毎月のスマホ料金を安くするために、格安SIMに乗り換えたいと思っていませんか?
いざ乗り換えようと思っても、ドコモ回線には様々な格安SIMがあり、多すぎてどれを選んでいいかわからないという方も多いはず。
この記事では、料金や通信速度、データ容量などといった、重視する項目別に、ドコモ回線のおすすめ格安SIMを紹介しています。
この記事を読めば、なぜ格安SIMに乗り換えるといいのか、どのような手順で格安SIMに乗り換えるのかもわかります。
この記事でわかること
- 【目的別】ドコモ回線でおすすめの格安SIM
- ドコモ回線の格安SIMに乗り換えるメリット・デメリット
- ドコモ格安SIMに乗り換える注意点や手順
【料金編】ドコモ回線でおすすめの格安SIMは?
ドコモ回線を利用した格安SIMのうち、特に料金がお得なおすすめを紹介します。
せっかく格安SIMにするなら「少しでも安く」という方には、ぴったりです。
ahamo(アハモ)|ドコモのサブブランドでたっぷり20GBも使える
ahamo(アハモ)は、ドコモが運営しているサブブランドで、20GBで2,970円(税込)/月というシンプルかつ大容量のプランが魅力です。
1回5分の電話かけ放題もコミコミの金額なので、電話を使う機会が多い人にもおすすめです。
mineo(マイネオ)|月額880円〜使える
mineo(マイネオ)は、1Gでデータ通信のみなら、月額880円という安さが魅力です。ドコモだけでなくauやソフトバンク回線にも対応しています。
回線、データ容量や速度、音声通話の有無で月額金額が変わりますが、使い方やニーズに合わせて必要なものだけ申し込めばいいので、節約できます。
さらに、通信料金の節約を助けるデータカウントフリーのサービスも提供しており、特定のアプリ利用時のデータ通信がカウントされないため、より長くデータを楽しむことができます。
安さで選ぶなら、月額880円からのmineo(マイネオ)!
【速度編】ドコモ回線でおすすめの格安SIMは?
ドコモ回線の通信速度を重視するなら、ahamoの格安SIMがおすすめです。
スマホを使う時に、遅いとイライラする、速度が早い方が嬉しいという方は、この選び方がいいでしょう。
ahamo(アハモ)|ドコモ回線をかなり安く使える
ahamo(アハモ)はドコモの回線速度はそのままで、安くなるのが魅力。
ドコモが提供する格安SIMサービスなので、通信回線や通信エリアは、ドコモとほぼ同じです。
月額2,980円で20GBのデータ通信が楽しめ、速度制限なしで動画視聴や大量のデータダウンロードも快適。ドコモの品質を格安で体験したい人には最適です。
【データ容量編】ドコモ回線でおすすめの格安SIMは?
データ通信量によって最適な格安SIMは変わります。
データ通信量は、少なくていい人、多い方がいい人、ライフスタイルによって様々ですよね。
以下、データ使用量別のおすすめを紹介します。
BIGLOBEモバイル(ビッグローブモバイル)|毎月のデータ量が1GB程度の人に最適な格安SIM
BIGLOBE(ビッグローブモバイル)モバイルは、毎月のデータ使用量が1GB程度の方に最適。
1GB980円(税込1,078円)と低価格ながら、ドコモやauの回線で安定した通信環境を提供しています。
通信料金を節約したい、でも最低限のデータは必要という方にピッタリのサービスです。
IIJmio(みおふぉん)|毎月のデータ量が5GB未満の人に最適な格安SIM
IIJmio(みおふぉん)は、毎月のデータ使用量が5GB未満の方に向けたプランが人気。
音声通話SIMで、2GBプランなら月額850円、5GBプランは月額990円と、非常に経済的。
データの繰り越しサービスもあり、使い残したデータは翌月に持ち越すことができます。
y.u mobile(ワイユーモバイル)|毎月のデータ量が5~10GBの人に最適な格安SIM
y.u mobile(ワイユーモバイル)は、毎月のデータ使用量が5GBから10GBの中間層の方におすすめ。
充実したデータ容量を求める方でも、月額1,0000円程度で利用することができ、コスパが良いです。
10GBには、U-NEXTがお得に使えるプランもあります。
【通話料金編】ドコモ回線でおすすめの格安SIMは?
