
EDM界隈では世界的に有名なDJであり、サウンドプロデューサーでもあるスティーヴ・アオキ氏が全面監修しているオーディオブランド『SVN Sound』はご存知ですか?
ブランドは初めて聞いたって人でもスティーヴ・アオキの名前を一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。過去には、リンキン・パークだったりBTSの楽曲制作とか、フューチャリングをした曲を出しています。
そんなDJスティーヴ・アオキが携わる『SVN Sound』ブランドのラインアップの一つで完全ワイヤレスイヤホン「SVN Sound by Steve Aoki 完全ワイヤレスイヤホン Neon200」があるんですけど、今回ご縁があって入手したのでレビューをお届けします。
イヤホンがグラデーションに光ってなかなか派手な外観だったり、音楽を聴いていると飛び跳ねたくなるような音色などなど・・なかなかに見どころがあったので、じっくりチェックしていきます。

製品仕様はこちら。
- 製品名:SVN Sound by Steve Aoki 完全ワイヤレスイヤホン Neon200
- JANコード:4573120420127
- ブランド:SVN Sound
- 販売元:株式会社インフィニタス・バリュー(神奈川県川崎市)
- 種別:完全ワイヤレスイヤホン
- イヤホン形状:カナル型
- コントロール:タッチパネル
- Bluetoothバージョン:5.0
- プロファイル:HFP1.7 HSP1.2 A2DP1.3 AVRCP1.6
- ワイヤレス通信距離:最大15メートル
- バッテリー:イヤホン50mAh、ケース2500mAh
- バッテリー種別:リチウムイオン
- インピーダンス:32Ω
- 再生周波数帯域:20-20KHz
- チップセット:PAU1603
- 再生時間:約5.5時間
- 通話用ノイズキャンセリング機能:対応
- 防水等級:IPX5
- 同梱物:イヤホン本体、充電ケース、イヤーピース4サイズ、micro USBケーブル、説明書(日本語版あり)
こうでなくちゃ!ひときわ目立つ派手な外観

EDM界隈で知らない人はいないであろう大御所DJスティーヴ・アオキが全面監修しているだけあって、見た目のインパクトがあります。

イヤホン筐体はハウジング部分がカラフルにグラデーションしながら光ります。装着中にずっと光っているので、ひときわ目を引きます。
やっぱりこれくらいパリピ感のある派手さがないとね~、いい意味で。目立ってなんぼ的なのは嫌いじゃないですね。

充電ケースはちょっぴり大きめ。持ったときに結構な重量があります。なんせ2500mAhのバッテリーを積んでいるみたいで、そりゃ~重いはずです。光ったりするから消耗が激しく、これだけバッテリー積んでいないと厳しかったんでしょうね。

まぁ重さが気になる一方、ケースには電池残量が「98%」みたいに、1%単位でデジタル表示してくれます。これは分かりやすくて助かりますね。

再生できる時間は、イヤホン単体で最大約5.5時間。

ケースの充電にはmicro USBポートから付属ケーブルを使用します。そうmicro USBです・・。ここは近年主流になっているUCB-Cポートだったら良かったんですけどね。。

イヤホン本体はIPX5の防水性能があるので、ジムやスポーツで汗を流したりする際にも安心して使えますよ。
途切れず遅延のすくない安定したワイヤレス接続

Bluetooth規格は5.0に対応していて、途切れにくい印象を受けました。外出中に数回使ってみて、電車移動や街中において音がブツブツ切れることもなかったです。
山手線内回りの品川~高輪ゲートウェイ間で一瞬だけ音飛びがあったものの、ほぼ安定したワイヤレス接続であると言って良いでしょう。
もちろん自宅で使用しているときにも途切れなく快適でした。壁を挟んだ隣の部屋に移動したくらいでは支障ありませんでしたね。

ハウジング部分がタッチセンサーになっていて、タップして操作する形になります。
音楽の再生停止は左右どちらかをワンタップ、曲戻しは左イヤホンをダブルタップ、曲送りは右イヤホンをダブルタップ、音量ダウンは左イヤホンを1秒長押し、音量アップは右イヤホンを1秒長押しします。
また、通話の受けは左右どちらかをワンタップ、応答拒否したいときはダブルタップします。
タッチ感度は良好で触れても反応が鈍いことはなかったです。不意にハウジングに触れてしまって音楽がストップしちゃうアクシデントもありましたが、おおむね操作性は良いでしょう。
低音とボーカルのバランスがとれた聴き応えのある音質

続いて装着して音楽を聞いてみます。
イヤホン筐体と耳が接する面は、緩やかな曲線を帯びた形状になっています。耳にフィットする感じは悪くないですね。

カナル型のイヤーピースが耳穴を的確にとらえて音がストレートに運ばれてきます。

イヤーピースは装着済みのものを含めて4種類入っていました。
傘が浅いものから高さがあるイヤピなど自分の耳穴にフィットするものを選びましょう。

スティーヴ・アオキが監修しているので、てっきり低音がガッツリ響くTHEドンシャリかと思いきや、意外にもそれほど低音に寄せているって訳ではありませんでした。

流行りの低音重視的な音色ではあるものの、ただ単に低音が強いだけじゃなく、EDMのDJならではなのか、低音の聴こえやすさを重視しているイメージ。低音域の音の輪郭をしっかり再現している鳴らし方をしてくれます。
そのおかげで、ボーカルが押しつぶされずにスッキリ耳に入ってきます。エレクトロっぽい楽曲の中で歌っているボーカルをしっかり聴きたいって人にはおすすめしたいですね。音質としては飛び抜けて良いって感じではありませんが、低音とボーカルの黄金比をとらえた聴き応えのある音質だと言えます。

内蔵マイクによるハンズフリー通話にも対応しています。が、しかし・・使ってみたんですけど、相手の声は良く聞こえるんですけど、イヤホン装着者の声が遠くに聴こえてしまうようです。

iPhoneの電話やLine電話、はたまたパソコンでのWEB会議にも試してみましたが・・やはり僕の声が遠かったようです。故に、通話向きには選ばないほうが懸命でしょうね。ちょっぴり残念。。
動画レビューはこちら
ライターから一言
スティーヴ・アオキ氏が好きなファンはもちろん、外観のパリピ感だったり、EDMを聴き込みたい音楽鑑賞用イヤホンとしてはアリなのかなって思います。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:04 更新