睡眠に悩まされている社会人って多いですよね。ストレス社会を生き抜いていくため、睡眠が大切なのは言うまでもありません。
寝付きが悪い、夜中に起きてしまう、朝疲れがとれていない・・。そういった睡眠に対する問題をかかえている方にもAnkerはサポートしていくみたい。
というのも、今回レビューするイヤホンは、寝ながら使える睡眠特化型だから。それが「Anker Soundcore Sleep A10」です。
先日の新商品発表会でも試したきた睡眠をサポートするモデル。とにかくびっくりしたのが、装着感。
イヤホンって横になって寝ながら使うと、耳とイヤホンが圧迫されて痛いですよね。気になって寝られるもんではありません。
しかし、この「Soundcore Sleep A10」は耳に埋もれるように小さく、耳穴にすっぽり収まり、横になったときに痛くないんです。というか違和感なく普通に寝返りうてます。
他にも睡眠に特化しているというだけあり、ヒーリングサウンドが流せたり、環境音を抑えるノイズマスキング機能を搭載していたり、イヤホンから聞こえるアラーム機能で家族に迷惑をかけないし、睡眠モニタリング機能を搭載してセルフケア管理ができたり。
翌日のパフォーマンスを高めるためにも、おすすめしたいイヤホンでした。というわけで実際に数日就寝する際に使ってみた感想をふまえてレビューをお届けします。
こんな人におすすめ
- 横向きに寝ても耳が痛くならない、寝ながら使えるイヤホンを探している方
- 睡眠の質を改善して、日々のパフォーマンスを向上させたい方
Anker Soundcore Sleep A10の製品仕様・スペック
- 製品名:Anker Soundcore Sleep A10
- JAN:4571411203398
- 型番:A6610021
- カラー:ホワイト
- ブランド:Soundcore(サウンドコア)
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区)
- ケース寸法(約):6.8cm×6.8cm×2.7cm
- 重量(約):片耳2.9g、ケース+イヤホン65g
- Bluetoothバージョン:5.2規格
- Bluetoothプロファイル:AVRCP、A2DP
- オーディオコーデック:SBC、AAC
- 防水規格:IPX4
- USB:USB-Cポート
- 音楽モード再生時間:イヤホン単体で最長6時間、ケース併用で最長47時間
- 睡眠モード&Bluetooth解除時の再生時間:イヤホン単体で最長10時間、ケース併用で最長80時間
- メーカー保証:18ヶ月(Anker会員登録+6ヶ月)
- 同梱物:「Anker Soundcore Sleep A10」、イヤーチップ4サイズ、イヤーウィング3サイズ、USB-C to USB-Aケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル
ホントに痛くない?横向きに寝てみた
イヤホン本体は指先サイズ。極めて小さな極小イヤホンです。重さもたったの片耳2.9gしかありません。
カナル型のイヤーピースの形状。イヤーチップとイヤーウィングはサイズや形違いで数サイズ同梱されています。サイズ選びはめちゃくちゃ大事なので、何度か付けてみてベストサイズを見つけるようにしましょう。
防水規格はIPX4に相当しています。寝汗をかいても問題ないレベルなので夏でも安心です。
装着してみるとこんな感じ。
もはや耳に埋もれて真正面からは装着しているかどうか分かりません。
めちゃくちゃ軽くて付け心地を評価したいけど、付けている感じがしません。笑
耳へフワッと優しくフィットして異物感もゼロ。ほぼノンストレスですね。
イヤホン装着のまま、手のひらで耳を押さえつけても痛くありません。
実際に寝てみないとってことで横になってみます。
まず枕と耳を完全に垂直方向にして寝てみた感じ、「あれ?」イヤホンよりも耳が先に触れるぞってなります。
つまり、イヤホンを付けていても関係なく普段と同じように異物感なく横になれます。痛くもないどころか、違和感もありませんね。
付けていることすら忘れてしまうくらい耳とシンクロするフィット感です。
