新機種が次々と発売される一方で、昔使っていたiPhoneの処理に困っている、という方も少なくありません。新しいiPhoneが手に入れば古いiPhoneは不要になりますが、不要になったiPhoneの用途が分からずそのまま放置してしまうこともあるでしょう。そのため今回は、使わなくなったiPhoneの活用法を5つご紹介します。
1.ドライブのお供【カーナビ】
iPhoneの専用アプリを使えば、カーナビ代わりになります。ただ、iPhoneでカーナビを利用するときは通信しなければならないため、Wi-Fiルーターが必要です。Wi-Fiルーターさえあれば、車にカーナビとして設置ができます。それから、最近のカーナビアプリはとても性能が良いため音声による道案内や渋滞情報、迂回路まで案内してくれるのです。
2.iTunesやラジオも聴ける【音楽プレーヤー】
インターネットにつなぐことができないiPhoneでも、写真を撮ったりiTunesに入っている音楽やラジオを聴いたりすることは可能です。そのため、使わなくなったiPhoneはiPodのように音楽プレーヤーにしましょう。古くなったiPhoneを音楽プレーヤーにして、今使っているiPhoneでは音楽を聴かない、という風に用途を分ければ新しいiPhoneのバッテリー消耗が軽減されます。また、前項でご紹介したカーナビと音楽プレーヤーを1台のiPhoneで兼用すれば、車での遠出も楽しくなりますよ。
3.写真を飾る【小型フォトフレーム】
「使っていないiPhoneを常に持っているのは面倒」という方におすすめなのが、不要になったiPhoneを小型フォトフレームとして自宅に飾る活用法です。iPhoneならサイズも小さく邪魔にならないため、部屋を飾るおしゃれなインテリアになるでしょう。
iPhoneを小型フォトフレームにするにはフォトフレーム専用のアプリか、自宅にWi-Fiルーターがあれば使えます。Wi-Fiルーターがあれば、Wi-Fi経由で写真を共有できるため非常に便利です。自分や家族のiPhoneから小型フォトフレームに写真を転送すれば、iPhoneに直接触れることなくフォトフレームに写真を表示できます。通常のフォトフレームだと、SDカードの出し入れなど一連の作業が必須でした。しかし、Wi-Fiやフォトフレーム専用アプリで写真を管理すれば、手間も掛からず簡単でしょう。
4.快適な睡眠を【目覚まし時計】
古くなったiPhoneを目覚まし専用にすれば、快適な睡眠が得られるかもしれません。iPhoneにもともと内蔵されているアラーム機能はもちろん、ほかの目覚まし専用アプリをダウンロードして使用しても良いです。目覚まし専用アプリの中には、自分の枕元に置いておくだけで睡眠中の体の動き、呼吸を測定してくれるものがあります。
このような目覚まし専用アプリは、iPhoneに搭載されているマイクやセンサーを使って睡眠を管理しているため、適切な時間にアラームを鳴らし起こしてくれるのです。目覚ましアプリを活用して、快適な睡眠を手に入れましょう。
5.子供やペットを見守る【監視カメラ】
家を留守にしている間、子供やペットの様子が気になる、というときにも古いiPhoneは役立ちます。また、子供やペットの見守りだけではなく、空き巣対策用の監視カメラとして導入するのも1つの活用法です。本格的な監視カメラを自宅に設置する、となると手間や費用が掛かります。そこで、使わなくなったiPhoneを監視カメラとして代用しましょう。iPhoneを監視カメラにする方法は意外と簡単で、用意するものはiPhoneを固定する三脚と監視カメラ用のアプリです。iPhoneの三脚は300円程度で購入可能ですし、監視カメラ用のアプリにいたっては無料で手に入ります。古いiPhoneを300円ほどで監視カメラにできるため、大変おすすめの活用法です。
おわりに
SIMカードが抜かれた状態のiPhoneでも、高機能端末であることに違いはありません。使わなくなったiPhoneの用途としては「音楽プレーヤーとして利用する」「カーナビ代わりにする」「目覚まし時計にする」などが挙げられます。今回ご紹介したiPhoneの活用法はほんの一部にすぎませんが、iPhoneを思う存分使いこなすためにも参考にしてください。
2017.09.20 16:57 更新