通話をよく利用する方にとって、通話料金は大きな負担となりますよね。
以下、通話料金を重視したおすすめ格安SIMを紹介します。
①通話料金が安い格安SIM
通話を頻繁に利用する方には、通話料金が安い格安SIMがおすすめ。
例えば、UQモバイルや楽天モバイルなどは、5分間無料の通話サービスを提供しています。短時間の通話なら追加料金なしで利用できるのが嬉しいですね。
②通話かけ放題プランが用意されている格安SIM
長時間の通話を頻繁に行う方や、ビジネスでの利用を考えている方には、通話かけ放題プランを提供している格安SIMが最適。
例として、Y!mobileやLINEモバイルなどが通話かけ放題プランを提供しています。
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えるメリットは?
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えると、料金が大幅に安くなるなど、多くのメリットがあります。
様々な格安SIMがあるので、あなたに合ったものを選んでください。
選択肢が豊富
ドコモ回線の格安SIMは選択肢が数多くあるため、自分の利用スタイルや予算に合わせて選ぶことができます。
また、それぞれの格安SIMが独自のサービスやキャンペーンを展開しているため、お得に乗り換えるチャンスも多いです。
ドコモからの乗り換えはSIMロック解除がいらない可能性がある
ドコモ製の端末を使用している場合、一部の機種ではSIMロック解除を行わなくても、そのままドコモ回線の格安SIMに乗り換えることができます。
これにより、SIMロック解除の手数料や手間を節約することが可能です。
エリアがドコモと全く同じ
ドコモ回線の格安SIMなので、エリアがドコモと全く同じ。
そのため、ドコモのエリア内であれば、格安SIMでも安定した通信が楽しめます。
毎月のスマホ料金が大幅に安くなる
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えると、毎月のスマホ料金を大幅に削減できます。
特にデータ通信料金などが、大手キャリアに比べて格安なのが魅力です。
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えるデメリットは?
メリットの多い格安SIMですが、もちろんデメリットも存在します。
乗り換えを考えている方は、以下のポイントも考慮してください。
ドコモ以外で購入したAndroid機種はプラチナバンドに対応しない
ドコモ以外で購入したAndroid機種の中には、ドコモのプラチナバンドに対応していないものがあります。
プラチナバンドとは、700~900MHzの周波数帯で、ビルなどの障害物があっても回り込んで電波が届きやすいという特徴を持っています。
そのため、プラチナバンドに対応していない機種だと、屋内や地下など一部のエリアでの通信速度が遅くなる可能性があるのです。
サポートや手続きはオンラインのみ
大手キャリアと比べて、格安SIMのサポート体制は限定的。多くの格安SIMはオンラインのみのサポートです。
実店舗を持っていないことが多く、直接サポートを受けることができません。
ドコモ回線の格安SIMに乗り換える場合の注意点は?
格安SIMに乗り換える際は、今まで入っていたセット割が対応できないなど、注意する点があります。
そこを確認していないと、割引がなくなって余計に料金がかかってしまう…なんてことも。
注意点を以下にまとめたので、ぜひ確認してください。
キャリアメールに料金がかかる
ドコモのキャリアメール(docomo.ne.jpのメールアドレス)を利用する場合、格安SIMでは追加の料金が発生する可能性があります。
乗り換える前に、利用料金や設定方法を確認しておくことをおすすめします。
キャリアメールは使わない、GmailやYahoo!などフリーのメールアドレスを使う方法もあります。
光回線とのセット割に対応していない
格安SIMでは、光回線とのセット割の対応がありません。
大手キャリアでは、光回線とのセット割が適用されることが多く、今まで割引を利用していた方もいるでしょう。。
その場合は乗り換える前に、光回線の契約や料金を確認しておくことをおすすめします。
データ無制限のプランを用意していない
一部の格安SIMでは、データ無制限のプランを用意していない場合があります。
動画視聴が多い、オンラインゲームを長時間楽しみたいなど、大量のデータを消費する方は、プラン内容をよく確認してから選ぶようにしましょう。
ドコモ回線の格安SIMに乗り換える手順は?
