2022年上半期、モバイルバッテリー売上ランキングTOP5

2022年上半期、モバイルバッテリー売上ランキングTOP5

今年の2022年上半期、AppBank Storeで取り扱うモバイルバッテリーの中でたくさんの人から支持され好調だった売上ランキングTOP5を発表します。

今年はようやく人出が増えてきて、出先のスマホ充電やパソコン充電用にモバイルバッテリーのニーズも増えています。

また、3月に発生した東北南部での地震やウクライナ情勢もあり、停電対策や電力不足に備えてモバイルバッテリーを準備される人が多くいらっしゃいました。

僕も3月の地震のときには家が停電して、夜中の数時間はモバイルバッテリーを使ってiPhoneの電池を補ったり、照明代わりのLEDライトを付けて過ごしました。あのときモバイルバッテリーがなかったら、結構焦っていましたね、確実に。

そんな訳で、災害対策やら節電やらで、この夏ますます必要になるであろうモバイルバッテリーの売れ筋を紹介していきます。

みなさんの持っているデバイスや電子機器、あと利用シーンを想像しながら失敗しないモバイルバッテリー選びの参考にしてくださいね。

第5位:Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)

Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)

モバイルバッテリーとワイヤレス充電器とスマホスタンドの3つの役割がこれ1台にガッチャンコした3in1充電器の最新モデルがランクインしました。旧モデルから容量が2倍になって10,000mAh搭載。スマホ1.5~2回くらい満充電できて外出には十分です。

Ankerが手掛ける充電器シリーズのなかでもマグネってでくっつくことをテーマにしたMagGoシリーズとなっています。なので、MagSafe充電対応のiPhone13シリーズや12シリーズでは、ケーブルレス充電が可能。近づけるとバシッとマグネットでくっついて、ズレずに効率的な充電ができます。何よりiPhone用のケーブルを別個に持ち歩く必要がなくて荷物が減るのも良きポイント。

搭載される2つのUSBポートを使えば、ワイヤレス充電×1デバイス+ケーブル充電×2個の合計3台まで充電できます。スマホ2台とBluetoothイヤホンなんかを同時に充電したいときに便利です。

それだけでは終わらず、充電器裏にスタンドが潜んでいます。引き出せばスマホスタンド代わりにもなるので、動画視聴や音声通話・Web会議にもってこい。

価格が7,990円なので、1万mAhのモバイルバッテリーとしては高いです。しかし、付帯する機能としてワイヤレス充電・スマホスタンドがあって至れり尽くせりって考えると、妥当な価格だと言えます。機能性の高さを重視する人におすすめしたいですね。

第4位:SMARTCOBY Pro PLUG

SMARTCOBY Pro PLUG

クラウドファンディングのMakuakeさんでも2600万円を超える購入総額を集めて今年発売されたCIOの大注目充電器。モバイルバッテリーとプラグ付きAC充電器が一体になった商品です。

高出力30WのUSB-CとUSB-Aポートを搭載した10,000mAhのモバイルバッテリー。スマホを1.5~2回満充電できて、なおかつ2つのポートからパソコンとスマホなど2台まで同時充電ができます。

正直、バッテリーとACチャージャーの2in1っていうのは、これまでも他社メーカーから発売されていました。しかし、これだけ注目されているのは、2台同時充電したときにUSB-Cポートの30W出力が落ちないことでしょう。MacBook Airをはじめ30W出力で充電もしくは給電できるノートPCを携帯する人にはかなり心強いと思いますね。

それとプラグが付いていて、モバイルバッテリー本体を充電するためにわざわざケーブルと充電器を用意して繋ぐ必要がないのも魅力。「SMARTCOBY Pro PLUG」をコンセントにさすだけでチャージできる手軽さが使いやすいポイントです。

パススルー充電で普段は卓上のUSB充電器として使って、外出の際にコンセントから引っこ抜けばモバイルバッテリーの充電忘れもありません。いつでもフル充電状態で持ち出せますよ。

価格は6,578円ということで2in1かつ高出力かつ2台同時充電でも30Wが維持される利便性を考えれば、コスパも高いと思います。パソコンを持ち歩くことが多いビジネスパーソンにおすすめです。

