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静寂をもたらすノイキャン。「SOUNDPEATS Mini Pro」はやっぱりハイコスパだった

SOUNDPEATS Mini Pro

ノイズキャンセリング機能を搭載した小型ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Mini Pro」の実機が手に入ったのでレビューしていきます。

1週間ほど自宅や外出の際にガッツリ使ってみました。結論、ノイキャンの効きスゴ!って。

ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング(ANC)が実装されていて、メーカー公称値でマイナス35デシベルもの消音を実現。

あくまでも7千円台という価格を考慮した場合に消音効果を評価するならば、トップレベルに高いでしょう。

静かな環境を手に入れて音楽を楽しみたい、パソコン仕事に集中したい、動画視聴を堪能したいって人に向いていますね。

音質よりもノイズキャンセリング機能の性能を重視するユーザにおすすめしたいイヤホンですよ。

使って分かったメリデメや装着感、使い心地を含めて徹底レビューをお届けします。

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Bluetoothイヤホン  完全ワイヤレスイヤホン  ノイズキャンセリングイヤホン  防水・防滴イヤホン  骨伝導イヤホン  セール・特価イヤホン 

  • 製品名:SOUNDPEATS Mini Pro
  • JANコード:6941213606174、6941213607201
  • カラー:ブラック、ホワイト
  • ブランド:SOUNDPEATS(サウンドピーツ)
  • 代理店:株式会社ヒアアンドシー(神奈川県横浜市)
  • 重量(約):4.97g(片耳)、37.5g(イヤホン&ケース込み)
  • ケースサイズ(約):60mm×24mm×45mm
  • ドライバー口径:10mm
  • コーデック:aptX Adaptive、aptX、AAC、SBC
  • Bluetooth規格:5.2
  • チップ:Qualcomm 3040
  • プロファイル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP
  • アクティブノイズキャンセリング:対応
  • CVCノイズキャンセリング:対応(8.0)
  • 外音取り込み機能:対応
  • バッテリー容量:片耳45mAh、ケース300mAh
  • 再生時間(通常):イヤホン単体約7時間、ケース込み約25時間
  • 再生時間(ANC):イヤホン単体約5時間、ケース込み約21時間
  • 充電所要時間:約2時間
  • ワイヤレス充電:非対応
  • USBポート:USB-C
  • コントロール:タッチセンサー
  • 防水等級:IPX5
  • 同梱物:SOUNDPEATS Mini Pro本体、充電ケース、イヤーチップ3サイズ、USB-Cケーブル、取扱説明書