ドコモ回線の格安SIMに乗り換える際の手順を説明します。
ステップに沿って行ってください。
STEP1.SIMロック解除
まずは、現在利用しているスマートフォンがSIMロックされている場合、ロックの解除が必要です。
「SIMロック解除」は、端末にかかっている「利用可能な回線を限定している制限をなくす」こと。つまり、SIMロック解除すると、どの携帯電話会社のSIMカードでも利用可能になります。
ドコモの店舗やオンラインサービスを利用して手続きを行ってください。
SIMフリーのスマホでは、この手順は必要ありません。
STEP2.MNP予約番号を取得する
乗り換える前に、現在のキャリアからMNP(Mobile Number Portability)予約番号を取得します。
MNPとは、携帯電話会社を変える際に、電話番号をそのまま利用できる制度(携帯番号ポータビリティ)のこと。ですので、MNP予約番号は、新しいキャリアへの乗り換え時に必要となります。
STEP3.格安SIMを公式サイトから申し込む
選んだ格安SIMの公式Webサイトにアクセスし、必要な手続きを行ってください。
この時に、MNP予約番号を入力すると、現在の電話番号をそのまま継続して利用することができます。
STEP4.SIMカードを挿入
申し込みを完了し、新しいSIMカードが手元に届いたら、スマートフォンに挿入します。
この際、旧SIMカードは取り外して保管しておきましょう。
STEP5.各種設定を完了させる
新しいSIMカードを挿入した後、各種の設定(APN設定など)を行います。
設定方法は、格安SIMの公式サイトや取扱説明書に記載されているので、それを参考に行ってください。
au・ソフトバンク回線でおすすめの格安SIMは?
ドコモ回線以外に、auやソフトバンクの回線でも格安SIMの選択肢が増えてきています。
以下、おすすめのものを紹介します。
mineo(マイネオ)|ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに対応している
mineo(マイネオ)は、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応している格安SIMとして人気です。
どのキャリアの端末でも利用可能で、プランの選択肢も豊富、コスパもいいです。
Y!mobile(ワイモバイル )|ソフトバンク回線が格安で使える
Y!mobileは、ソフトバンクの子会社として提供されている格安SIMサービス。
ソフトバンク回線の高速データ通信を、格安料金で利用できます。
ドコモ回線の格安SIMに関するQ&A
格安SIMに関するよくある質問と、その答えをまとめました。
Q:ドコモ回線の格安SIMでeSIMに対応しているのはどこ?
A:2022年時点で、ドコモ回線の格安SIMでeSIMに対応しているのは、一部のサービスのみです。eSIMとは、スマホにあらかじめ内蔵された本体一体型SIM。
具体的なサービス名や対応状況は、各サービスの公式サイトで確認してください。
Q:ドコモ回線の格安SIMはドコモ回線と全く同じ通信品質なの?
A:基本的には、ドコモ回線の格安SIMはドコモのエリア内であれば、安定した通信が楽しめます。
しかし、一部のエリアや時間帯においては、大手キャリアのユーザーに通信の優先権が与えられることがあるため、若干の速度低下が発生する可能性があります。
Q:ドコモで購入したiPhoneで格安SIMは使える?
A:ドコモで購入したiPhoneは、SIMロック解除を行うことで、ドコモ回線の格安SIMを利用できます。
ただし、SIMロック解除の手続きや対応する格安SIMの確認は必要です。
ドコモ回線の格安SIMはかなりお得で選択肢が豊富!
ドコモ回線の格安SIMは、通話料金やデータ通信料金などが、大手キャリアに比べて非常にリーズナブルで、毎月のスマホ料金を大幅に節約できます。
乗り換えを検討している方は、是非この記事を参考にして、あなたの利用スタイルに合った最適な格安SIMを見つけてください。