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タオトロ初!インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「TaoTronics SoundLiberty 92」の音質や使用感をレビューをしていくぞ。

SoundLiberty 92

今回は、高品質でありながらコスパの高さで人気を博しているオーディオブランドTaoTronics(タオトロニクス)から発売された完全ワイヤレスイヤホン「TaoTronics SoundLiberty 92 TT-BH092」をレビューしていきます。

本製品は、TaoTronics初となるインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。

インナーイヤー型って聞くと、iPhoneを買った時に付属しているEarPods(イヤーポッズ)や完全ワイヤレスイヤホンAirPods(エアーポッズ) 第1世代・第2世代を思い浮かべる人が多いと思います。

今主流になっているカナル型イヤホンは、耳に押し込んで装着するため、音漏れが少なく音が耳の中へダイレクトに届くメリットがあります。しかし、一方でギュッと押し込む圧迫感や密着感があってちょっと苦手な人も少なくないはず。

それに比べてインナーイヤー型は、耳に掛けるように装着することで圧迫感が軽減されて疲れにくい特長があります。耳に押し込まれる感じのあるカナル型が苦手な人におすすめの形状と言えるでしょう。

さらに、価格も魅力!なんと記事執筆時の価格は税込み4,999円。え、安ッ!

5,000円で買えちゃうなんて流石はタオトロニクス。けど、そんなに安いと逆に音質は大丈夫?って不安になっちゃいますよね。

そんな皆さんの疑問を少しでも解消できるように、実際に使ってみて音質や装着感のレビューをしていきたいと思います。それではいきましょー。

▽ タイプ別イヤホン一覧はこちら ▽

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製品の仕様はこちら。

  • 製品名:TaoTronics SoundLiberty 92 TT-BH092
  • JANコード:4589616082922
  • 型番:TT-BH092
  • ブランド:TaoTronics(タオトロニクス)
  • メーカー: 株式会社SUNVALLEY JAPAN(東京都中央区)
  • 製品種別:完全ワイヤレスイヤホン
  • イヤホン形状:インナーイヤー型
  • イヤホンサイズ:約43×16.2×18.5(mm)
  • イヤホン重量:約4.7g(イヤホン単体)
  • 充電ケースサイズ:約47.4×54.4×23.8(mm)
  • 充電ケース重量:約33.6g
  • 連続再生時間:イヤホン単体で約5時間、ケース併用で最大25時間
  • ドライバー:13mmダイナミック型
  • チップ:Airoha AB1536U
  • Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP
  • Bluetooth規格:バージョン5.0
  • 接続距離:約10m
  • 対応コーデック:SBC、AAC
  • ペアリング:MCSync技術対応
  • 防水規格:IPX7
  • ハンズフリー通話:対応
  • ボタン操作:タッチセンサー式
  • ボタン操作内容:再生・停止、音量調整、曲送り・戻し、通話応答、電話を切る、通話拒否、音声アシスタントのオン・オフ
  • 充電ケースの端子:USB Type-C
  • 保証時間:12か月
  • 同梱物:「TaoTronics SoundLiberty 92」本体、充電ケース、充電用USB Type-Cケーブル、ユーザーガイド
SoundLiberty 92
メーカー提供画像

軽快な着け心地!密着感の少ないインナーイヤー型を採用

SoundLiberty 92

イヤホンの形状としては、インナーイヤー型が採用されています。光沢感あるブラックで触ると少し指紋の跡が残って気になるかなと思いました。

SoundLiberty 92

装着するとこんな感じです。耳から黒いうどんが…笑

ゴッホン、冗談はさておき。

この「TaoTronics SoundLiberty 92」の形状は、人間工学に基づいてデザインされています。耳の形状や大きさは十人十色ですが、徹底的な研究によってアジア人の耳にフィットするように設計されているそうです。