外観、防水性能、再生時間、Bluetooth接続をチェック

SOUNDPEATS Mini Pro

ケースはサラッとしていて肌触りがめちゃくちゃ良いです。今までのサウンドピーツイヤホンの中で一番好きかも。

見た目がマットで汗でベタつかない、肌なじみの良さが気に入りました。

SOUNDPEATS Mini Pro

サイズは6センチ×2.4センチ×4.5センチと小さく、厚みもそれほどありません。ポケットにもすっぽりです。

SOUNDPEATS Mini Pro

イヤホン本体は、ブランドロゴがでかでかと印字されています。ちょっと主張強すぎじゃないかな。笑

個人的には、シルバーじゃなくて同系色のブラックかグレーでミニマルなデザインだと良かったかなと。

SOUNDPEATS Mini Pro

形はピスタチオが2つくっついて合体したみたいな外観です。あんまり見ない独特の形状ですよね。

SOUNDPEATS Mini Pro

同梱物には、イヤホン本体とケースの他、イヤピが3サイズ、充電ケーブルという構成。

SOUNDPEATS Mini Pro

カラバリは、ブラック以外にホワイトがあり2色展開です。ホワイトは、白に銀でモダンな印象を受けます。

SOUNDPEATS Mini Pro

イヤピも真っ白で統一されてて、耳垢も目立ちにくく使いやすいですね。女性はホワイトが似合うでしょうね。

SOUNDPEATS Mini Pro

防水性能は、IPX5。雨や汗くらいなら何ら支障なく使えます。

SOUNDPEATS Mini Pro

再生時間は、通常モードで単体7時間、ケース併用で25時間。ノイキャンを使いながら再生する場合は、単体5時間、ケース併用21時間です。

ノイキャンメインで使うことになるので、連続5時間は少し物足りないかなと。

充電はケーブル接続で約2時間かかります。ワイヤレス充電に対応していないのは、残念。。。

SOUNDPEATS Mini Pro

Bluetoothはバージョン5.2対応の最新規格。しばらく使ってみて、外出中に音が飛んだり途切れることはなかったです。接続はかなり安定していると感じました。

ストレスがかかりにくい装着感

SOUNDPEATS Mini Pro
メーカー提供画像

カナル型のイヤホン片耳は、4.97gなので重過ぎず軽過ぎず。

SOUNDPEATS Mini Pro

耳に入れた際、見た目よりも装着感が小さく感じます。装着する過程で自分のベストポジションを探すのに多少手間取りました。

SOUNDPEATS Mini Pro
メーカー提供画像

しっかりハマる場所を見つけないと落としやすいので注意が必要かな。ベスポジにハマれば耳から外れにくいと思いますね。

SOUNDPEATS Mini Pro
SOUNDPEATS Mini Pro

イヤーピース先端がまん丸というより、少し楕円形をしているせいか、それほど遮音性が高い感じではないです。

しかし、圧迫感が軽減されていて、耳へのストレスがかかりにくい印象を受けました。

SOUNDPEATS Mini Pro

ボタン操作は、タッチセンサー式になっています。タッチレスポンスが良く、触れても反応しにくいことはありませんでした。

しかし、サラッとしすぎているせいか、ダブルタップの際に指が滑ってしまうことがありました。質感を重視するなら良いですが、操作しやすさを重視するなら、ちょっと立ち止まって考えた方がよいでしょう。

SOUNDPEATS Mini Pro

操作できることは再生・停止・音量調節・電話受け・着信拒否・ノイキャン切り替えなどほぼすべて網羅しています。

お値段以上にノイキャンが高性能!通話品質も良好。

SOUNDPEATS Mini Pro
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メーカー公称のスペックとしては、マイナス35デシベルのノイズカット効果があるという。

がっつり検証してみました。

SOUNDPEATS Mini Pro

ノイズキャンセリング機能の性能としては、自宅でのテレワークで静かな作業環境が手に入ります。

エアコンや扇風機、換気扇や洗濯機の音が高いレベルで消え去ります。特にエアコンと換気扇の空調系の音はグッと小さくなりますね。

屋外では主にロードサウンドの低減に優れています。電車内での車輪の音やバスのエンジン音がかなり低減されて気にならなくなります。

SOUNDPEATS Mini Pro

カフェでも使ってみました。びっくりするくらい静かになります。ちょうどカフェが満席で話し声とかエアコンがガンガン回っている音とか、入り混じってうるさかったんですけど、ノイキャンを使って一掃。

ガヤガヤした雑音がスン!って消えて静寂が訪れます。

一般的に低価格ノイキャンイヤホンでは音声の消音は低めですが、このサウンドピーツミニプロはかなり頑張っている方だと言えます。聞こえていた話し声が12歩くらい遠ざかったように遠くで聞こえるような感じに消音してくれましたね。

ノイズキャンセリング機能の使い所は音楽視聴やPC作業だけでなく、動画にも向いていました。

というのも、動画視聴時、演者の音声が環境音に邪魔されている状況で、何言ってるか聞き取りづらいことってあるじゃないですか。そんな状況でノイキャンをONにすれば一気に音声がクリアになります。YouTube動画を常にラジオ感覚で聞いている人にメリットだと思いますね。

