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こやつ、ただ者ではない・・!!
一見すると何の変哲もないアルミ製iPhoneケースだが、知れば知るほど頭一つ抜きん出ていた。
それが、iPhoneを360度保護できるMonolith(モノリス)シリーズ最新作「Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)」だ。Monolith(モノリス)は、2016年から毎年新作が登場する人気シリーズ。2016年はTPU素材。2017年はTPU素材とポリカーボネート素材の組み合わせ。2018年はガラスとポリカーボネート素材の組み合わせ。そして、2019年にガラスとアルミニウム合金の組み合わせで満を持して新登場したのだ。
今回の新作「Monolith Alluminio」は、シンプルなアルミ製ケースに見えるかもしれないが、実は目新しいギミックが沢山搭載されている。
360度全方位からiPhoneを包み込むように保護してくれる絶対的な安心感。それを支える斬新かつ精巧なケース設計を詳しくレビューしていきたいと思う。先に結論だけ言っておくと、個人的には「めっちゃ良かった」。 それではいってみよう!
と、その前に製品仕様はこちら。
- 製品名:Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)
- ブランド:Monolith(モノリス)
- メーカー:株式会社カスタム(東京都港区)
- 素材:アルミニウム合金(側面)、強化ガラス(画面&背面)
- ワイヤレス充電:対応
- Apple Pay:対応
- カラーバリエーション:ブラック、シルバー、ゴールド
- 対応機種:iPhone XS/X用、iPhone XS Max用(※iPhone XR用のレビュー記事はこちら)
- 注意点:
- マグネットによって上下で挟んで装着する仕様なので、磁力以上の衝撃を受けた時には分離する場合があります。
- iPhoneの画面や背面に強化ガラスフィルムや保護フィルムを貼り付けている場合は装着できなかったり、ディスプレイ感度が低下するので何も貼っていないiPhoneに装着しましょう。
360度包み込む!絶対的な安心感とスリムなシルエット。
さっそくiPhoneを360度、全方位から守ってくれる構造と保護力をチェックしていこう。
ケース自体は、前面と背面の2パーツに分かれている。
上下のパーツはマグネットによってくっつくので、簡単にケースの着脱を行うことができるのだ。
四方からみるとこんな感じ。
裸のiPhoneと比べてもそれほど変わらない。
ポケットにもスルッと出し入れできるほどスリムだ。
前面と背面には傷に強い硬度9Hのガラス、側面には耐久性のある丈夫なアルミ製バンパーが採用されている。
バンパーケースに画面保護ガラスフィルムと背面保護ガラスフィルムが一体化していると言ったほうが分かりやすいかもしれない。そう考えると、バラバラで購入するより圧倒的にコスパが高いと言えるだろう。
ガラスの透明度は高く、何も付けていないiPhoneと比較しても遜色ないほどだ。iPhone本来の綺麗なディスプレイを損なうことはないだろう。
iPhoneの突起している背面のカメラレンズは、ケース装着することで同じ高さとなりフラットに。背面から机に置いてもガタつくことがなくなった。
Lightningポート部分には別パーツが用意されている。
このLightningカバーによってホコリを混入するカバーの役割を果たしてくれるうれしい仕様だ。ただし、Lightningケーブルで充電する時にはいちいち取り外す必要があるので、ケーブルを使って充電することが多い人は常に外しておくことをおすすめする。
筆者はほとんどがワイヤレス充電なので、Lightningポートカバーはつけっぱなしで使っている。また、ケースを装着したままApple Payの使用も可能だ。
さらに、背面を取り囲むアルミは高い耐久性を誇るだけでなく、随所に電波干渉防止用の穴が設けられている。アルミ製ケースだからといって電波感度が落ちる心配はない。
ケース内側には干渉シートが貼られているので、アルミ素材でiPhoneが傷つく心配もない。
細部にいたるまで、デザイン性と利便性のバランスがとれた設計が素晴らしい。
抜群の操作感を実現!
「Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)」は360度を守る圧倒的な保護性能だけでなく、精巧に設計された使い勝手も大きな魅力。
1週間ほど実際に使ってみたが、非常に使いやすい点がいくつかあった。
まず、スワイプ操作について。
側面バンパーと一体になっている画面保護強化ガラスは、タッチ感度を落とすことなく指に吸い付くようにスワイプ操作ができた。まぁ、ここまでは当たり前の操作性能だろう。特筆すべきは画面エッジがらのスワイプ。
アプリの切り替えやコントロールセンターなど画面の端っこからスワイプする必要がある時、通常のケースであれば、ケースと画面に段差があることによって指のひっかかりを感じてしまう。この多少の違和感が何度も積み重なることによって、ストレスに感じてしまう人も多いだろう。しかし、「Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)」は側面から画面にかけての段差がなく、まったくと言って良いほど違和感がない。まさにストレスフリー!画面端からのスワイプもスムーズだ。
さらに、側面と前面が一体になっていることの利点がもう一つ。
ケースとガラスフィルムをバラバラに取り付けるという通常の方法と違って、隙間ができない。つまり、ゴミが入らないということだ。見た目にも美しさを損なわないうれしいポイントと言えるだろう。
そして次にボタンの押し心地。
裸のiPhoneを使っているように、ボタンを押した後のはね返りを感じる。”ボタンを押している感”があってとても心地よいクリック感だった。
使用感含め「Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)」を一通りみてきたが、前面と背面でガラス・側面にアルミという構成でフルカバーしている反面、多少の重さは気になった。とはいえ、めちゃくちゃ重いという訳ではないので、毎日使うiPhoneだからこそ細かい使用感までこだわっているケースが良いという人には、「Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)」はおすすめと言えるだろう。
まとめ
Good Point
- マグネットを採用した構造でケースの着脱が簡単
- 側面のアルミニウム素材が高級感を演出してくれる
- 前面&背面に硬度9Hの頑丈なガラスを採用しているので傷に強い
- 360度iPhoneをフルカバーしていながら非常にスリムでポケットにスルッと入る
- 画面の端っこからスワイプ操作をする時にひっかかりがなくストレスフリー
- ガラスと側面バンパーが合体しているので、隙間がなくゴミがたまらない
- Lightningポートのカバーを常に付けていればホコリの混入を防ぐことができる
- 電源&音量ボタンが覆われているが、クリック感があって押し心地を損なうことが無い
- 電波感度を落とさないように対策が施されている
- ケースと画面保護ガラスフィルム・背面保護ガラスフィルムがセットになったと考えるとコスパが高い
Bad Point
- 前面&背面にガラス、側面にアルミという風にすべてを覆っているので少し重さが気になる
- ガラスを採用しているので、どうしても指紋が付く
こんな人におすすめ
- とにかくiPhoneを傷から守りたい人
- ただiPhoneを守るだけでなく、使い勝手に妥協したくない人
- コスパの高いiPhoneケースを探している人
ライターから一言
「Monolith Alluminio(モノリス アルミニオ)」さえ手に入れれば、iPhoneを360度全方位から保護できるという安心感が半端ない。また、iPhoneの美しいボディを魅せることができる背面クリアガラスに側面のアルミ素材が相まって高級感を演出してくれる。それでいて抜群の使い勝手を実現しているというトータルバランスのとれたiPhoneケースだった。これは・・人気が出そうだ。
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2023.03.09 16:01 更新