて捨てます。
3~4回繰り返し水で糠(ぬか)を洗い流し、終わったら、ざるに上げ水を切り、上にラップをかけ10分程度寝かせます。
※20分以上ザルにあげておくと、お米が割れる原因になりますので注意しましょう。
4. 浸水
お米の合数に合わせた量の水(1合あたり195cc)を注ぎます。水は軟水のミネラルウォーター(硬度30度前後)がお勧めです。夏場で30分、冬場で1時間ほど浸水させます。
お米に水分を充分に含ませる事で、ふっくらツヤのあるごはんに仕上がります。
※土鍋の場合は、浸ける時間が長いと土鍋自体が水を吸い上げ過ぎてしまうので、注意が必要です。
※あくまで水分量は目安です。炊き上がりを見て2回目以降は、±5g単位で自分好みに調整をしてください。
※夏場は、あらかじめ冷やしたお水、氷を入れると、水温が高い時に生じるお米の黄ばみを防ぐ事ができます。
5. ほぐし
ごはんが炊きあがったら、すぐにふたを開け、お米の粒を潰さないようにしゃもじでご飯を十字に切り、釜の周囲を一周軽くかき混ぜ、一区分ずつ底から上へふちから中へと混ぜ、ごはんにある余分な水分をとばします。
※ほぐしはとても重要です。タイミングが遅れると、釜返りという現象が起き、米同士がくっつき、べちゃついたご飯になるので注意しましょう。
6. 保存方法
炊飯器での保温は出来るだけ短くしましょう。ご飯が余る場合、熱いうちに適度な量に小分けして、ラップに包んで冷凍することをお勧め致します。
電子レンジで解凍すれば、美味しいご飯をいつでも食べることができます。
2021.01.21 06:22 更新