
中国発のゲーミングスマホなどを手掛けるメーカー「Black Shark(ブラックシャーク)」から販売されているフルワイヤレスイヤホン「Black Shark JoyBuds Pro」を紹介します。
eスポーツ界隈では有名な中国メーカーで、大会公式のスマホデバイスとして使用されるのでご存知の方も多いでしょう。
そんなゲーム好きには知名度のあるメーカーから登場したのが今回のイヤホン。
アンダー1万円以下ながら、今や外せない機能として市民権を得ているノイズキャンセリング機能搭載やシチュエーションに合わせた4種類のモード選択を可能にするなどなかなかにハイスペック。
そしてゲームを主軸として製品を生み出すメーカーならではともいうべき低遅延設計も見逃せません。ゲームプレイ時の遅延を85msまでに抑え、音と映像のズレを縮めて快適性を高めています。
詳細は機能をまとめてみましたので、最後までご覧ください。
今回紹介する商品はこちら
製品仕様はこちら。
- 製品名:Black Shark JoyBuds Pro
- JANコード:6971409209773、6971409209766
- カラー:ブラック、ホワイト
- 日本正規代理店:株式会社ビーラボ
- イヤーピース:カナル型
- ドライバー口径:12mm
- Bluetooth:5.2規格
- コーデック:SBC、AAC、aptx Adaptive
- アクティブノイズキャンセリング:対応
- モード:ディープモード、バランスモード、ライトモード、風耐性モード、アダプティブモード
- 最長再生時間:イヤホン単体→通常モード10時間・ANCモード5.5時間、ケース併用(通常モード)30時間
- 急速充電:対応(15分間の充電で焼く3時間再生)
- 通話用ノイズリダクション:CVC8.0デュアルマイクコールノイズリダクション対応
- アプリ:対応
- 着脱自動検知機能:対応
- イヤホン操作:タッチセンサー
- 防水等級:IPX4

イヤホンの基本性能をチェック

イヤホン本体は、ステムが長くとられたうどんタイプ。ちょっぴり角張ったデザインをしているあたりがゲームに携わってきた会社らしいメカニカルな印象を受けます。

イヤーピースは楕円形のカナル型を採用。着用感の快適性を追求した形に設計されています。
アプリ側からフィット感のテストが行えるので、自分にフィットするサイズのイヤーピースを選択しましょう。

IPX4の防水性能を持ち、雨に振られても問題ありません。
ケースの電池残量は、LEDインジケーターの光の色で分かるようになっています。
グリーンが満充電、オレンジが半分、レッドが残り少ないって感じです。信号機の色に似ていて、直感的に電池残量を把握しやすいのが便利です。

再生時間は、通常時には最長10時間、アクティブノイズキャンセリング機能を使いながら使用した場合には最長5.5時間です。
通常モードで充電ケースに入れてバッテリー補充をしながら使用すれば、最長30時間もの電池持ちを実装しています。

イヤホン操作は、ハウジング部分を触れてコントロールするタイプのタッチセンサー式。物理ボタンのように押し込んで耳を圧迫する必要がないので、快適な操作が可能です。
電話着信時の応答や着信拒否、音楽視聴の際には再生・停止、曲送り・曲戻し、イヤホンのモード切り替え、ノイズキャンセリング機能の起動、外音取り込み機能の起動などをスマホなしで操作できます。
高性能なノイズキャンセリング

アクティブノイズキャンセリングの消音性能は、メーカー公称によるとマイナス40デシベル。ハイエンドなノイキャンイヤホンにも匹敵するノイズ遮断効果が見込めます。

ノイズキャンセリングには5つの種類が用意されています。
外出中のビル風や海辺、ランニングなど風がイヤホンに当たって風切り音が邪魔してしまうシチュエーションで役立つ「風切り音低減」モード。
アクティブノイズキャンセリング性能をマックスに発揮して強力なノイズ除去を実現する「ディープノイズリダクション」モード。
「ディープノイズリダクション」モードよりも耳にあたえる圧迫感を軽減しつつ、ノイズカットができる中間くらいの性能を発揮する「バランスノイズリダクション」モード。
消音効果は控えめですが、静かめな環境でそれほどノイズ打ち消し機能を使わなくても良い環境で電池消耗を抑えながら長時間利用できる「マイルドノイズリダクション」モード。
自動的に環境に合わせてノイズキャンセリングモードを変更してくれる「アダプティブ」モード。
以上の5つのモードからその場に合わせて最適な選択が可能ですよ。

さらに通話時に音声をクリアに伝えてくれるCVC8.0デュアルマイクコールノイズリダクション機能にも対応しています。
昨今のオンライン会議でも通話品質を求める声が多い中、通話品質にも抜かりがありませんね。
ゲームモードで低遅延

音楽モードとゲームモードの2種類があります。通常の音楽視聴時には音楽モードを使用し、アプリゲームをする際にはゲームモードに切り替えて使用します。
音楽モードは音重視に対して、ゲームモードは低遅延重視です。

ゲームモード使用時には、5G通信環境下で85msまで遅延を抑えることが可能。スマホ画面に映る映像とイヤホンから聞こえてくる音のズレを限りなく縮めてくれるおかげで、ストレスなくゲームが遊べます。
ただし、有線イヤホン並に遅延がなくなる訳ではありませんので、音ズレにシビアなゲームには留意が必要でしょう。
1万円以下ながら高音質

ドライバーには12mm口径の大型を積んでいて、コーデックにはSBCとAACに加えてaptx Adaptiveに対応しています。
1万円以下とはいえ、ロック・ポップ・クラシックなど幅広い音楽ジャンルを価格以上の満足度で再生してくれる定評があります。

実際に実機を視聴してみましたが、音楽モードに切り替えれば、低域から中域、高音域までくっきりとした解像感を体感できました。
イコライザーの変更も可能なので、音楽ジャンルに合わせて最適な調節もできるようになっています。
ライターから一言
スマホでゲームをする人、コスパの良い1万円以下で満足できる完全ワイヤレスイヤホンを探している人に向いているモデルですね。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:12 更新