先日アンカーから新しく発売されたばかりのフルワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty Neo 2」を手に入れました。
アンカー製の完全ワイヤレスイヤホンの中でも、このLiberty Neoシリーズは『手頃な価格』と『コンパクトケース』によって、普段使いしやすいエントリー機として人気があります。
新作「Liberty Neo 2」も価格が5,990円(税込)ということで、完全ワイヤレスイヤホンとしては6千円を下回る低価格帯。さらに、シャウエッセンを二周り大きくしたくらいの小型ケースで持ち運びやすさ抜群です。
そして同シリーズでは初めてアプリに対応したことで、他のハイスペAnkerイヤホンと同様に『Soundcoreアプリ』からイコライザー変更が可能になりました。また、充電ケースがワイヤレス充電に対応したことでより一層利便性の向上が図られています。
持ち前の電池持ちも健在。イヤホンのみで連続10時間、ケースに入れて充電することで最大40時間まで音楽再生ができます。
防水性能は、完全防水クラスのIPX7に相当するので雨や汗にめっぽう強いスペックをもっています。しかも、耳から外れにくいようにイヤーピースに加えてイヤーウイングが付属。ウォーキングやランニングにもおすすめしたいですね。
実際使ってみて、コスパの高さに驚かされましたね。さっそくレビューをお届けしましょう。
こんな人におすすめ
- 6千円以下、防水性が高い、イコライザー調整できる、小型で持ち運びやすい、コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンを探している方
Anker Soundcore Liberty Neo 2の製品仕様・スペック
- 製品名:Anker Soundcore Liberty Neo 2
- 型番:A3926511
- JANコード:4571411195044
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区)
- 種別:フルワイヤレスイヤホン
- 重量:片耳約6g、イヤホン&ケース合わせて約59g
- ボタン操作:物理ボタン
- ドライバー:8mm(複合ダイヤフラム採用の3層構造)
- コーデック:SBC、AAC
- Bluetoothバージョン:5.2
- プロファイル:AVRCP、A2DP、HFP
- 再生時間:イヤホン単体利用→最大10時間、ケース併用→最大40時間
- ポート:UCB-Cポート
- 入力:5V = 0.7A
- ワイヤレス充電:対応(ケースのみ)
- 満充電所要時間:約2時間
- 急速充電:約10分間の充電で約2時間の音楽再生(ケーブル充電時のみ)
- 防水規格:IPX7
- 片耳再生:対応(モノラルモード)
- ノイズキャンセリング機能:非対応
- 外音取り込み機能:非対応
- メーカー保証:18ヶ月
- 同梱物:「Anker Soundcore Liberty Neo 2」のイヤホン&充電ケース、イヤーチップ(XS・S・M・L・XL)、イヤーウイング(S・M・L)、USB-C to USB-Aケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル
小型ケースで携帯性バツグン!例えるなら・・ちょっと大きなシャウエッセンサイズ(笑)
「Anker Soundcore Liberty Neo 2」の大きな特徴の一つがケースのサイズ感なんですよね。
シャウエッセンのウインナーのように細長い形をしていて、太さは二周りくらい大きなサイズ。重さは全部で約59gの軽量仕様。
他イヤホンのケースは平べったいモノや厚みのあるモノが多い中、「Anker Soundcore Liberty Neo 2」は細長いフォルムをしているので、ちょっとしたカバンの隙間やポケットに入れられます。
かさばりにくく携帯性の高さに魅力を感じる人も少なくないでしょう。
僕のようにズボンのポケット入れて持ち歩きたい手ぶら族からすると、「小さいは正義。」なのでこのサイズ感と形状は重宝しますね。
もうひとつ言及しておきたいのは、防水性能です。