SOUNDPEATS Mini Pro
写真 左:SOUNDPEATS Mini Pro 右:SOUNDPEATS Air3 Pro

たびたび僕がベストバイって紹介する同じ7千円台の「SOUNDPEATS Air3 Pro」の消音効果がレベル10とするとレベル11くらいあるかも。

価格以上に高性能だと言って良いでしょうね。このレベルの消音効果が7千円で手に入るならコスパ激高です。まじで。

SOUNDPEATS Mini Pro

外音取り込み機能は、良く言えばナチュラル、悪く言えば集音性能がイマイチ。がっつり周りの音を吸収して耳へ流すというより、環境音の音量がふんわり大きくなるイメージ。

イヤホン装着中に会話ができるレベルではありますが、電車の車内アナウンスがバッチリ聞き取れるってほどではありませんね。それほど期待しないほうが良いでしょう。

SOUNDPEATS Mini Pro

続いて通話品質。

こちらは結構良くて、明瞭な聞こえ方をします。

反対にイヤホン装着者側の音声もクリアに伝わります。CVC 8.0ノイズリダクション機能に対応しているせいか、駅前で電話がかかってきたときに周りがうるさくても聞きかえされることなく通話できました。

「SOUNDPEATS Mini Pro」を付けた人との通話を聞いてみましたが、やはり明瞭でしたね。

SOUNDPEATS Mini Pro

Web会議に関しても、職場でまわりのスタッフの歩く音や社内のざわざわ感があっても音声のみがくり抜かれて会議相手に届くような印象を受けました。

元気よく低音を聴かせてくれる良音質

SOUNDPEATS Mini Pro

いよいよ7千円台の音質をチェックしていきます。

SOUNDPEATS Mini Pro
メーカー提供画像
SOUNDPEATS Mini Pro
メーカー提供画像

10mm口径のドライバーを積んでいて、対応コーデックにはSBC・AAC・aptXに加えてaptX Adaptiveにも対応しています。1万円以下のコスパながらやりますね。

aptX Adaptive対応するAndroidスマホを使用しているユーザには大きなメリットになるでしょう。

SOUNDPEATS Mini Pro

僕はiPhoneユーザなので、iPhoneでのレビューになることをご容赦ください。

で、音質は価格を考えれば十分過ぎるクオリティです。

低音は強すぎず重たすぎない音色です。かといってキック感が弱い訳ではないので、バスやドラムなどは前に出てきてほどよくパワフルな音圧に調整されています。

低音は効いていて欲しいけど、脳が疲れてくるほどの低音圧が苦手な人には向いています。

多少、中高音にかけて輪郭がボヤケているので、正直分離感に欠けます。しかし、ノイキャン搭載の7千円イヤホンだと思えば許容できるかなと。

丁寧にボーカルの歌声を聴き込みたいって人ならおすすめしませんが、EDMを元気よく聴きたいならおすすめできる良音質ですね。

SOUNDPEATS Mini Pro
写真 左:SOUNDPEATS Mini Pro 右:SOUNDPEATS Air3 Pro

ただ・・、音質とノイキャン性能のバランスで考えるなら、わずかに値段が安い「SOUNDPEATS Air3 Pro」がおすすめ。ノイキャンの性能はそれほど変わらず、音質がワンランク上なので。

ステムの長いうどん型形状が嫌でなければ、正直「SOUNDPEATS Mini Pro」よりも「SOUNDPEATS Air3 Pro」を推しますね。

SOUNDPEATS Mini Pro

ノイキャンの性能だけで選ぶなら、「SOUNDPEATS Mini Pro」が良いかなと。

動画レビューはこちら

ライターから一言

ノイズキャンセリングの性能の高さに驚きました。今の時代、ノイキャン迷子の方も多いでしょう。ハイエンドイヤホンならハズレは少ないですが、ロープライスのノイキャンイヤホンだとお飾り的なノイキャン機能もまだまだ多いです。1万円を下回る低価格帯で、しっかり効果を実感できる高性能な消音効果を求めるならおすすめしたいイヤホンでした。