確かにそう言われて改めて感じたのが、軽い&フィットする!ってこと。

イヤーピースのすぐ下(付け根あたり?)にくぼみがあって、そこに耳がスポッと噛み合わさるんですよね。この絶妙な形が装着した時の安定感を実現しているのです。

SoundLiberty 92

筆者の耳はカナル型イヤホンを装着すると、徐々に外に押し出されるようにズレて落ちそうになります。なぜか。汗

ゆえに、今まで使っていたカナル型イヤホンのイヤーピースを動くたびにいちいち調整する必要がありました。しかし、この「TaoTronics SoundLiberty 92」なら、軽く頭を振っても落ちずにしっかりフィットしてくれます。

それに加えて、カナル型のように耳に押し込んで装着しないので、圧迫感がなく長時間つけていも疲れにくかったです。

SoundLiberty 92
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ちなみに、音楽再生や音量調整はイヤホンに内蔵されているタッチセンサーで操作できます。

例えば再生している曲を停止したい時は、イヤホンを指で軽く2回タップするだけ。また音楽を聴きたい時は、センサー部分を2回ポンポンとタッチすれば曲が流れます。

音楽の再生停止以外にも音量調整、曲送り・戻し、通話応答・拒否、電話を切る、さらにSiriなどの音声アシスタントの起動がイヤホン操作だけで完結できて便利ですよ。

SoundLiberty 92

そして、充電ケースは・・ちっさ!

片手ですっぽり収まるほどのコンパクトサイズ!

外で使う時、男性ならズボンのポケットや胸ポケット、女性ならお化粧ポーチ等に入れてかさばらずに持ち運べますね。

価格以上の音質。流石はTaoTronics、恐るべし!

SoundLiberty 92

続いて、音質を確かめていきます。

充電ケースのフタを開けるだけで自動的にペアリングモードが開始されます。繋げたいスマートフォンのBluetoothをオンにして検索結果から「TaoTronics SoundLiberty 92」をタップするだけで接続完了。この、フタを開けるだけでペアリングモードに移行するのが意外と便利。

一般的な完全ワイヤレスイヤホンは、ペアリングをする時ケースをあけて、イヤホンを取り出す必要があります。先にイヤホンを取り出すとスマホを操作する時に手が塞(ふさ)がってどこかに置かなきゃいけず面倒なんですよね。

「TaoTronics SoundLiberty 92」ならそういった不便が解消されるので便利でしたね。

SoundLiberty 92
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音質としては、全体的にまろやかで聴きやすい印象でした。特に最近の曲に多い高音域がツンとくるような感じはなく、中音域と足並みをそろえるようにフラットな音を届けてくれます。

なお、イヤホンには13mmのダイナミックドライバーが採用されています。低音域はズンズンしたビートを感じるものの、少し音圧に物足りなさを感じました。

しかし、総合的にみると音質は申し分なし!最初、イヤホンの筐体が光沢感のあるプラスチックのような見た目で・・「チープだなぁ~、音大丈夫かなぁ~」と不安だったんですが、5千円以下の価格に対してこの音質はお値段以上であることは間違いないと思いますね。

SoundLiberty 92

インナーイヤー型を採用しているので、カナル型のように没入感はありません。その一方で、周囲の音が聴こえるメリットがあります。

例えば、音楽を聴きながら歩いていると車が近づいていることに気付かず、ドキッとした経験がありませんか?インナーイヤー型は遮音性が低いので、音楽を聴きながらでも周囲の音が耳に入ってくるメリットがあります。

そのため、交通量の多い道を歩く時だったり、運動や仕事の際に音楽を「ながら聴き」したい時におすすめですよ。

SoundLiberty 92

Bluetooth5.0に加えて、コーデックがAACに対応しています。なので、iPhoneユーザーであれば高音質でかつ、音飛びしにくい接続の安定性を実現しています。

さらに、Airoha社のMCSync技術を採用しているのも大きな特長。一般的なモデルは左右どちらのイヤホンが親機になって、親機からもう片方のイヤホンへ音が伝送される仕様です。

