
半導体の素材にGan(窒化ガリウム)を用いたAnker GaN II搭載の人気充電器シリーズ「Anker Nano II」より、シリーズ史上もっとも小型な30W出力対応モデル「Anker 711 Charger(Nano II 30W)」が販売開始しました。
記事執筆時点の価格は2,990円(税込)です。
一般的に高出力化すると、それだけ熱を帯びてしまうので大きくなりがちなのが充電器。しかし、アンカー独自のAnker GaN II搭載によって、温度上昇を抑え、部品自体も小型化。
そのおかげで指先にちょこんと乗るくらいの超コンパクトに仕上がっていますよ。サイズは、コンセントプラグを含めない状態で約32mm×28mm×27mmほど。
前作「Anker Nano II 30W」よりも約30%も小型化に成功しています。前作でも十分小さかったのに、さらにコンパクト・・どこまで小さくなるの。。。笑
ポートにはUSB-Cが付いていて、PD対応によりスマホやタブレットだけでなく、MacBookAirなどのノートPC充電にも使えちゃいます。
これ一つ持ち歩けば、小型の電子機器を網羅できるほどパワフル。機器ごとに充電器を携帯している人からすれば、「Anker 711 Charger(Nano II 30W)」1つでまかなえてしまうので荷物が減るメリットも。
さっそく詳しい性能をチェックしていきます。
今回紹介する商品はこちら
製品仕様はこちら。
- 製品名:Anker 711 Charger(Nano II 30W)
- JAN:4571411198496、4571411198502
- 型番:A2146N11、A2146N21
- 販売元:アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区)
- 寸法(約):32mm×28mm×27mm※プラグ含まず
- 重量(約):34g
- 搭載ポート:USB-Cポート
- 入力:100-240V~1A 50-60Hz
- 出力:5.0V=3.0A、9.0V=3.0A、15.0V=2.0A、20.0V=1.5A ※最大30W
- PPS出力:3.3-11.0V=3.0A、3.3-16.0V=2.0A ※最大30W
- プラグ:搭載 ※折りたたみ式プラグではありません。
- 国際規格:IEC 62368-1準拠
- 対応デバイス: スマートフォン→iPhoneSE3/SE2、iPhone13シリーズ、iPhone12シリーズ、iPhoneXS/Xシリーズ、iPhone8シリーズ、Galaxy S21・S20・S10・S9・S8・Note20・Note 10・Note 9・Note 8・Note 7、Pixel 6・5・4・4 XL・3・3XL等々 タブレット→iPad(第8世代)、iPad Air(第5世代)、iPad Pro(12.9インチ 第5世代)、iPad Pro(11インチ 第3世代)、iPad mini(第5世代)等々 ノートPC→MacBook Air(M1 2020)、MacBook Air(Retinaディスプレイ 13インチ 2020)等々 その他→Apple Watch、ワイヤレスイヤホン、小型ガジェット等々
PD対応とPPS規格の30W出力

USB-Cポートは、USB PD対応とPPS規格に対応している30W出力です。メーカー調べによると、電池残量0%のiPhone13を30分間充電した場合に5W出力の充電器よりも最大3倍速くチャージできるそうですよ。
充電を忘れていたー!なんて時に、iPhoneをいち早くフルスピードで充電できるのは忙しい出勤前の朝に助かりますね。

また、iPhone以外にもGalaxy S21みたいにProgrammable Power Supply(PPS)規格のスマートフォンにも急速充電できるので、Androidユーザにもメリットがありますよ。
PDと互換性のあるPowerIQ 3.0(Gen 2)を搭載していることで、スマホの他にもiPadなどのタブレットにもフルスピード充電可能。

さらに、MacBook Airのように30W出力で充電できるノートPCにも作業しながら給電することができる汎用性もアリ。
「Anker 711 Charger(Nano II 30W)」一つ持っていれば、普段持ち歩くことの多い電子機器が網羅できるのがメリットですよ。
500円玉サイズですっごく小さい。前作からさらに約30%小型化しちゃった

コロンとした四角形の小さな充電器。全作「Anker Nano II 30W」でも十分小さくて持ち歩きやすいサイズでしたが、今作「Anker 711 Charger(Nano II 30W)」はさらに約30%小型化しちゃってます。
コンセントプラグを含まない本体の寸法は、3.2センチ×2.8センチ×2.7センチの小さなサイコロ形状。
ただし、プラグが折りたたみ式じゃないのが・・残念!!
このサイズ感でプラグを折りたたんで持ち歩けたら完璧だったのに。。欲張りすぎ?笑

でもでも、スマホもタブレットもフルスピードで急速充電できる30W出力にもかかわらず、これだけコンパクトサイズなら文句はないですけどね。

今まで、スマホ用の充電器・タブレット用の充電器・パソコン用の充電器・・・みたいに3つ持ち歩いている人がいたとすれば、一つの充電器に集約できて荷物を減らせます。
これすごーくメリットですよね。カバンの中が充電器で溢れかえっている人にはうれしいポイントですよ。
もちろん、30W出力までで充電できる機器に限りますので、購入前にお手持ちのガジェット類をチェックしておくことをオススメします。
でも温度上昇大丈夫?って心配になりませんか。一般的に充電器は小さくすればするほど、内部に熱がこもってしまいます。安全性を考慮すると従来の仕組みでは難しいんです。


「Anker 711 Charger(Nano II 30W)」が小型化に成功したのには理由があるんです。
ひとつには、充電器に搭載される半導体の素材を従来のシリコンから窒化ガリウム(GaN)にしたこと。ふたつには、パーツの設計や配置などを見直して改良が加えられていること。
電気を送る際、ノイズが発生して過度な発熱を起こさないように工夫しているんですよ。だからこれだけのコンパクトな充電器にすることができたんです。
しっかり国際的な規格『IEC 62368-1』の基準を満たしていますので安心して使えます。
ライターから一言
私が普段持ち歩く、スマホ・ノートPC・ワイヤレスイヤホンをこれ一つで充電できるっていうことで、小さく持ち物をまとめたい人にはオススメですよ。
今回紹介した商品はこちら
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2023.03.09 16:17 更新