この記事では今注目のフラグメントケースの選び方や使い方、さらに人気メンズフラグメントケースのおすすめをピックアップして紹介しています。
フラグメントケースとは、カードケースに重きを置いて中に入れる容量を制限することで、ミニ財布よりもスリムな薄型コンパクト財布のことです。
日本政府が消費者の利便性や生産性向上を目的としてキャッシュレス化を推進し、今まで使っていた大きなお財布が必要なくなったことで、一気にフラグメントケースのニーズが高まりました。それに伴い、アパレルブランドや革小物メーカーなど各社から続々とフラグメントケースが発売されています。
キャッシュレス化が進む中で最近テレビの特集や雑誌などで取り上げられ、キャッシュレス派やミニマリスト・手ぶら族といったトレンドワードに代表される人々からも支持を集めて注目度は年々急上昇中。
ズボンの後ろポケットにスルッと入れて持ち歩けるスリムかつ小型・軽量ながら、カード類・小銭だけでなく、折りたたんでお札を入れることができます。見た目もスマートな小型財布として、ミニ財布からフラグメントケースに乗り換える人も続出するほどじわじわ人気になっています。
近年では、ロエベ、セリーヌ、ヴィトン、サンローラン、バレンシアガなど有名高級ブランドからメンズ・レディース問わずフラグメントケースが販売されているだけでなく、ファッションブランドやスポーツメーカー・革小物メーカーなどから安いフラグメントケースも登場して手が届きやすくなりました。
その一方で、それだけ種類がたくさんあるとどれを選べばよいか迷ってしまいます。そこでフラグメントケースを選ぶポイントから使い勝手を考慮する上で意識する点、そしておすすめしたいフラグメントケースの人気モデルを徹底解説していきます。
フラグメントケース選びの参考にしてくださいね。
フラグメントケースとは?
フラグメントケースとは、通常の財布に比べて非常に薄く、クレジットカードやICカード、お札や小銭など必要最小限のモノが入るスリムなお財布のこと。ちょっとした外出の際に手軽に持ち歩けることで人気のアイテムです。
ちなみに、「フレグメントケース」と検索する方もいらっしゃるのですが、「フラグメントケース」という表記が一般的です。 英語の「fragment(断片、破片)」に由来します。
特に近年はキャッシュレス化の波が加速しているせいか、こういったコンパクトでスリムなミニ財布が流行っていますよね。
フラグメントケースの選び方
ここではフラグメントケースの選ぶ際に抑えておきたいポイントを紹介します。
素材
素材については、上質な革素材から手に入りやすい合皮など幅広く採用されています。そのため、利用シーンや触ったときの感触を重視することをおすすめします。
例えば長い期間を想定して使う場合は、使い込むほど風合いが変化して楽しめるイタリアンレザーやナチュラルレザーがおすすめ。
毎日触れるものだから、手に馴染む肌触りのいい素材を好む人には、柔らかい質感が特長の生後ヶ6月以内の子牛からとれるカーフレザー。
丈夫さを求める人には通常の牛革よりも耐久性が高く長持ちなブライドルレザーなどあるので自分の好みやシチュエーションによって素材を選びましょう。
また『ルイ・ヴィトン』『サンローラン』『バレンシアガ』など有名ブランドからフラグメントケースは展開されていて、高品質の素材が採用されています。高価ですが、その分品質がいいため使いやすく長く愛用することできるでしょう。
もちろん、上質で高価な本革以外にも傷や汚れに強いPUレザー(合皮)・安い価格の布素材などカジュアルに持てるケースもあります。
使いやすさ
フラグメントケースの使いやすさは形状によって異なります。最低限のお札・小銭・カード類の収納を想定して作られているため、比較的タイトめに設計されています。そのため小銭の取りやすさを重視するならマチ付きの小銭入れのあるケースを選ぶなど、どの収納部分の使いやすさを重視するかがポイントになります。
形状としては、札ばさみタイプ、ファスナーが付いたタイプ、複数のカードが収納できるタイプなど様々な形状があります。
小さい=使いやすいと言うわけではないので、形状によって自分の使いやすいフラグメントケースを選ぶことをおすすめします。
色
スタイリッシュさを求められるフラグメントケースは男性(メンズ)ならダークカラー、女性(レディース)なら彩度の高い色合いが人気の傾向があります。
フラグメントケースの使い方
フラグメントケースは一般的な財布よりもコンパクトで薄い形状が特長です。長財布等の厚み・大きさのある財布だとカバンやポケットに入れた時にかさばって使い勝手が悪いと感じる人が多いハズ。
そこで、荷物を極力減らしたい人、キャッシュレス決済がメインだけどお札や小銭など最低限の現金を持っておきたいという人におすすめです。
使い方としては、カードポケットが中心に備わっているのでクレジットカード・免許証・保険証・ICカード等を主に収納します。一般的な財布とは異なり、お札・小銭・カード類・領収書などを収納する使い方とは異なるのがポイント。
フラグメントケースには現金を収納する専用のスペースは設けられていないものがほとんどなので、お札は折りたたんでしまったり、バンドに挟んだり、札ばさみに入れて持ち運びます。
