価値あるものは、いつでもシンプル。
そんな言葉が良く似合うドイツ文具メーカーの最高峰ボールペン「stilform Pen Aluminium」、「stilform Pen Titanium」を紹介します。
非の打ち所がない極めてシンプルな外観。キャップやノックボタンすらないミニマルボディです。
アルミもしくはチタンの2種類があり、どちらとも金属の無垢な質感がミニマルさを引き立てます。IFデザイン賞やレッ ド・ドット・デザイン賞など世界の名だたるアワードに輝いています。
所有欲をそそるデザインだけで、もう欲しくなってきますよね。
マグネットによってスライドすることでペン先が現れます。「カチ、カチ」という癖になりそうなギミックが心地良くてたまらない。
金属の重さにより安定感のある握り心地があり、世界でも有名なリフィルメーカー『シュミットテクノロジー社』と共同開発したG2規格のリフィルを採用。
勝負ペンを持っていきたい人、書き心地にこだわりたい人、かっこいいデザインに一目惚れした人、そんな方々におすすめしたい逸品ですね。
製品仕様はこちら。
- 製品名:stilform Pen Aluminium、stilform Pen Titanium
- 種類:アルミタイプ、チタンタイプ
- カラー:アルミタイプ→Night Sky・Comet Grey・Aurora Green・Warp Black・Rose Moon、チタンタイプ→Matte
- メーカー:ドイツ stilform(スティルフォーム)
- 代理店:ペダルジャパン株式会社(東京都中央区)
- 寸法:137mm×11mm×11mm
- 重量:26g(アルミ)、40g(チタン)
- 材質:グレード6アルミニウム(アルミ)、グレード5チタン(チタン)
- JANコード:4260527470106、4260527470083、4260527470137、4260527470090、4260527470113、4260527470069
所有欲を刺激するミニマルボディ
通常、ボールペンにはキャップが付いていたり、ノックボタンがあります。しかし、「stilform Pen」にはそれらが一切ありません。
まるで金属の細い塊であるかのようなミニマルボディをしています。個人的には男ゴコロをくすぐるシンプルなデザインに惚れてしまいました。笑
内部に強力なネオジム磁石を搭載することで、スライドしてペン先を出す独自の開閉設計です。
実機を触ってみましたが、「カチ!カチ!」という音とともに、指先に振動が伝わり気持ちが良いんです。
考え事をしていると、ついついスライドしてしまうイメージ。
両端を持ち、広げたり縮めたりスライドさせる動作自体が癖になってしまう。そんな心地良さがありますね。
素材に違いによって、グレード6アルミニウムを採用した「アルミ合タイプ」とグレード5チタンを採用した「チタンタイプ」の2種類から選べます。
アルミタイプは、Night Sky、Comet Grey、Aurora Green、Warp Black、Rose Moonといった豊富なカラー展開。
チタンタイプは、Matteの1色。
どちらも無垢な金属の見た目が活きつつ、マットな大人っぽいテイスト。高級感のあるフォルムをしています。
世界三大デザイン賞で有名な『IFデザイン賞』『レッ ド・ドット・デザイン賞』を含めて数々の賞をもらっていることからも、デザイン性の高さは折り紙付き。
デスクに置いておくだけでもカッコイイし、大事な商談で使う際にも重宝します。
写真のピンクっぽいのがアルミニウムペン、右のグレーっぽいのがチタニウムペンです。どちらも指紋が目立ちにくいブラッシング加工も施されている点もうれしいポイントです。
圧倒的な書き味を実現する高級ボールペン
1万円をゆうに超える高級ボールペンに位置する「stilform Pen」は、そのお値段にふさわしい納得の書き味を実現しています。
普通のボールペンとそんなに変わらないんじゃないの?って思われる方もいるかもしれませんが、実際筆者が使ってみて、まったくの別物だなって感じましたね。
長さは約13.7cm、軸の直径は約1.1cmほど。良く販売されているボールペンよりも少し短めで、ちょっぴり太めなフォルム。
重量感のあるペンは、重心のバランスが良く握った瞬間に持ちやすい感覚を覚えます。
紙にペン先を置いた時の安定感が素晴らしく、まったくブレたりガタつくこともありません。
書いているときにペン内部が動いて振動てしまう感覚もないので、ずっしりと気持ちを落ち着かせて文字を書けます。
重たいので疲れてしまうことを懸念していましたが、むしろ軽すぎて力を余計に入れてしまう通常のボールペンよりも楽でした。
極端なことを言えば、ペン先が紙にしっかり着地してズレず、横方向の力のみでスラスラ書けるイメージ。
ペンの滑らかな書き味も相まって、さすが高級ボールペンだけあるなと感心しましたね。
リフィルはドイツの有名メーカー『シュミットテクノロジー社』との共同開発。滑らかなにこだわった仕様なのがすごく伝わります。
また、G2規格のリフィルなので、同規格であれば差し替えて使うこともできますよ。
太さに関しては、0.38mm~1.2mmに対応しています。色や太さを変更してみるのも変化があって楽しいかもしれませんね。
アルミタイプもチタンタイプもどちらもかなり書きやすかったですが、それぞれの特徴がありました。
アルミタイプは26gということで、40gのチタンタイプよりも扱いやすさにメリットがあります。ずっと書いていると楽しいですね。
チタンタイプは、重さが結構あることで紙とその下の机の影響を抑え、環境に左右されない書き心地を実現しています。
ライターから一言
海外のクラウドファンディングで成功を収め、日本に上陸して国内クラウドファンディングでもびっくりするくらいの出資金額を集めていることからも注目度が高いボールペン。今や世界100ヶ国に展開しているその実力と愛されるデザインに、筆者もどっぷり沼りました。