本日2021年11月19日(金曜)ギルドデザインより、ジュラルミン削り出しのiPhone向けバンパーケース「GILD design Solid Bumper for iPhone 13 series」が事前予約開始となりました。
ファン待望のiPhone13&iPhone13Proに対応したモデル(2022年9月20日追記:iPhone14にも対応)。iPhoneケースを数多くレビューしてきた著者も昔から良く知っているケースの一つです。
ギルドのソリッドバンパーと聞けば、ちょっと高いけど昔からこだわりのある人から人気のiPhoneケース。航空機やレーシングカーにも採用される屈強なジュラルミン無垢材を、塊から削り出す工法によって作れられたプレミアムな高級品です。
もともとバイク用品を手掛けていたギルドだけあり緻密な計算の元、iPhoneへシンデレラフィットさせつつ鉄壁の保護力をもたせている点が魅力。
必要最小限の枠組みのみで形作られたバンパー形状は、iPhone13シリーズの外観を思う存分楽しめながらも、平坦な地面に落とした際にiPhone筐体がどこからも地面に接触しない驚きの仕掛けがミソ。
「ホントに守れるの?」と疑いたくなるほどミニマルなバンパーケースながら、落下への備えに優れた性能を発揮する秘密に迫っていきたいと思います。
製品仕様はこちら。
- 製品名:ギルドデザイン ソリッドバンパー for iPhone13/13Pro
- 対応機種:iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone14(※2022年9月20日追記)
- ブランド:GILDdesign
- メーカー:有限会社ギルドデザイン(三重県亀山市)
- ケースタイプ:バンパーケース
- 素材:フレーム→ジュラルミンA2017S、ボルト→ステンレス
- サイズ:11mm×77mm×152.5mm
- 重さ:18g
- ストラップホール:あり
- ワイヤレス充電:対応
- MagSafe充電:対応
- Apple Pay:対応
- 同梱物:「GILDdesign Solidbumper」本体、トルクスボルト5本(予備1本含む)、衝撃吸収材5個(予備1個含む)、Oリング5個(予備1含む)
- カラー:シルバー、ブラック、レッド、マットブルー、マットピンク、シャンパンゴールド
- JANコード:4522285432506、4522285432513、4522285432520、4522285432537、4522285432544、4522285432551
- 型番:GI-431S、GI-431B、GI-431R、GI-431MBL、GI-431MP、GI-431CG
四隅の出っ張りがミソ。衝撃にビクともしない落下への強さ
iPhoneが落下したときに最もさけたいのは、四隅からぶつかって強い衝撃を食らってしまうこと。そうすると、iPhone内部のバッテリーパックや電子回路などが損傷して故障の原因になってしまいます。
もちろん、ディスプレイが割れてしまったり、背面にヒビやキズが入ってしまう外傷も防ぎたいところです。
そこでみなさんはごっつい耐衝撃ケースや分厚い手帳型ケースなどでiPhoneをカバーしようとします。
・・・ですが、それではせっかくの洗練された美しいiPhone13の美観を楽しめませんよね。
どうしたものか、という人におすすめしたいのがこの「ギルドデザイン ソリッドバンパー for iPhone13/13Pro」です。
一見すると「背面や側面ががら空きじゃないかー!」「これでどうやって守るっていうの?!」なんて声が聞こえてきそうですが、安心してください。守れるんです。
その秘密を紐解いていきましょう。
まず素材。
レーシングカー・レーシングバイク、さらには航空機や宇宙船の部品としても採用実績のある「A2017」と言うジュラルミン無垢材が使われています。
その中でも最高品質の呼び声高い、古河スカイ製(現:株式会社UACJ)のA2017Sジュラルミンがギルドのソリッドバンパーには使われているんです。
過酷な環境下においても信頼できる屈強なジュラルミン素材を削り出して作られるケース。それだけ聞いても頑丈さが伝わってきます。
メーカーが幾度にもわたる落下テストを繰り返し、変形しない耐久性を実現しています。
