
Ankerから第3弾の完全ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty Lite」が登場しました!
圧倒的なハイコスパを実現してきたAnkerのイヤホンですが、今作はさらに抜きん出ています。
一切のコードを排除した完全ワイヤレスタイプ、途切れづらい安定した通信、グラフェン採用6mmダイナミックドライバーを採用したパワフルな音質、生活防水仕様、マイク内蔵でハンズフリー通話可能、最大3.5時間の連続音楽再生、充電ケース併用で最大12時間使用可能、ケースから取り出すだけでiPhoneと自動ペアリングなどなど・・多機能。
まさに隙なし!
そして何より6,000円台という魅力的な価格!
(※執筆時点での価格です)
※【最新】Anker Soundcore Liberty Air 2 Proレビュー記事はこちら

前作からスペックを落とし、価格を下げて買いやすくなった今作。
老若男女問わず、幅広い人に優しい使い勝手も魅力です。

今回は、筆者のiPhoneで使ってみたので、音質や使い勝手など実際に使ってみないと分からない点をふまえてレビューをお届けします。
結論から言うと、完全ワイヤレスイヤホンを使ったことがなくて、最近流行り始めてるから使ってみたいなぁ~なんていう初心者さんには超おすすめです!それではいきましょう!
[目次]
仕様はざっとこんな感じ。
- 製品名:Soundcore Liberty Lite(サウンドコアリバティライト)
- 型番:A3901011
- メーカー:Anker(アンカー)
- ブランド:Soundcore(サウンドコア)
- 重量:約51g(充電ケース含む)
- 音楽再生時間:最大3.5時間(充電ケース併用で最大12時間)
- ドライバー:グラフェン採用6mmダイナミックドライバー
- 周波数応答:20Hz-20KHz
- Bluetooth:Bluetooth5.0
- ハンズフリー通話:対応
- 防水規格:IPX5(生活防水)
片手に収まるほどコンパクトで持ち運びが便利

手で握ると見えなくなってしまうほどコンパクトな充電ケースに入った「Anker Soundcore Liberty Lite」。握り寿司とほぼ同じくらいのサイズ感です。

同梱物は、「Anker Soundcore Liberty Lite」本体、専用充電ケース、micro-USBケーブル、イヤーチップ(4サイズ)、イヤーウイング(4サイズ)、説明書。

イヤホン本体は、軽量かつコンパクトなボディ。左右のイヤホンがコードでまったく繋がっていないので、満員電車でコードがひっかかるなんてこともありませんね。

充電ケースはバッテリーが内蔵され、イヤホン本体を入れて充電します。バッテリー容量はケース側面のインジケーターから目で見て分かるようになっています。

充電ケース自体への充電は、付属のmicro-USBケーブルをケースに接続して行います。

充電ケース自体が小さいので、ポケットやカバンに入れても邪魔になりずらくて便利でした。
音質、装着感、遅延・・トータルバランスのとれた優等生

音質は、ドライバーに硬いグラフェン素材を採用しているせいか、音にハリがあってくっきりとした輪郭の音を耳に届けてくれるような印象です。
以前のLibertyモデルと比較すると、低音のゴリ押し感は無くなり、程よい低音圧にスッキリとした耳障りの音が組み合わさり、ちょうど良い聴き心地になったイメージ。
ただ、言い換えるとそれだけ音圧が落ちたので、既存モデルと比較して軽く聴こえるかもしれません。好みにもよりますが、筆者は「Anker Soundcore Liberty Lite」の方が長時間の聴き疲れも抑えられて好みですね。

筆者個人的な感想にはなりますが、付け心地は以前のLibertyモデルより明らかに向上していると感じます。以前のモデルは耳へのフィット感は高く遮音性も素晴らしかったんですが、耳に対しての圧迫感が強く、ちょっと苦手でした。しかし、今回の「Anker Soundcore Liberty Lite」はイヤホン先端のストロークが長くなったせいか、イヤホンのボディと耳が触れる面積が小さくなり、耳への過度な圧迫感が無くなった感じです。だからといって遮音性が無くなった訳ではなく、カナル型(耳栓タイプ)なので高い遮音性を誇っています。
ちなみに、装着の際は、耳に入れて少し後ろに回してあげるとフィット感が上がりました。

