少し前の話になりますが、クラウドファンディングで応援購入総額217万円も集めたミニ財布があります。
まるでマジックを見ているかのように、お札があれよあれよという間に財布に固定されていく不思議な仕掛け。
一見すると何が起こっているのか、まったく分からないけど、「これ、めちゃくちゃ便利じゃない?!」とうなってしまいました。
それが「R/E SIDE スピンウォレット」。
スリムでミニマルな財布ということで収納量は少なめ。使う人を限定しますが、現金をそれほど持ち歩かない人にとってみれば、これで十分。ハマる人にはハマる、そんなミニ財布です。
とにもかくにも財布に紙幣を挟むだけで、パッパッパっと素早くバンドで固定されていく驚きの仕掛け。どんな仕組みなのか・・今回はその秘密を明らかにしていきます。
そのカラクリを知っても、まだ買う?
筆者の出した答えは・・記事後半で。
製品仕様はこちら。
- 製品名:R/E SIDE スピンウォレット
- カラー:アイボリー、エメラルド、ピンク、ブラッククロコ、イエロー、スカイブルー、キャメル、ネイビー、ブラック
- メーカー:R/E SIDE(東京都世田谷区)
- 寸法:約105mm×80mm
- 重さ:約50g
- 素材:牛革
- 革の種類:オイルレザー、サフィアーノレザー、クロコダイル型押し※カラーによって異なります。
- 収納量(目安):カード6枚、紙幣15枚、小銭20枚
- JAN:4582658190181、4582658190174、4582658190167、4582658190150、4582658190136、4582658190129、4582658190112、4582658190105、4582658190099
どれくらいモノが入るの?収納力をチェック
まずカラクリの前に、そもそもの財布としての収納力をチェックしていきましょう。
形は二つ折り財布。収納できるものとしては、カード・お札・小銭です。
お札は後述するバンドに挟む形でホールドして、カード類はポケットがあるのでそちらへ。
財布を見開いた両サイドのゴムバンドには、片方で7~8枚。両側合わせて約15枚の紙幣が挟めます。
カードポケットは、縦入れポケットと横入れポケットがあり、合計で6枚くらいのカード類を収納できます。
最後に小銭入れ。
ファスナー付きの小銭入れには、おおよそ10~15枚くらいは500円硬化から1円玉まで大小さまざまな小銭が入りました。
入れようと思えばもっと小銭を詰め込めますが、パンパンになって薄さを損なってしまいますので、おすすめはできないですね。
これらの収納量を考えると、普段から現金をバリバリ使う人よりも、基本はスマホで決済していたり、クレジットカードでお会計をする人が向いていると思います。
形状もスリムですし、現金が必要になったときのためにカードと一緒に現金を邪魔にならないように持ち歩く用途かなと。
お札があっという間にバンドへ。意外なカラクリに迫る!
二つ折り財布の中に、お札を挟んでパタッと閉じて開けば・・おぉ!!
あっという間にゴムバンドに挟まっていきます。まるでマジックのような、この仕掛け。
実は、意外とカンタンなカラクリなのです。
ゴムバンドが両サイドを繋いでいて、それが入れ違いになるだけ。なかなか言葉では説明しにくいので、次の動画をみてください。
こんな風に連結部分が入れ替わるから、ゴムバンドにお札が挟まるって仕掛けなのです。
このカラクリ、筆者は買いだと思いましたね。
お札を財布にしまうのって、意外と手間取ったりするじゃないですか。レジ前だとなおさら焦るというか・・。笑
これだけ簡単に、そして手際よくお札が挟めると気持ち的にも楽ですよね。
大人っぽいオシャレな牛革。スリムでポケットにもスルッと入る
小型かつ薄型でポケットへの出し入れもスルスルとおこなえるスリムな形。
サイズは、横が約10.5cm、縦が約8cmほど。ズボンのお尻ポケットにも邪魔にならない携帯性が魅力ですね。
スマホで決済ができるお店が増えてきた今の時代だからこそ、持ち歩く現金を減らし、分厚い財布を卒業したいって人にも向いているスリム財布ですよね。
牛革を採用した外観は大人っぽい落ち着いた印象を受けます。今回レビューに使ったクロコは高級感もあるし、どこか妖艶な魅力をまとっていますね。
全10色の豊富なカラーバリエーションがラインナップしているのも選べる楽しさの一つですよ。
日本のタンナーさんで加工された革を使用しているということで、実際に触った質感も良き。高級感もあり、持っていて所有欲を満たしてくれますね。
カジュアルな普段着から、カチッと目のフォーマルなジャケットまで、それほどファッションを選ばない格好良さが好印象でした。
動画レビューはこちら
ライターから一言
摩訶不思議なお札ホールド機構を紐解いていくと、案外シンプル。しかし、なかなか思いつくものでもないなぁ~と感心させられましたね。カラクリを知って余計に魅力的なミニ財布になりました。