クラファンでかなりの注目を集め、以前から注目していたバックパックがあります。
それが、ベルトが邪魔にならない新発想のバックパック「SchuBELT(シューベルト)」。
バックパックになくてはならない肩に掛けるベルト。しかし、使わないときだったり持ち方を変えたときに邪魔になってしまうもの。
この当然ともいえるベルトがダラんとする問題を解決したのが「SchuBELT(シューベルト)」。
一見するとよくあるシンプルでおしゃれなバックパック。
しかし、背中側に仕込まれたマグネットにベルトが収まる仕様になっていて、背負い終わったときに邪魔になりません。
さらに側面に付いた持ち手が伸びてショルダーバッグに早変わり。使わないときにはベルトがシュ~っとバッグ内に収まり、これまたスマート。
長さもボタンひとつで自在に調節でき、バックパック・ショルダーバック・ハンドバック・ブリーフケース・キャリーオンバッグの5通りの使い方ができる驚きの5Way。
ちなみに、商品名はバックパックにシューッとベルトが吸い込まれていくから「シューベルト」なんだとか。ネーミングセンスも面白いですよね。
今回は開発者である小川コータ氏にうかがったこだわりポイントなどを含めてレビューをお届けします。
その様子もふくめてレビューをお届けします。
製品仕様はこちら。
- 製品名:SchuBELT(シューベルト)
- JANコード:4571587171286、4571587171293
- 色:ブラック、グレー
- メーカー:株式会社エジソンラボ(神奈川県鎌倉市)
- 重量(約):980g
- 外寸(約):縦39cm、横27cm、マチ10cm
- 容量(約):10L
- 書類収納サイズ:A4まで
- PCスリーブ:あり
- タブレットスリーブ:あり
- スタイル:バックパック、ショルダーバッグ、ハンドバッグ、ブリーフケース、キャリーオンバッグ
5通りの持ち方に変形するベルト
バックの外寸は、縦が39cm、横が27cm、厚みが10cmのコンパクトかつスリムなバックパック。
デイリー使いもしくは、旅行や出張のサブバッグとして利用できそうな持ち歩きやすいサイズ感です。
ベルトは分厚く、重さを分散してくれて肩の負担を軽減してくれる感じ。
バックパックとして使い終わったあと、2つのベルトを背中に接する面に収納することができます。
マグネットで吸着するので、煩わしい手間はなし。軽く手をそえてあげるだけでベルトの自重のみでピタッとくっつきます。
電車のつり革上にある荷物置きだったり飲食店での荷物置きなど、バックパックのベルトがダラんとして邪魔な問題を解決してくれます。
さらに、底のボタンを押しながらベルトの長さ調節ができるようになっているので、いちいちバックパックをおろして調節する必要がありません。
また、自立するボックス形状なので、地べたに置く際にも最小限の接触面積で済みますよ。
横に付いた持ち手も実はベルト。
スルスルッとベルトが伸び、肩掛けのショルダーバッグへ変形します。
使い終わったら掃除機のコンセントコードのようにシューッとバック内へ吸い込まれ、無駄なベルト余りはありません。
ベルトに邪魔されたくないツーリング、はたまた自転車のかごにIN、スーツケースの上に乗せて移動・・などなど、あらゆるシーンでベルトレス設計が重宝しますよね。
ちなみに、簡単に片手で着脱できるマグネット式チェストストラップも付いているので、自転車やバイク通勤の方にも人気があるようです。
このベルトも外側に付いたボタンを押すことで長さ調節できる設計。中に入れた荷物の重さによって微調整できるので、快適なポジションにバックをもってこれます。
ベルトの出し入れや持ち手の使い方によって全部で5通りの持ち歩き方が可能。
通常のバックパックやショルダーバッグに加え、シンプルにハンドバッグやブリーフケース、さらにスーツケースに合わせてキャリーオンバッグとして利用できます。
そのときにベストな持ち歩き方に変形して使い分けられる利便性の高さが魅力です。
普段使い用のPCバッグとしてちょうどよいサイズ感
小型&薄型のフォルムからも分かる通り、容量は10Lほどしかありませんので、荷物が多い方には向かないかな。
ただ、荷物が少ない人で13インチのPCとその他ガジェット類が入れば普段使いにこと足りるような場合には最適。
大きすぎず、それでいて物が入らなさ過ぎないっていう、サイズと容量がちょうど良いバランスです。
バックパック内部の構造は大きく分けて2つに分かれています。
背中から近い内側にはMacBook Air13インチが入るノートPCスリーブとタブレットスリーブが付いています。
クッション素材で衝撃からPCを守ってくれます。
どちらも独立しているので、デバイス同士が擦れてしまう心配はありませんね。
他にもA4サイズの書類なら入れることができますよ。
反対側の面には小分けポケットやメッシュポケットが付いています。
そして背中から遠い外側のメイン収納スペースは開けているので、着替えやタオル・水筒やモバイルバッテリー・充電器といったかさばりがちな物を収納するのに役立ちます。
内側と外側の収納スペースを区切るような中央の間仕切りには、ポケットが数カ所付いています。
充電ケーブルやリップクリーム、お財布やイヤホンなどの小物を整理して収納できます。
上部には水筒入れがあり、防水素材になっていて水滴が他の荷物を濡らさないよう工夫されています。
さらに側面下部には、隠しポケット的なスマホ収納スペースが用意されています。
頻繁に取り出すスマホを入れておけば、バックパックを背負ったままでも後ろに手を回して出し入れできちゃいます。ファスナー付きで中身が出ないので安心ですよ。
動画レビューはこちら
ライターから一言
随所に工夫が凝らされたベルトが消えてしまうようなギミックが実用性の高いバックでした。できるだけ小さくノートPCを持ち歩きたい、持ち方を変えて便利に携帯したい、そんな人におすすめしたいですね。
2023.03.09 16:34 更新