また、別途小銭を収納できるファスナーや収納スペースを設けているモデルがあるので好みや用途に合わせて自身にあった使い方ができるモデルを選びましょう。
持ち運びやすさも特長。小型な形状を活かしてメンズはズボンのポケットに入れたり、レディースは小さめのカバンに入れることでスマートに持ち運べます。
なお、フラグメントケースは価格の安い高い問わず形状がコンパクトなのでデザインや最低限収納できる枚数などを基準にして使い勝手の良いものを選ぶことをおすすめします。
フラグメントケースおすすめ5選
BANDO 2.0 SLIM UTILITY WALLET スリムウォレット
プルタブを引くとカードが取り出せるギミックを搭載したフラグメントケースです。4枚のカード類を収納できて、プルタブを引っ張ると1枚ずつカードがズレて出てきます。
これにより、視認性があがり使いたいカードをすぐに取り出すことが可能。「あれ?ポイントカードどこだっけ」なんてカードを全部取り出して会計時にもたつくことがなくなりますよ。
外側にもカードスロットがあり、頻繁に取り出して使うICカードなどを収納するのに便利です。その他にもお札を挟めるバンド、鍵やSDカード等の小物が入るポケットがあるスリムながら抜群の収納力を備えています。
従来の財布に比べ50%のスリムに設計されているので、ズボンポケットにいれても膨らみが目立ちにくいのもポイント。
フラグメントケースはミニマルで便利だけど「カードの取り出しが大変」「カードの視認性が悪い」なんて感じる人におすすめのフラグメントケースです。
DASH SLIM WALLET 3.0
最大11枚のカードを収納できるフラグメントケースです。カード以外にお札が入るポケットを備えていて、折りたたむことで現金も最低限持つことができます。
ケースの最薄部はなんと5mmの非常に薄い形状をしているのも特長。男性(メンズ)ならズボンのポケットに入れても厚さを気にすることなくスマートに持ち運べます。
「DASH SLIM WALLET 3.0」には、サフィアーノ生地とベジタブルタンニンレザーの異なる素材を使ったモデルが2種類あります。
高級ブランドに採用されているサフィアーノレザーをキャンバス生地で再現した「サフィアーノ生地」をつかったモデルは高級感あるデザインに。さらに、耐久性にも優れていて、水や傷に強く長く愛用できる素材です。
植物性の成分タンニンでなめした「ベジタブルタンニンレザー」を使ったモデルは、本革のように使い込むほどに柔らかさと味わいが増します。
荷物や無駄を省きたいミニマリスト、キャッシュレス決済メインの人におすすめのフラグメントケースです。
ハンドワーク・カードが入る小さな小銭入れ
縦に大きく開く小銭入れが特長の「ハンドワーク・カードが入る小さな小銭入れ」です。キャッシュレス化が進む中で、最低限に現金を持っておきたい人におすすめ。特に、自販機やコンビニで小銭を使う少額の金額でお買い物をする時に便利なフラグメントケースです。
小銭入れを収納するスペースが特長で、視認性の高いBOX型の小銭入れを採用。小銭がいくら入っているのか見やすく、取り出しやすいのがメリット。小銭入れが狭いと会計時にもたついてイライラすることがありますが、そんな不便を解消することができます。
本体の外側にはカードを収納できるポケットが2枚、内側にお札・カード(免許証・クレカなど)を挟めるバンドが内蔵されています。最低限の現金を持つ運べるので便利ですよ。
BANDO スリムウォレット
「BANDO スリムウォレット」は、従来財布から50%スリム化していながら、使い勝手の良さが光る逸品。 小銭入れこそ無いものの、見た目によらずカードが最大15枚収納できるポケットや、お札が最大50枚挟めるバンドを搭載しています。
それに加え、お家の鍵を入れるのに便利なシークレットポケットも用意されているおまけ付き。
スリムなだけでなく、使い勝手もよーく考えられています。カードポケットは取り出しやすいようにプルタブが付いていて、お会計をスマート済ませることが可能。
そして、お札を挟むバンドには伸縮性があり、お札の枚数に合わせて無駄な厚みをもたせない工夫がされているのです。
Ideka Zipper Wallet
ミニマルなデザインでありながら、カードやお札を各最大20枚収納できるウォレット型のフラグメントケースです。クレジットカードを一回り大きくしたくらいの大きさで最薄部は約1.3mmのため持ち運びに便利。ジッパー式なので収納したものが落ちたりする心配もありません。
中にはSIMカードポケットを搭載しています。海外旅行でSIMカードを変更するときに失くさないようにしまっておけます。また、キーホルダーなどのリング(別売り)を取り付けられ、鍵やミニライトなどを収納できます。
日本・海外のクラウドファンディングサイトで目標達成率1500%以上の資金を集めるほどの人気フラグメントケースでもあります。
ライターからひとこと
キャッシュレス化が進む中で、薄く小型のフラグメントケースの人気が急上昇しています。
機能性はもちろんですが素材や形状にこだわったデザイン性も重視され様々なブランドからも展開がされ始めています。
持ち物を最小化させたい人におすすめなので、フラグメントケースの購入を検討している人は記事を参考にしてくださいね。