つまり、音楽データが『スマホ→右イヤホン→左イヤホン』の順番でリレー形式で転送されます。ゆえに、音質の低下や音切れのしやすさが問題でした。

しかし、「TaoTronics SoundLiberty 92」なら、MCSync技術によって、親機の概念を無くしてスマホからの音楽データを左右のイヤホンへ同時に伝送されます。これにより安定した接続を可能にするだけでなく、消費電力を抑えることにも繋がるのです。

SoundLiberty 92
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実際に、音が途切れやすい駅構内や電車内で使ってみましたが、音が途切れることはほぼなし。

また、YoutubeやAmazonプライムで動画を見ても、映像と音声に大きなズレは感じませんでした。

機能も十分!便利な片耳モードや防水機能で使い方はあなた次第

SoundLiberty 92
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片耳で音楽再生する時に便利なモノラルモードに対応しています。装着したい方のイヤホンをケースから取り出すだけで、片耳での音楽再生が可能。

片方のイヤホンだけでの活用方法としては・・仕事をしながら音楽を聴きたいけど、もうすぐ注文した商品が届いてインターホンが鳴るから注意しなきゃいけない時に重宝します。

あと、マイクを内蔵しているので、ハンズフリー通話に対応しています。他にも、ビデオ通話で行うリモート会議時にヘッドセットのように使うこともできます。

片耳から両耳のステレオモードで聴きたい時は、もう一方のイヤホンをケースから取り出すだけ。音楽を止めることなく、片耳再生(モノラルモード)~両耳再生(ステレオモード)へスムーズに自動切り替えをしてくれます。

なお、イヤホン本体は、防水規格IPX7に対応しています。屋外でランニングやスポーツをしながら音楽を聴きたい時に急な雨や汗に濡れても耐えられる防水仕様。安心して屋外や水回りで使えますよ。

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音楽の連続再生時間は、イヤホン単体で最大5時間、充電ケースを併用すれば最大30時間も音楽を楽しめます。満充電しておけば、1日フル活用してもバッテリー切れの心配はありませんね。むしろ、数日はケースを充電しなくても良い電池持ちですよ。

ケースの充電には、付属のUSB Type-Cケーブルを繋いで行います。急速充電に対応していて約1時間20分の速さでフルチャージが可能。

ちなみに、充電ケースを利用して自分のスマホに充電することもできますが、こちらはおまけ程度と考えておきましょう。

まとめ

Good Point

  • インナーイヤー型で圧迫感が少なく、疲れにくい
  • 頭を振っても外れにくい(耳の形状で異なる可能性あり)
  • 価格がお手頃、なのに音質が申し分なし
  • ケースのフタを開けるだけで簡単にペアリングができる
  • 片耳再生(モノラルモード)ができるので「ながら聴き」に便利
  • 雨や汗に濡れても壊れないタフさ
  • 充電ケースを1時間20分でフル充電できる早さ
  • ケースが小さいので持ち運びに便利
  • タッチセンサーで音楽の再生停止、音量調整が完結する
  • ハンズフリー通話対応でビデオ会議用にも活用できる

Bad Point

  • インナーイヤー型なので、多少音漏れが気になる
  • 遮音性の低さによって没入感を感じにくい

こんな人におすすめ

  • 5千円以下の手頃な完全ワイヤレスイヤホンかつ、音質を求めたい人
  • 耳穴をピタッと塞(ふさ)ぐカナル型の圧迫感が苦手な人
  • 運動用のサブ機を探している人
  • 完全ワイヤレスイヤホン初心者

ライターから一言

お値段的に手頃なインナーイヤー型を求めていた人におすすめしたい完全ワイヤレスイヤホンです。5,000円でお釣りがくる高コスパでありながら、音質・機能ともに満足できる仕上がり。流石TaoTronicsブランドといったところの高品質です。個人的にはこの値段でこんなに音いいの!?性能高っ!!って驚きでしたね。完全ワイヤレスイヤホンの購入を検討しているビギナーの方へ今回のレビューが役に立つとうれしいです。