第3位:Anker PowerCore Solar 10000

Anker PowerCore Solar 10000

3月に発生した地震による停電の影響で一気に売れ筋へランクインしたのが、ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーです。電力が絶たれた場合、太陽光を利用して電力を蓄電できることから緊急時に活躍してくれます。

バッテリー容量は10,000mAhあって、スマホなら1.5~2回くらいの容量。メーカー公称だと太陽光で最大50%まで充電できるそうで、おおよそ14時間かかります。蓄電するのにかなり時間はかかりますが、非常事態用として考えるならスマホの電池切れに備えるモバイルバッテリーとしては安心です。

防水防塵性能があることを示すIP64を取得しているので、屋外でも雨やチリにも強いです。価格は、4,790円。

普段使い用ではなく、夏の電力供給が不足するタイミングに備える目的だったり、キャンプなどアウトドアを楽しむ際の備えとしておすすめです。いつも携帯しておく理由がない限り、同じ容量のモバイルバッテリーなら、自力で電力を生むことができるソーラーパネル付き充電器が理にかなっているでしょう。

第2位:SMARTCOBY Pro 30W 10000mAh

SMARTCOBY Pro 30W 10000mAh

スマホを2回前後くらい充電できる1万mAhの容量にもかかわらず、ものすごく小さくて30W高出力を兼ねるモバイルバッテリーです。1万mAhクラスでぶっちぎりでずーっと売れ続けているロングセラーのヒット商品。

特段びっくりするような機能や目新しい機能が付いている訳ではないんですが、手のひらに収まるコンパクトサイズにかかわらず、30W出力がだせるのが最大の特徴。シンプルに小さくてパワフルってことです。なので、iPhoneやアンドロイドスマホだけでなく、iPadやゲーム機、MacBook Air・MacBook12インチも最速で充電できるのが魅力ですね。

USB-CとUSB-Aの2口ポート体制で、2台同時に充電が可能。さらにモバイルバッテリー自体の充電と接続デバイスの充電を同時に行えるパススルー充電にも対応しています。

お値段は4,378円で高出力かつ小型を考えるとコストパフォーマンスが高いと言えます。普段使い用の携帯性重視かつ、さまざまな小型デバイスをフルスピードで充電したい人に使ってほしいですね。

第1位:Anker PowerCore Essential 20000

Anker PowerCore Essential 20000

2万mAhの超大容量なのにお値段4,990円で買える超コスパなAnkerの大人気モバイルバッテリーです。出力専用のUSB-Aポートが付いていて、2台同時に充電も可能。

スマホを4回前後くらいフル充電できる容量なので、人によっては1週間モバイルバッテリーを充電しなくてもなんとかなるかも。いつもカバンに常備しておく用途から、出張や旅行などの宿泊用としても心強いですね。

コスパだけではありません、板チョコを分厚くしたような平べったい形をしているのがポイント。普通は2万mAhもあれば、かなり大型なので持ち歩きにくくて普段使いとしては敬遠されがち。しかし、「PowerCore Essential 20000」ならスリムで細長い利点を活かして、スマホを充電しながらモバイルバッテリーと重ね持ちができるんです。もちろんカバンの隙間にはいってかさばらないし、重量も約343gなのでiPhone13ProMaxの1.5倍程度。薄くて軽い、携帯性の高さが支持されているんです。

名前も聞いたことがない安価なものより、品質管理がしっかりしたAnkerのブランドってことも加点ポイント。信頼できるブランドであり、アンダー5千円で20,000mAhの持ち歩きやすいモバイルバッテリーがゲットできるコスパに驚きですね。

動画レビューはこちら

ライターから一言

災害対策のソーラーパネル付きだったり、携帯性が高くてノマドワークに便利なモデルが多い印象でしたね。やはり地震やリモートワークの影響によるところがあったのでしょう。
あと、ランキングを発表して思ったのが、AnkerとCIOの2社が強すぎじゃないって。笑
この2強に迫るモバイルバッテリーを他のメーカーが発売してくるのか、今後が楽しみです。