
アンカー・ジャパン株式会社は、防水機能付きワイヤレスイヤホン「Anker SoundBuds Slim」の防水性能を向上させ、水没にも対応した「改善版 Anker SoundBuds Slim(サウンドバッツスリム)」の販売を開始した。価格は記事執筆時点で2,499円(税込)ということで、防水仕様のワイヤレスイヤホンでありながら高いコスパを実現している。
同製品は、以前から販売していた前モデルの性能をアップデートした改善版という位置付け。アップデートされたのは防水性能の他にも、音楽再生時間・通信規格・重量。ポイントを簡単に紹介すると、防水規格がIPX4(生活防滴レベル)からIPX7(完全防水レベル)となり、水深1mに30分間水没してもイヤホン内部に浸水しない高い防水性能へと向上。音楽再生時間が最大約7時間から約10時間に伸び、Bluetooth規格はバージョン4.1から最新バーション5.0となって更に安定した通信を実現。また、わずかではあるが重量が約16gから約15gに軽量化した。
Anker製品の中でもコスパが良い防水ワイヤレスイヤホンとして人気だったが、今回登場した改善版でも2,500円を切る手の届きやすい価格となっており引き続き人気が出そうだ。さっそく詳細な性能を紹介していきたい。
[目次]
製品仕様はこちら
- 製品名:【改善版】Anker SoundBuds Slim(サウンドバッツスリム)
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都中央区)
- ドライバー:6mmダイナミック型ドライバー
- 音楽再生時間:最大約10時間
- 本体の重さ:約15g
- 防水規格:IPX7
- Bluetooth規格:バージョン5.0
- ハンズフリー通話:対応
- メーカー保証:18ヶ月保証
- 同梱物:「Anker SoundBuds Slim」本体、イヤホン充電用Micro USBケーブル、イヤーチップ4サイズ(XS/S/M/L/XL)、イヤーウィング3サイズ(S/M/L)、トラベルポーチ、フィットクリップ、シャツクリップ、取扱説明書
防水性能を向上させ、水没しても平気な防水性能IPX7に。

前作から大幅に防水性能を向上させた同製品。防水規格はIPX7に準拠した作りで、『一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない』と定義される耐性を実現。

梅雨シーズの通勤通学にも、突然雨に振られても、ランニングで汗をかいても問題なく使用することが可能だ。

ちなみに、自分の耳に合わせられる調整用イヤーチップとイヤーフックが付属。屋外でのスポーツやジムでのワークアウトにも使えるフィット感に調整することもできる。

他にも、シャツクリップが付いているので、スーツを羽織るビジネスパーソンにもうれしいポイントだ。
豊かなサウンドと安定した通信

音質は、ドライバーには6mmのダイナミック型が採用され豊かなサウンドを届けてくれる。

通信面では、最新Bluetooth規格のバージョン5.0に対応したことで、前モデルよりもさらに安定した通信となった。電車内や駅構内といった電波の飛び交う混雑場所でも音途切れを最小限に抑えてくれる。
充電する手間が減る。最大10時間再生の電池持ち

再生時間は前モデルよりも3時間ほど伸び、連続して最大約10時間も音楽視聴が楽しめるようになった。電池持ちの向上によって、充電頻度が減ることが期待できる。
iOS 6以上のiPhoneやiPadと接続していれば、イヤホン充電残量が画面上に表示されるのも便利だ。
使い勝手の良いリモコン付き。さらにハンズフリー通話にも対応

イヤホン右耳側のコードにはリモコンが一体化されている。音楽の再生/停止、曲送り/曲戻し、通話に出る/切るとった基本操作がスマホを取り出すことなくコントロールできる。
通話をよりクリアにするCVC機能付きマイクが内蔵されているので、快適なハンズフリー通話も可能となっている。
マグネット搭載でネックレスのようにして紛失防止。

イヤホンのハウジング部分(背中側)にはマグネットが内蔵され、使わない時にはイヤホン同士をくっ付けてネックレスのように身につけられる。使用しない時でも紛失防止になってうれしいポイントだ。本体重量もわずか約15gなのでほとんど重さを感じないと言っても良いだろう。
ライターから一言
人気の防水機能付きワイヤレスイヤホンがさらに性能アップして登場。水没にも耐えられる防水性能向上はもちろん、それ以外にも再生時間が伸びたり、音途切れに強くなったりと実に魅力的なアップデートだ。しかも、これだけ性能アップしたにもかかわらず、2,500円以下で収めてくるところがニクい。ますます人気を集めることは間違いないだろう。
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2023.03.09 16:12 更新