イヤホンの防水等級がIPX7に相当していて、汗っかきだろうとゲリラ豪雨だろうと全然平気なスペックをもっています。
なので、運動用イヤホンとしておすすめです。
最近だと在宅勤務のお父さんだったり、巣ごもりで運動不足のお母さんが外でランニングしている光景をよく見ますよね。かく言う僕も仕事の合間にちょくちょく走ったりしていますが。
生活様式が変化しているこのご時世ですから、通勤通学や作業中に使う目的以外にも、運動中に使える防水イヤホンとして持っておけば役立ちますよ。
ただし、いくら防水だからといって、水ポチャしたり、湿気の多いお風呂やサウナでの使用は避けるべきでしょう。
あくまでも電子機器であることを忘れずに、イヤホンを付けたままシャワーを浴びたり、滝に打たれたりしないでくださいね。笑
長い電池持ち。頻繁に充電する手間が省ける
イヤホン単体での連続した音楽視聴は、最大10時間。ほとんどの人が連続して10時間もイヤホンを付けていることはないので、十分過ぎますね。
ケースに入れて充電を繰り返しながら使うことで、なんと最大40時間もの音楽視聴を可能にしています。
トータルすると、電池持ちは以前のNeoモデルから約2倍にパワーアップしています。さすが充電アイテムのリーディングカンパニーだけあって、バッテリー持ちの良さには抜かりありませんね。
ケースに搭載された内蔵バッテリーを充電する場合には、USB-Cポートからケーブルを接続してあげる方法とワイヤレス充電する方法の2パターンがあります。
今作からワイヤレス充電に対応してくれたおかげで、1本余分にケーブルを出しておく必要がないのはうれしいですよね。僕の場合は、デスクにiPhone充電用のQiワイヤレス充電器を置いています。そちらにポン!っと置くだけでケースがチャージされるので便利です。
さらに、USB-Cケーブルを繋いで10分間だけ充電すれば約2時間も音楽再生できる急速充電にも対応しています。
出かける前に「あ!充電少ない!」ってときにケーブルに接続して10分我慢してください。快適なお出かけができるでしょう。
付け心地がよく、遮音性が高い。なおかつ、イヤーウィングが耳の中で固定されて落っこちない!
イヤホンは左右が独立したフルワイヤレスタイプの形状。イヤーピースは遮音性が高く、没入感を高めるカナル型が採用されています。
付属のイヤーピースは始めからイヤホンに付いているものを含めて、XS・S・M・L・XLの全部で5サイズあります。
さらにさらに、耳からポロッと外れにくくするために耳の中で固定するイヤーウイングがS・M・Lの3サイズ同梱されています。
イヤーウィングを耳の骨の内型に入れることでガッチリホールドされます。
故に、頭を振ったりしても外れにくいので、上下に振動するランニングなどの運動でも安心して使えます。
また、筋トレ中に力んで耳からポロッと外れることもありませんでした。
しっかり密着するので、多少耳が圧迫される感じはします。でも、耳穴を隙間なくふさいでフィットしてくれて、周りの環境音を結構カットしてくれます。
集中してパソコン作業や体を動かしたいときに没入感を高めることができますね。
ボタン操作は背中のサラッとした肌触りの物理ボタンを使います。ワンクリック・ダブルクリック・1秒長押しによって操作します。
音楽再生・一時停止、曲送りや曲戻し、ボリューム調整、着信応答など基本操作を網羅しています。移動中や運動中にスマホを取り出すことなく操作できるので便利ですよ。
アプリからクリックしたときのアクションを変更できるようになっています。みなさんの使い勝手が良いようにカスタマイズして便利に使ってくださいね。
混み合う電車内でも途切れにくい安定したBluetooth接続
通勤通学で混み合う電車内やバス車内においては、接続が安定していないと音楽がブツブツ途切れてストレスになりますよね。
その点においても「Anker Soundcore Liberty Neo 2」は優秀でした。
実際僕が新宿の事務所へ行く通勤中に電車や街中で使ってみましたが音飛びすることなく快適に使えましたね。
Bluetoothバージョン5.2に対応していて、安定した無線接続を実現していると言えるでしょう。
自動ペアリング機能に対応しています。最初のみBluetooth接続する手間こそあれど、2回目以降はケースからイヤホンを取り出すだけでiPhoneとBluetoothペアリングできます。