イヤーピースはXS、S、M、Lの4サイズ同梱されているので、自分の耳にフィットするよう調整することができます。また、イヤーウイングも4サイズあるのでスポーツやジムで使うときにはより外れにくくなるので重宝しますね。

完全ワイヤレスイヤホンにかかわらず、ワイヤレス(Bluetooth)イヤホン全般に言えることが音と映像の遅延(ズレ)。動画をみていて腹話術みたいにズレて聴こえるやつです。
iPhone XでYouTubeアプリを使って動画を視聴してみました。
筆者は数々の完全ワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、その中でも上位に入るほど遅延(ズレ)が最小限に抑えられている印象をうけました。もちろん遅延がゼロではありませんが、よほど神経質でなければ全然イケるな、という感想です。
長時間再生、安定したワイヤレス接続、耐水性能。外出をしっかりサポート

イヤホン本体がフル充電の場合、約3.5時間の連続再生が可能です。充電ケースを併用することで最大12時間の音楽再生することができます。

電波の飛び交う満員電車や駅構内で毎日のように使ってみましたが、音楽が途切れることがほぼ無く、安定した通信を実現していました。

「Anker Soundcore Liberty Lite」は防水規格IPX5の生活防滴仕様なので、雨や汗程度なら問題なく使うことができます。突然の雨や夏場の汗、スポーツでの使用などに便利ですね。
自動ペアリング、ハンズフリー通話が日常の使いで便利!

「Anker Soundcore Liberty Lite」は一度接続した機器を記憶する超便利な機能を搭載しています。

iPhoneと一度接続すれば、イヤホンを充電ケースから取り出して左右のイヤホンのボタンを押すだけでiPhoneと自動で接続してくれるのです。
※ただし他のイヤホンとBluetooth接続をした場合は解除されるのでご注意を。

イヤホン本体にはマイクが内蔵されているので、音楽再生中に電話がかかってきた時など、iPhoneを取り出すことなく、ハンズフリー通話ができますよ。

毎日使うイヤホンだからこそ、便利な使い勝手がありがたいのです。特に自動ペアリングは朝の忙しい出勤時、ケースから取り出してイヤホンのボタンを押すだけで接続するので、マジで便利でした。
まとめ
Good Point
- 充電ケースが片手に収まるほどコンパクトで持ち運びに便利
- 左右イヤホン間がコードに繋がっていないので、動きが邪魔されずにストレスフリー
- 低音が強めでありながらスッキリとしたメリハリのある音質
- 個人差はありますが、圧迫感のない装着感で長時間の音楽視聴でも耳が疲れにくい
- 充電ケースを併用することで最大12時間、音楽を楽しむことができる
- ワイヤレス(Bluetooth)接続のわりには、動画視聴の際に音楽と映像の遅延が少ない
- 電波の混み合う満員電車などでも音途切れが少ない安定した通信
- 雨や汗程度なら問題なく使える防水規格IPX5に準拠しているので安心
- 一度iPhoneと接続すれば、充電ケースからイヤホンを取り出してイヤホンのボタンを押すだけで自動接続されるので便利
Bad Point
- イヤホン側で音量調整ができないので、接続されているiPhoneを取り出して操作する必要がある
こんな人におすすめ
- 通勤通学の際に、iPhoneで音楽を楽しみたい人
- コードに邪魔されることなくスマホで音楽を楽しみたい人
- 日常生活で便利にワイヤレス(Bluetooth)イヤホンを使いたい人
ライターから一言
AnkerのオーディオブランドSoundcoreの完全ワイヤレスイヤホンということで、性能と価格のコストパフォーマンスが納得の仕上がりでした。完全ワイヤレスイヤホンに挑戦してみたいけど失敗したくないという初心者にはおすすめの逸品ですよ。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:12 更新