著者が過去使ってきたギルド製ソリッドバンパーでは、落としてフレームが曲がったりしたことは一度もありませんでした。自信を持っておすすめできる丈夫さをもっていますよ。
続いて形状。
四隅をちょっぴり肉厚にすることでコーナーからの落下に対してめっぽう強く、内側には衝撃を和らげるシリコンが仕込まれています。外でショックを受け止め、中でダメージを緩和するというダブルの耐衝撃設計がとられています。
コーナー4箇所が盛り上がっていることにより、平面に落としてもiPhone周囲のエッジには接触することがありません。
さらに付属のアルミスペーサーを四隅のボルトに装着すれば、ディスプレイ側・背面側・突出したリアカメラのすべてにおいて、触れることがないのです。
これは驚きですよね、一見するとがら空き状態のバンパー形状にもかかわらず触れたり擦れたりすることがないなんて。
もちろん凹凸のない平坦な場所に限りますが、iPhone筐体が傷つくことを防げちゃうってかなり心強いのではないでしょうか。
派手さはありませんが、「必要最小限で最大限守る」みたいな粋を感じます。
ミニマルだからこそ、裸のような操作性を実現
背面もがら空き、側面もガラ空き。
カバー領域が極めて少ないからこそ、裸のような使用感を味わえるのもソリッドバンパーのメリットです。
握ったときに最も分かるのが、ケース装着にもかかわらず横幅をほぼ感じないこと。
iPhoneの横幅とほとんど同じように調整された側面フレームにより、ケース未装着時にとても近い握り心地を実現しています。
そして側面が空いていることにより、ボタン操作を邪魔する障害がなく生身のiPhoneを触っているような感覚に。一般的なiPhoneケースを付けていると、側面をカバーしているのでそうはいきませんからね。
iPhone操作してる感(?)がより一層カラダで感じることができるケースだと思いますね。
そして背面が大きく空いている、というかほぼガラ空き状態なため、iPhone13/13 Proに備わっているワイヤレス充電機能やMagSafe機能を損なうこともなし。
一部のワイヤレス充電器に置くとバンパーの厚みだけ少し背中と充電パッド部に隙間ができてしまうこともありますが、チャージできないってことはほとんどありませんよ。
磁石でくっつくマグネット式のカードウォレットだったり、マグネットワイヤレスモバイルバッテリー等の類もなんのその。
背面が空いている利点を活かしてMagSafeアクセサリーを存分に活用できるでしょう。
当然Lightningケーブルを使っての充電にも対応しています。
有線派な方や急いでいてケーブルで早く充電したいなんて時にはぜひ。
ちなみにストラップも取り付けられるようになっています。落としたくない人、お気に入りのネックストラップを付けたい人は活用してくださいね。
iPhone13・iPhone13Proの美観を堪能できるアルミボディ
iPhoneは造形の美しさから、最も洗練されたデザインのスマホだと個人的には思っています。だから目で見て楽しみたいんです。
そんなiPhoneユーザにとって、iPhoneケースで美観を台無しにしてしまうのは・・辛い。
著者のような人は少ないかもしれませんが、同じように思っているコアなファンからすれば、ソリッドバンパーのミニマル設計が最適なのです。
なんせガラ空きなので、ほぼ生身のiPhone13を堪能できますからね。
それでいて、アルミを削り出した質感の高さがiPhone筐体にマッチしていて高級感があります。上下から留めるボルトにいたるまで品の高さがうかがえるデザイン性に乾杯。
カラー展開には、定番色の『シルバー』『ブラック』『レッド』『シャンパンゴールド』がラインアップしています。
そこに加え、淡い色合いに変更されiPhone13Proのシエラブルーにマッチする『マットブルー』やiPhone13のピンクに合わせて付けたい新色『マットピンク』の全5色がラインアップしています。
『マットブルー』と『マットピンク』はニューカラーってのもありますが、上品で綺麗な色味をしているので人気が出そう。いつも色選びで迷ってしまう著者ですが、今回もしばらく悩みそうです。笑
ライターから一言
待っていたiPhone13とiPhone13Proに対応した専用ソリッドバンパーが登場しました。ユニークな形、無駄のないカバー領域、緻密な計算による最小にして最大の保護、アルミの上品な質感などなどギルド好きにはたまらない逸品ですよ。