
2013年にデンマークで設立されたモバイルアクセサリーメーカーPanzerGlass(パンザグラス)社から販売されている「PanzerGlass Edge-to-Edge 画面保護強化ガラスフィルム for iPhone 12/12 Pro対応モデル・iPhone 12 mini対応モデル・iPhone 12 Pro Max対応モデル・iPhone SE2/8/7/6対応モデル・iPhone 11対応モデル」を入手しました。
PanzerGlass(パンザグラス)のスクリーン保護ガラスは、欧州において1,000万人以上から選ばれるほどの知名度があり、筆者は以前から注目していました。
というのも海外メーカーですが、使っている素材が日本製のAGCガラスなのです。どこか親近感がわいちゃう・・みたいな。
AGCガラスは透明度が高く、iPhoneディスプレイの視認性を損なわない高品質。さらに、500℃で5時間もの間熱することで業界最高レベルの超硬度かつ耐衝撃性能をもたせたとするタフ仕様。
期待が高まります。
今回チョイスしたのはPanzerGlass(パンザグラス)シリースの中でも指すべりが滑らかになるアンチグレア版。スマホで原稿を執筆する機会が多く、スピーディーなスワイプ操作と屋外での光の反射を抑えられることから、アンチグレア版を選んでみました。
さっそくその実用をレビューしていきます。
製品仕様はこちら。
- 製品名:PanzerGlass Edge-to-Edge 画面保護強化ガラスフィルム for iPhone
- JANコード:5711724027208、5711724027192、5711724027215、5711724027000、5711724026980
- 対応機種:iPhone 12/12 Pro用、iPhone 12 mini用、iPhone 12 Pro Max用、iPhone SE2/8/7/6用、iPhone 11用
- PanzerGlass(パンザグラス)社
- 輸入代理店:株式会社ハンズインターナショナル(神奈川県横浜市)
- 性能:アンチグレア
- 素材:日本製AGCガラス
- ガラス厚:0.4mm
- フレームカラー:ブラック
- 抗菌コーティング:適用(ISO22196認証)
- 同梱物:「PanzerGlass 画面保護ガラスフィルム for iPhone」本体、クロス、ホコリ除去シート、クリーナー
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いざ、貼り付け!

さっそくガラスフィルムを貼り付けていきます。今回はiPhone 12 Proに貼り付けていきます。

パッケージの中に貼り付け手順が記載されているので、それ通りに貼り付けていけばOKです。

付属品のアルコールクリーナーで画面をふきふきして綺麗に汚れを取ります。その後、画面に付着した水分を乾いたクリーナーで拭き取ります。
ピカピカになった画面にガラスを貼るんですけど、ここからホコリが入らないように手早くします。

まず、ガラスの『BACK』と書かれたシールの方の台をガラスから剥がします。そして、そのまま画面に貼り付けます。スピーカー穴や四方の位置を合わせながら画面に対して均等にガラスを乗っけていきます。

そして、指で画面中央を軽く押し付けていけば自然にじわぁ~と張り付いていきます。でもって、『FRONT』と書かれたシールをゆっくりガラスが浮かないように剥がせばOK


残った気泡をクリーナーでガラスの外に逃がすようにこすっていくと気泡が抜けていき、完成。


わずかに画面の内側でガラスが留まるような格好になります。iPhone 12 Proの細いベゼルのちょうど真ん中くらいまで覆うカバー率です。

ディスプレイに映像が映し出される領域をしっかりカバーしつつ、ベゼルすべてを覆うフルカバータイプではないので、意外と簡単に貼り付けることができました。

メーカー公称値でガラスの厚みが約0.4mmということですが、それほど段差が気にならずiPhone 12 Proとの一体感があります。
綺麗に貼り付けられたんじゃないかなって思います。ん~満足!
手の収まりも良い感じ。フィット感も良く、端末との相性も良し。握ったときにしっかりガラスで画面が守られている感がいいですね。

日頃から常に携帯しているiPhoneだからこそ清潔でありたいですよね。やっぱり今の時期、菌や花粉が気になるし・・。
そんな要望に応えるかのように、「PanzerGlass(パンザグラス)」には抗菌用品の品質検査を手掛ける世界的な専門会社である『Microban』の抗菌コーティング技術が使われています。
抗菌製品技術協議会の基準を満たしたISO22196認証を取得しているので信頼性もバッチリ。
日本製AGCガラスを500℃の熱処理。業界最高レベルの耐衝撃性!

