
TaoTronics(タオトロニクス)社は2011年に米国で誕生したオーディオブランドです。イヤホン関連のアイテムを中心に低価格で高品質な商品を世に生み出しています。近年では、オーディオ製品以外にも扇風機や加湿器など生活家電にも進出していて、さらに幅広い層に向けて展開を拡大しているブランドに成長しています。
そんなTaoTronics(タオトロニクス)から、2015年に登場して以来、全世界で200万本以上の販売を記録しているワイヤレスイヤホンTT-BH07シリーズの正統な後継機「TaoTronics TT-BH07 MK2」が日本限定で発売されました。
前作の再生時間6時間を大幅に超える20時間再生にバッテリー持ちが向上。コーデックが新たにAAC対応となった為、Apple製品との相性が良くiPhoneユーザーに最適となりました。日本限定発売ということもあり、今作ではチューニングを日本人スタッフが調整したことで日本人向けの聴きやすいサウンドになっているのがうれしいポイントです。
また、防水性能IPX5に対応しているので、汗や雨でも壊れにくい構造となっています。運動などアクティブに使う人でも安心して楽しめます。
前作より大幅にパワーアップしてコストが上がってそうな気がしますが、3,000円を切る低価格に抑えられています。初めてワイヤレス(Bluetooth)イヤホンを検討している人はもちろん、防水仕様やイヤーフックが付いているのでスポーツ用途でサブ機に使いたい人にもおすすめですよ。
それではさっそく抜群のコストパフォーマンスを誇る人気ワイヤレスイヤホンシリーズの後継機「TaoTronics TT-BH07 MK2」の詳しい仕様をチェックしていきましょう。
製品仕様はこちら。
- 製品名:TaoTronics TT-BH07 MK2
- ブランド:TaoTronics(タオトロニクス)
- カラーバリエーション:ブラック、ホワイト、レッド、ピンク
- JANコード:4589616086920、4589616086937、4589616086944、4589616086951
- 販売元:株式会社SUNVALLEY JAPAN(東京都中央区)
- イヤホン形状:カナル型
- ドライバー:φ6mm PEEKダイナミック型ドライバー
- チューニング:日本限定チューニング
- チップ:Airoha AB1531
- 重さ:約17.8g(本体のみ)
- 本体サイズ:約690×29.4×32mm
- 再生時間:約20時間 (※再生環境により異なる場合があります。)
- 充電時間:約2時間
- 充電ポート:Micro USB
- Bluetooth規格:Bluetooth 5.0
- Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP
- 本体通信距離:約10m
- 対応コーデック:SBC、AAC
- 防水規格:IPX5
- ハンズフリー通話:可能
- リモコン操作:再生/停止、送り/戻し、音量調整
- 対応機種:iOS、Android、WindowsなどのBluetooth機能対応デバイス
- 同梱物:「TT-BH07 MK2」本体、イヤーチップ (S、M、L各1ペアの3サイズ)、イヤーフック (S、M、L各1ペアの3サイズ)、充電用Micro USBケーブル、収納ポーチ、説明書
- メーカー保証:12ヶ月

TT-BH07のDNAを受け継ぎつつ、さらに高音質かつ長時間再生に進化!

タオトロニクス社がいち早く取り入れたAiroha(アイロハ)社のチップセットAB1531を採用することで、イヤホンのサイズ感は前作そのままに高音質で長時間再生を実現しています。
コーデックはSBCとAACに対応していて、AACはiPhoneやiPadなどApple製品と相性が良い規格です。ドライバーはダイナミック型を採用して低音の表現が得意な構造となっています。今作は日本限定販売ということで、日本人スタッフがチューニングしたことによって、前作より日本人向けに聴きやすい音域に調整されています。
筆者が実際に視聴してみたところ、前作TTBH07シリーズのクリアでバランスの良い音質を継承しつつ、中音域が強化された印象。ボーカルメインやバラード調の曲に向いているようなイメージでした。
Bluetoothには最新バージョン5.0規格となっていて、映画やYouTubeなどを視聴する際に映像と音のズレは極めて少なく、ノンストレスで動画を楽しめます。ただし、音ゲーだと微妙なズレも致命的になるのでおすすめできないでしょう。

イヤホンの形状はカナル型で耳栓のような装着方法となり、遮音性が高め。さらに、イヤーピースが3サイズあるだけでなく、耳から外れにくいようにイヤーフックまで付いていて、しっかり耳に固定することができます。激しい運動やランニングなどのトレーニング中に外れにくい仕様となっているのはうれしいポイントですね。
再生時間は、連続して最大20時間となっています。前作が6時間だったことを考えると、実に3倍以上もバッテリー持ちが向上しています。いちいち充電する必要はなく、通勤通学なら1週間は余裕で使えるでしょう。
長距離バスの移動やデスクワークなど、長時間使っていると途中で電池が切れてしまった、なんて経験をしたことがある人も多いハズ。この「TT-BH07 MK2」なら運動や室内での作業中に使っていてもバッテリー切れを心配せずに使うことができますよ。
3,000円以下!防水やリモコンマイクなど、価格に見合わない高機能モデル

防水性能はIPX5に準拠しています。水に浸水できるまでではありませんが、野外で使用していて急に雨に降られたり、運動時の汗くらいであれば問題なく使えるレベルになっています。

イヤホンの背面部分にはマグネットが搭載されていて、使っていない時はネックバンドのように左右のイヤホンをくっ付けて固定することができます。首にかけながら持ち歩けるので、使いたい時にすぐ使えるし、紛失防止にもなるので便利ですね。

リモートコントロール付きで音量調整や曲の再生や停止、曲送りなどの操作ができます。わざわざスマートフォンをポケットやカバンから取り出して操作する必要はありませんよ。

マイクを搭載しているのでハンズフリー通話が可能。クリアな通話品質なので、テレワークのテレカン(WEB会議)にも活用することができますよ。

カラーバリエーションは4色展開。普段の使用シーンやファッションにあわせてチョイスできます。ブラック・ホワイトは定番のカラーでどんなファッションにもマッチしますね。普段の服装が暗めな人はレッドやピンクを選んで差し色にするとワンポイントでおしゃれかもしれませんね。
ライターから一言
実機サンプルを試してみましたが、今作でも抜群のコスパを誇りますね。数あるイヤホンブランドの中で低価格と高品質を兼ね備えたTaoTronics(タオトロニクス)は、10年以上に渡って製品を販売しているブランドだけあって安心して使うことができます。特に今回は、筆者のようにiPhoneユーザにうれしいAACコーデックに対応してくれたのが個人的に良かったポイントでした。どんなワイヤレスイヤホンを選べばよいか迷っているiPhoneユーザには特におすすめしたいですね。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.13 18:38 更新