息を吹きかけ、いつでもどこでも手軽にアルコール濃度を計測できる携帯式「吹きかけ式アルコールチェッカー」を紹介したい。
単四電池2本で動く本体は、ガラケーを一回り小さくしたような手のひらサイズ。ワイシャツの胸ポケットにも収まり、携帯しやすいのが特徴だ。
上部のキャップを上に開け、内蔵されるセンサーに向かってハァ~っと息を吹きかければデジタル表示で一目瞭然。
0.05mg/L以上になるとディスプレイが赤色になり、誰でも分かりやすい設計だ。
短時間でアルコール濃度が計測でき、なおかつ携帯型で手軽に使えることから、時間のない朝にも便利だと言える。
個人なら車通勤の前、法人なら従業員へ使用させるなどニーズの高い機器だろう。さっそく詳細を確認していく。
製品仕様はこちら。
- 製品名:吹きかけ式アルコールチェッカー
- JANコード:4549462026044
- 型番:3R-ALCH01
- メーカー:スリーアールソリューション株式会社(福岡県福岡市)
- 寸法(約):105mm×32mm×16mm
- 重さ(約):30g
- 測定範囲:0.00~0.95mg/L(0.01mg/L単位) ※0.05mg/L未満は0.00mg/L表示
- 測定方式:吹きかけ式
- 検知方式:半導体ガスセンサー
- センサー寿命&メーカー保証期間:購入後1年or約1000回以上使用
- インターバル:5分間
- 電力:単4形アルカリ乾電池×2本
- 注意事項: ※道路交通法第65条第1項にて「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と遵守事項が定められています。 ※「吹きかけ式アルコールチェッカー」で測定したデータは飲酒の有無を判断するための一つの判断材料であり、運転の可否を判断するものではありません。 ※測定結果に基づいて、車両の運転や機器操作などの可否判断に対して、本製品の製造者、および販売に携わる関係者は一切責任を負いません。 ※車両の運転や機械操作の最中に測定を行わないでください。
5秒息を吹きかけるだけ。色で分かりやすく識別
本体上部がキャップになっていて、上方向にスライドさせセンサーを出して使用する。センサーに向かって、息を吹きかければデジタル表示でアルコール濃度が計測される。
誰でもカンタンに測定できるシンプルな設計だ。
中央に搭載されるディスプレイにデジタルでアルコール濃度が表示される。測定できる範囲は、0.00~0.95mg/L。
0.05mg/L未満の場合には、0.00mg/Lと表示され緑色にディスプレイ全体が変わる。
0.05mg/L以上計測した場合には、0.01mg/L単位で数字が示され、ディスプレイが赤色に変わる。
信号に例えると赤色は「止まれ」。つまり、ディスプレイが赤色に変わったら、直感的にも危険であることが認識しやすい。
ただし、メーカー公称によると、『測定結果に基づいて、車両の運転や機器操作などの可否判断に対して、本製品の製造者、および販売に携わる関係者は一切責任を負いません。』とある。
故に、測定結果は判断材料の一つであり、運転の可否を判断するものではないことに十分留意しておこう。
車を運転するドライバーには、くれぐれも飲酒運転には細心の注意をはらってほしい。
アルコールチェッカー本体は、口に触れる訳ではないので他の人へシェアして使う際にも便利だ。
キャップがついていることにより、持ち歩いているうちにセンサーへゴミの侵入などが防げる。繊細なセンサーを保護する上でも安心だ。
小型でどこにでも持ち歩ける
まるで一昔前のガラケーを一回り小さくしたような小型の形状。サイズは、おおよそ縦が10.5センチ、横が3.2センチ、厚みが1.6センチほど。
重さもたったの約30グラムしかない。
片手に収まり、シャツの胸ポケットにもスルスルっと出し入れできるコンパクトかつスリムな本体だ。
駆動には単4電池を2本利用する電池式を採用している。
USBケーブルから本体を充電する充電式だったり、ケーブル接続して電力を給電しながら使用するものではない。
運送会社やタクシー会社など、会社の従業員へ一日複数回のアルコール濃度チェックをルール化しているところもある。
充電式だと電池切れの心配もあるし、有線式だと持ち歩けない。そういった意味でも乾電池式のメリットは大きい。
センサーの寿命は、メーカー公称値で約1000回だそう。価格もそれほど高いものではないので、適切に買い替えながら使うのが良いだろう。
ライターから一言
お酒を嗜む人の常識として、車に乗る前にはアルコールチェックを必須にしてほしい。一人ひとりの自覚が悲劇を生まないと思う。