ガラスフィルム「PanzerGlass(パンザグラス)」には、日本製の有名なAGCガラスが使われています。ただ使われているだけでなく、さらにAGCガラスを500℃もの超高温で熱加工することによって、より一層耐久性を強化させているのです。
引っかき傷に強く、鍵やカッターでひっかいても傷が付きにくい仕様になっています。さすがにガリガリしませんでしたが、爪で衝撃を加えてみてもビクともしませんでしたね。
傷つきにくいということで、ポッケにiPhoneとキーリングとか小銭なんかを一緒に入れてしまいがちな筆者としてはうれしいポイント。

仮にヒビが入ったり、割れてしまった場合でも飛散防止加工が施されているというから安心。ガラスフィルムが割れて手を負傷しないよう配慮された設計なのもうれしいですよね。
サラッサラな指すべり!快適なスワイプ操作が可能に

アンチグレアタイプなので、シャラシャラと音がする指すべりを実感できました。
フリック入力やスワイプ操作がスピーディーに行えます。

また、メッセージを打つときのタッチ感度も良く、タップしてすぐさま反応してくれます。
あと、手汗をかいたまま画面を触ると、何も付けていない状態なら摩擦が起きてスワイプしにくいですよね。
でもこのアンチグレアガラスでは、スル~っと画面上を指が滑ってくれてスワイプやフリックもなんのその。手に汗握るアプリゲームにはぴったりですよ。

コントロールセンターや通知ボックスの表示で、画面上から下にスワイプする際、ガラス縁に指が多少ひっかかりを感じるかもしれません。

しかし、操作していれば慣れるし、ガラスと干渉しないようなケースといっしょに付けてあげればガラスと画面の段差が気になることはありませんよ。

アンチグレア特有のメリットとしては、指紋が付きにくいこともあげられます。指紋でガラスが汚くなり、見た目に嫌悪感を覚えることもないでしょう。
屋内照明の反射を防ぎつつ、視認性を補完するバランス

アンチグレアといえば、蛍光灯や太陽光が反射して見えづらいことを防ぐ効果があります。

屋内のLEDライトを当ててみました。画面に映る光の反射がボヤッとして、何も付けていない状態とは比較にならないくらいピカピカ反射するのを抑えてくれます。
その一方で・・
反射防止や指すべりがスムーズになるアンチグレアガラスですが、弱点もあります。それはガラス表面に上から特殊な加工が施されることによって濁ってみえてしまうこと。
それが嫌でアンチグレアタイプを断念している人も少なくないハズ。そこに関しては、このガラスフィルム「PanzerGlass(パンザグラス)」も例外ではありません。

どうしても多少は白っぽくなってしまい、iPhone 12 Proの色彩表現豊かな有機ELパネルが損なわれてしまいます。
指すべりを取るか、画面の鮮明さを取るか。人それぞれの用途に合わせて慎重に検討してからアンチグレアタイプにするか、クリアタイプにするか選んでくださいね。

とは言ってもアンチグレアだからって視認性が悪いという訳ではありません。メモ帳に入力した文字もくっきり見えるし、斜めから見てもちゃんと視認できます。高精細でハイクオリティな動画や映画を楽しみたいってことでなければ日常で困ることはまぁーないですよ。

フロントカメラもガラスで覆われていますが、この部分だけはアンチグレア加工になっていません。故に自撮りしたときに濁った映像が映し出されるって心配はありませんよ。
ライターから一言
使いやすいアンチグレアタイプのガラスフィルムでした。フリック入力を多様する人ならメリットがあるはず。iPhoneのディスプレイを傷から守りつつも操作性を向上させてくれて快適でしたね。
今回紹介した商品はこちら
- iP12mini
- iP12/12 Pro
- iP12ProMax
- iPSE2/8/7
- iP11
2023.03.09 17:37 更新