通勤の朝、仕事で集中したい作業中、帰りの電車などなど一日に何回も付け外しするイヤホンなので、ペアリングが手軽にできるってのは外せないポイントですよ。
6千円以下でこの音はズルい!良い意味で。
ドライバーは、3層構造の複合ダイヤフラムを使った8mm口径。コーデックは、SBCとAACに対応。iPhoneで使える高効率コーデックAACに対応しているので、iPhoneユーザには恩恵が受けられます。
さっそく、iPhone 12 Proを使ってAppleMusic内の音源をデフォルトの標準イコライザで聴いてみました。
「1万円弱の完全ワイヤレスです」って言われても、納得する感じの音質。6千円しないなんて、ズルいくらい音良いと思います。
低音に寄せている流行りの音って感じで音圧も申し分ありません。
全体的に見通しの良い音色で、気持ち良く聴けます。例えるなら一直線の高速道路を走っているときのような爽快感がある感じ。
EDMのキックが力強く、ノリ良い低音を感じられますね。強いて言うなら、若干高音のハイハットが埋もれてしまうのと、ほんとわずかにホワイトノイズがのるくらいかな。神経質でなければ気にしないレベルかな。6,000円以下ということを考えると許容範囲でしょう。
今までアンカーイヤホンの中でも比較的価格の高いモデルでしか対応していなかったアプリによるイコライザー変更が使えるようになっています。
5,990円でここまでしていいの?!(汗)って心配になるくらいの充実した機能ですよね。
(あ、Gメールが2万件以上溜まっているのは、このレビューとは無関係です。スルーしてください。笑)
アコースティック・ベースブースター・ダンス・エレクトロニック・ジャズなど楽曲に合わせてプリセットからイコライザーを選ぶも良し、カスタマイズで自分好みの音色に味付けするのも良いでしょう。
便利な片耳再生にも対応してる!そして、動画の音ズレが少なくストレスフリー
左右どちらでも片耳再生に対応しています。片方のイヤホンをケースに収納すれば、残ったもう一方のイヤホンがモノラル再生になります。
片方の耳を開放しておきたいとき、例えば『交通量の多い道路を安全に走りたいランニング』『在宅勤務で宅配がきたことを知らせる玄関チャイム』『ラジオやYouTubeなどの耳活』などにおいて役立つのでおすすめしたい機能ですね。
ちなみにYouTubeでの動画視聴では映像と音がズレて聴こえることはありますが、一般的なBluetoothイヤホンと同程度なのでそれほどストレスになることはないでしょう。
ただし、スマホに表示される映像と耳に届く音が遅延してしまうことにシビアな音ゲーには向かないので留意しておきましょう。
オンライン会議で使える!快適な通話品質で仕事にも。
IT系だけではなく、今やどんな業界のビジネスパーソンでもオンライン会議が当たり前になってきていますよね。そこで大切なのは通話品質がしっかりしているかという視点。
ZOOM会議、GoogleMeet会議など数種類のオンライン会議ツールを使ってみました。結論、通話品質は良かったです。会議相手の音声が聞こえにくいこともなく、反対に僕の声も明瞭に伝わっているようでスムーズな打ち合わせができましたね。
特段マイクには通話用ノイキャン機能は付いていないようですが、快適なハンズフリー通話ができると行って差し支えないでしょう。
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完全防水クラスの高い『耐水性能』だったり、ウインナー型のスリムで高い『携帯性』。さらにパワフルで見通しが良い高音質に加えて、アプリからイコライザー調整ができる充実した機能が抜きん出てますね。
シリーズ初のワイヤレス充電に対応したり、片耳再生できたりと使い勝手にも磨きをかけていました。完全ワイヤレスイヤホンを初めて使う人や運動用にもう1台もっておきたい人に使って欲しいですね。
こんな人におすすめ
- 6千円以下、防水性が高い、イコライザー調整できる、小型で持ち運びやすい、コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンを探している方