二層構造のイヤピは、空気のレイヤーがありつまむとめちゃくちゃ柔らかいです。
僕は寝返りが激しめな方なんですけど、イヤーウィングのおかげで耳から外れることなく朝まで装着していました。
イヤーウィングが気になる人なら、取り外して使うこともできます。さらに小型になるので、耳の小さな方にもおすすめです。
寝ている間に環境音を抑えるノイズマスキング技術
「Anker Soundcore Sleep A10」にはノイズマスキングといって周辺音を低減してくれる機能が備わっています。
正確に言えば、スリープミュージックを環境音と重ね合わせることによってノイズを気になりにくくしているんだそう。
しかも自動で周りの音の大きさを認識して、音量を調節してくれる賢さをもっています。
昼夜が逆転している夜勤の看護師さん、夜間勤務のセキュリティさん、夜のお仕事の方など昼間に就寝したくても外がうるさくて寝付けないってシチュエーションに向いていますよ。
「音楽モード」でスマホとBluetooth接続して普通に音楽や動画を流しながらでも活用できるし、「睡眠モード」でイヤホンにダウンロードしたスリープミュージックをBluetooth接続なしで流すこともできます。
Bluetooth接続はバージョン5.2、コーデックはSBCとAACに対応。就寝用だけではなく、もちろん普通のワイヤレスイヤホンとして通勤通学などに利用できますよ。
再生時間は、音楽モードで最長6時間(ケース込み最長47時間)、睡眠モードで最長10時間(ケース込み最長80時間)のバッテリー持ちを実現しています。
充電はケースのお尻についたUSB-Cポートから行います。残念ながらワイヤレス充電には対応していませんでした。
自分だけのアラーム機能で周りに迷惑をかけない。さらに睡眠モニタリング機能まで。
就寝イヤホンならではの機能として便利なのがアラーム機能。
家族と同居している方やパートナーと一緒に寝ている方、子供を起こさないようにしたい方など、自分のスマホのアラーム音が迷惑になってしまうことってありますよね。
Apple Watchのアラーム機能を使って振動で起きたりもできますが、もう一つの選択肢としてイヤホンから流れるアラームで起きるという方法もアリだと思いますね。
むしろ耳にダイレクトに音が届くので、スマホのアラームより気づきやすくて起きられるんじゃないかなと。
さらに、睡眠モニタリング機能も備わっています。
イヤホンが自動で入眠時間や起床時間、眠りの深さなどを計測して記録してくれます。今日の睡眠はしっかりとれたかな?とかどれくらい眠れたのかなどの指標になりますね。
さらにめちゃ便利だったのが、寝たら自動で音楽がストップすること。
スマートスイッチ機能をONにすると、イヤホンが入眠したタイミングを見計らって再生していた音楽を止めて睡眠モードに移行してくれるんです。かなり使える機能なので、スマートスイッチ機能はフル活用させてもらいました。
音質をチェック
イヤホンである以上、音質も気になるところ。
寝ながら使える就寝特化型イヤホンだからといって、決して音質が悪いという訳ではなく、むしろ良かったです。
価格が1万円を超えるイヤホンとして考えても、「うん、まぁこれくらいだよね」って納得する音質です。
今までのAnkerイヤホンよりもドンシャリを抑えて、尖りのないような、どちらかというとマイルドな音色に調整されていました。やはり睡眠を邪魔しないようなチューニングに仕上げているのでしょうね。
とはいえ、普段使い用の音楽視聴イヤホンとしても十分使える昼と夜の兼用イヤホンでした。
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ライターから一言&ご購入はこちら
就寝用に耳栓をしている方もいますが、これからはイヤホンで眠りのサポートをしてくれる時代になりました。特に個人的には寝返りをしてもイヤホンが邪魔にならない付け心地は素晴らしなと。睡眠に困っている方に使ってほしいですね。
こんな人におすすめ
- 横向きに寝ても耳が痛くならない、寝ながら使えるイヤホンを探している方
- 睡眠の質を改善して、日々のパフォーマンスを向上させたい方