
2021年3月18日(木曜)、アンカー・ジャパンはMacBook Pro/Airに必要な各種ポートをそなえた持ち歩ける小型ハブ「Anker PowerExpand 9-in-2 USB-C メディア ハブ」の発売を開始した。
販売価格は7,990円(税込)。
同製品は、2020・2019・2018モデルMacBook Airと2020・2019・2018・2017・2016モデルMacBook Pro用に登場した全部入りのハブ。
搭載されているのは、多機能USB-Cポート・USB-Cポート×2・4K HDMIポート・USB-Aポート・イーサネットポート・オーディオジャック・micro SDカードスロット・SDカードスロットの9つ。
これだけのポートがあれば、MacBookでのあらゆる作業に対応できるだろう。
多機能USB-Cポートからは、最大100Wパススルー充電・最大10Gbpsの高速データ転送・最大4Kディスプレイ出力に対応。4K対応のHDMIポートも同時に使うことで複数ディスプレイに画面出力ができる。
搭載されるUSB-AポートはUSB3.0対応なので、動画データなどを最大5120Mbpsで転送可能。動画編集など重たい作業をMacBookで行う際、ポート不足を補う役割を果たしてくれる便利なアイテムだ。
それでは、携帯して出先でマルチに活用できるMacBook Air/Proユーザ向けハブの詳細をみていこう。
製品仕様はこちら。
- 製品名:Anker PowerExpand 9-in-2 USB-C メディア ハブ
- 型番:A83840A1
- JANコード:4571411194412
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都中央区)
- 寸法:約128mm×53mm×14mm
- 重量:約155g
- 搭載ポート:多機能USB-Cポート、4K対応HDMIポート、USB Type-Aポート(USB3.0)×2口、USB Type-Cポート(入力)、micro SDカードスロット、SDカードスロット、イーサネットポート、3.5mmイヤホンジャック
- 対応OS:macOS 10.2以降
- 対応製品:MacBook Air(13インチ、2018・2019・2020)、MacBook Pro(13インチ、2016・2017・2018・2019・2020)、MacBook Pro(15インチ、2016・2017・2018・2019)、MacBook Pro(16インチ、2019) ※ただし、M1チップ搭載Macbook Air・MacBook Pro2020の2つのモニターへの同時接続には非対応です。1つのモニターへのみ出力できます。
MacBook Air/Proのあらゆる作業をサポートする9ポートをそなえたハブ

スリムなモバイルバッテリーのような形状をした本体には、合計で9つもの各種ポートが設けられている。

MacBook Pro(15インチ 2019・2018・2017・2016)とMacBook Air(13インチ 2020・2019・2018)専用で、ポートにドッキングする形で繋ぐ。


まず、多機能USB-Cポートが1口搭載されている。こちらは、パススルー充電をサポート。多機能というだけあり、それ以外にも最大10Gbpsでの高速なデータ転送スピードを誇り、さらに最大4K(60Hz)の高画質で外部モニターに画面出力が可能だ。映像の出力には、映像出力用のケーブルが別途必要なので留意してほしい。


多目的ではない通常のUSB-Cポートも1口あり、USB Power Delivery対応で最大85Wまでの出力で接続したMacBook等の機器をハイスピード充電できる。


次にHDMIポート。最大4K(30Hz)に対応するHDMIポートから外部ディスプレイに映像を映すことが可能。隣の多機能USB-Cポートも合わせて使えば、2台の外部ディスプレイに接続できる。マルチディスプレイ環境を構築したい人にはうれしいポイントだ。
ただ、メーカー公称によると、M1チップ搭載MacBook Air・MacBook Pro 2020の2つのモニターへ同時接続することは対応していないようだ。1つのモニターのみ映像出力となるので留意しておこう。

USB 3.0対応のUSB-Aポートが2口搭載。最大5120Mbpsによる高速データ転送を実現しているので、USBメモリから動画ファイルや音楽データの転送にも比較手時間をとられることのないスピードが出せる。

他にも、SDカードスロットが1つ、microSDカードスロットが1つ付いている。一眼で撮影した動画データや写真等をすぐさまPCへ取り込み編集が可能だ。

あと、3.5mmオーディオジャックが付いているので、遅延なく音を聴きながら動画編集したいユーザにはうれしいポイントだ。
また、最大1Gb/s対応のイーサネットネットポートもあり、動画をアップロードする際にはオフィスや自宅で有線経由でのスピーディーな環境も手に入る。

出先のオフィスやカフェで作業がしやすいように小型設計になっている。カバンの隙間に入るくらいのアルミ約1.4cm。重量もわずかに約155gほどしかないので、約162gのiPhone 12よりも軽い。スマホを持ち歩く感覚で携帯できる持ち運びやすさも魅力だ。
ライターから一言
MacBook Pro/Airに最適なハブが登場だ。これさえ持っておけば出先でのたいていの作業をサポートできるだろう。動画編集者やライター・デザイナーにはおすすめしたいアイテムだ。
今回紹介した商品はこちら
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2023.03.09 19:05 更新