
美容室やクリニック、商業施設や飲食店などあらゆる建物に入る際におでこや手首で温度測定をしますが、どうしてもお店や施設で働くスタッフさんの手が必要になりますよね。
スタッフさんに万が一のことがあったら・・なんて考える管理者やお店のオーナー、店長さんも少なくないハズ。
そこで紹介したいのが、無人で温度測定ができる「スグッピ 非接触温度計」です。
四角い小さな機械に手を近づけると、表面温度を測定してくれる非接触タイプ。測定結果が37.4℃以上の場合にはランプが点灯してアラーム音で通知してくれます。
測定に異常がなければそのまま施設内に入り、アラームが鳴れば体温計を使って再度測定する。みたいな使い方ができるので、なるべく人を介さず安心して施設内への出入りを管理することができるのです。
高精度な赤外線温度センサーにより、誤差を±0.2℃まで抑えていて正確に測定可能。物の表面温度を測る『物体表面モード』、かざした手のひらの温度を測る『体表面モード』、手をかざした回数を記録する『センサーカウントモード』といった3種類の測定モードを搭載しています。
電力はUSBケーブル経由もしくは、乾電池の2パターンを使い分けられます。近くに電源がとれない場所でも、乾電池で動くので屋外イベントなんかにも役立ちます。
さっそく詳しい機能をみていきましょう。
製品仕様はこちら。
- 製品名:スグッピ 非接触温度計
- 型番:3R-NCT02WT
- JANコード:4549462022381
- メーカー:スリーアールソリューション株式会社(福岡県福岡市)
- 本体サイズ(約):67mm×75mm×37mm
- 本体重量(約):73g(※電池、付属品含まず)
- USB電源ケーブル長(約):95cm
- 測定モード:体表面温度・物体表面温度・センサーカウント
- 測定距離:5cm以内
- 測定精度±0.2℃ ※34~45℃(測定前に動作環境温度に30分置いた状態)
- 測定範囲:0~50℃
- 測定速度:0.5秒
- 測定結果メモリー機能:30データまで記録
- カウント機能:9,999まで記録
- 電源:USB-C→DC5V/500mA、単4形アルカリ乾電池×3個
- 測定可能回数(約):9,000回(※乾電池を使用した場合の参考例)
- 連続動作時間(約):48時間(※乾電池を使用した場合の参考例)
- 使用環境温度:15~35℃
- 三脚ネジ穴規格:1/4インチ
- 同梱物:「スグッピ 非接触温度計」本体、長さ95cmのUSBケーブル

手をかざすだけ!たった0.5秒で測定、すぐさま結果を表示

四角い小型の機械に手のひらをかざすだけで、たった0.5秒で表面温度を計測してくれます。
測定結果は、すぐさまデジタル表示されるシンプルな設計になっています。

おおよそ5cm以内に近づければ測定を開始するので、直接機械に触れる必要がなくて衛生的ですよね。
不特定多数の人が使うものだからこそ、非接触タイプなのがうれしいポイントです。

オフィスのエントランス、美容室や整骨院の受付、公民館の玄関、飲食店のレジ前、商業施設やイベント会場の入り口などなど・・。
人の出入りがある様々な場所やシチュエーションでスタッフの手をわずらわせることなく温度測定するのに役立ちますね。
しかも、わずか0.5秒で結果が出るので人の流れを止めることなくスムーズな入室が可能ですよ。

設置した温度以上を計測した場合にランプが赤く点灯して、アラーム音が「ピーピーピー」と連続して鳴る設計になっています。

なので一例として、測定結果が37.4℃以上だった場合、ランプが点灯してアラーム音が鳴る設定にしておくことも。

一次測定として「スグッピ 非接触温度計」を使い、アラームが鳴った場合にスタッフが駆けつけて接触式体温計で二次測定という使い方ができます。
そうすれば、建物のスタッフや会社の社員、お店の店員・販売員が人と接触する機会を減らせます。

測定結果については、最大で30回分まで記録してくれます。ちょっと前に測った人の温度を確認したいってときに便利ですね。
誤差±0.2℃の高精度!さらに3種類の測定モードを搭載

高性能な赤外線センサーを搭載していて、測定誤差をプラスマイナス0.2℃に抑えています。
ちなみにメーカー公称によると、他社製サーモグラフィーカメラのおおくが制度プラスマイナス0.5℃なんだとか。それに比べれば「スグッピ 非接触温度計」がどれだけ正確に測定できるかが分かりますよね。
ただし、外気温に影響される場合があるので注意が必要です。なるべく正確に測定するために、日光が当たる場所へ設置しないようにしてくださいね。

測定モードには、『物体表面モード』『体表面モード』『センサーカウントモード』の3種類が用意されています。
なにかの物の表面温度を測りたいときには『物体表面モード』、手のひらの表面温度に特化した『体表面モード』、さらに手をかざした回数を9999回までカウントしてくれる『センサーカウントモード』となっています。
建物や行事の用途に合わせて工夫次第でたくさんの使い方ができそうですね。
小型で場所を選ばず、コードレス利用もできる

スペースがとれない狭い場所だったり、ちょっとしたテーブルの空きスペースにも比較的設置しやすい小型タイプ。
寸法は、横幅約6.7cm・奥行き約7.5cm・高さ約3.7cmの片手サイズ。
上の写真のようにアルコールスプレーの隣においておくと、初めて見る人も察しやすいと思いますね。「手指の消毒→温度測定」みたいに流れるように行なえます。

本体の重さは一般的なパソコンのマウスより軽い約73gほど。場所を変えて使うには持ち運びやすい軽量設計です。
その他、軽量なので壁に取り付けたり三脚に設置することも可能。駆動には付属のUSB充電ケーブルを使うか、乾電池を入れて使うかの2通りに対応しています。

場所を動かさずに常設しておく場合にはUSBケーブル経由にしておくことがおすすめ。長さ約1メートル弱のケーブルなので、電源からある程度の距離が離れていても電力供給が可能です。
ただし、ケーブルをさすUSB充電器を別途用意する必要があるので留意しておきましょう。また、状況によってはコンセントの延長ケーブルが欲しいってこともあるので事前に設置する環境を確認しておいてくださいね。
ケーブル経由なら電池交換の必要がなく、ずっと稼働し続けられるので便利ですよ。

一方、コンセントやUSB充電器などからケーブルが届かない場所に置きたい場合だったり、屋外に持ち出して使いたい場合には乾電池駆動が便利です。
別途準備する必要がありますが、単4アルカリ乾電池を3本を使用します。
充電式にしても良かったのでは・・?とも思いましたが、もし電池が切れてもコンビニ等で手軽に手に入るので意外に便利だったりします。
ライターから一言
タッチレスとかキャッシュレスみたいになにかと「レス」になっていく昨今。人との接触にも「レス」化が進んでいるのかなって思いました。それはそれで、あらゆるリスクを回避する術になってくるんでしょうね。
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2023.03.09 17:11 更新