近所に大きなマンションが立ち、日陰になった自宅。
ベランダに置いていた観葉植物がみるみる痩せ細り、見るも無惨な姿に。
テレワークの関係でずっと家にいるので、ちょっとした息抜きに緑を眺めるのが癒やしだったのに・・切な。(泣)
実はこの状況、僕の友人の実話なんです。日中の一番日光がいい感じの時間帯に限って、日陰になるんですって。
だから友人はどうしたかっていうと、あるモノで解決したそう。
センチメンタルな友人の心に一筋の光を見出してくれたあるモノとは、観葉植物育成ライト「TANIQUE(タニーク)」です。
光合成を促す特殊な植物育成ライトを搭載し、さらに勝手に給水してくれる自動水やり機能が付いた製品です。
日当たりの悪い住宅だったり、部屋の中で育てたいって人にはドンピシャ。
し・か・も・・・
ライトも水やりも、タイマー設定ができて定期的に動作するからお世話の頻度も減ります。2週間に1回くらいタンクの水を取り替えるくらい。
観葉植物ってちゃんと面倒見れるかなっていうビギナーからズボラさんにも向いているんじゃないかな。
僕は趣味で園芸を楽しむこと2シーズン目に突入した初心者なので、個人的な見解も含まれていますが、参考にしてもらえると嬉しいです。
部屋の中にいながらいつでも癒やしを求められる「TANIQUE(タニーク)」の優れた機能や魅力に迫っていきます。
製品仕様はこちら。
- 製品名:多肉植物を飾るテーブルランプ TANIQUE(タニーク)
- JAN:4573502850757、4573502850740
- 型番:EPGL001、EPGL002
- ブランド:EPEIOS(エペイオス)
- メーカー:株式会社EPEIOS JAPAN(東京都中央区東日本橋)
- 種別:観葉植物育成ライト
- 機能:水やりモード、ライトモード
- 寸法(約):細長型→W191mm×D132mm×H403mm、丸型→W289mm×D132.5mm×H338.5mm
- 重量(約):細長型→500g、丸型→490g
- 定格電圧:100-240V
- 消費電力:3W
- 入力電圧:0.045A
- 電源周波数:50/60Hz
- 点灯電力:1.5W
家の中でも育てられる育成ライト
園芸2シーズン目の初心者である僕は、室内で観葉植物や多肉植物を育てています。1シーズン目は観葉植物を中心に育てていたんですけど、多肉植物の魅力にハマちゃって、今では多肉植物がメインになっています。
品種としては、アガベ、ハオルチアがほとんどで、エケベリアが少し。あと、多肉植物ではないけど、パキポディウムも育てています。最近はアガベとパキポディウムの実生も始めました。
ま、僕の話はこれくらいにして(話し出すと止まらないんで。笑)、「TANIQUE(タニーク)」の外観をチェックから。
ルームライトっぽい見た目をしたお洒落なデザインをしています。外観がスマートでどこか先進的な形をしているので、部屋に置いておくだけでちょっぴりドヤれるかも。笑
さっそく注目のライト部分について。
部屋の中の窓際、ベランダ、玄関先、庭など自宅の環境によって植物を置いておく場所は人それぞれでしょう。時間や季節・天候によって太陽の向きや湿度も変わるので、その都度場所を移動させている方も多いハズ。
また、一口に多肉植物と言っても、生育に必要な光量ってそれぞれ違いますよね。アガベみたいに光量が必要なものもいれば、軟葉系のハオルチアのように光量がそれほど必要ない植物も。
そもそも間取りや日当たりの関係など住宅事情によって、十分な日差しが確保できないって人も。
そこで、「TANIQUE(タニーク)」には光合成を促すとされる波長の長い赤色の光、そして光形態形成を促すとされる波長の短い青色の光を組み合わせた紫色のLEDライトが付いています。
日光が確保できない日当たりの悪い室内でも、一定の光を植物へ与えることができるという訳ですね。
あと天気に左右されないのもポイント。雨が続く時期やなかなか晴れない季節はどーしても日光不足になりがち・・。そこでいつでも一定量の光が浴びられるのは育てやすいポイントです。
タイマーで照射時間をセットできるようになっています。
1時間ON&1時間OFFだったり、1時間ON&2時間OFF、といった2パターンの周期で設定して、自動照射してくれます。
ライトの消し忘れなど、長時間の照射で葉焼けしてしまうことを避けられますね。
手元に照度計しかなかったので、照度でライトの性能を測ってみます。
あくまでも我が家の環境での実測となりますが、ライトから10cmの直下で赤青色・橙色共に230lx程度でした。
若干暗めの事務所が300lx程度と言われるので、育成ライトとしては若干物足りないのかなってのが正直な感想。
植物育成ライトで有名なAMATERASシリーズなどに代表される15W~20Wくらいの製品と比べれば、出力W数も1.5Wということで低め。その一方で「TANIQUE(タニーク)」は比較的リーズナブルに手に取れることを考えると、初心者が使うイメージなのかなと。
クリップ型やアーム型の育成ライトと違って、正確に植物の真下へライトを当てられます。一般的に植物は光に向かって育つので、形が綺麗に育ちやすいんじゃないかなと思います。
留守にしていても自動で水やりができて便利
園芸の世界って、まだまだ初心者の僕からすれば「奥が深いなぁ~」と日々学んでいる最中。
「水やり3年」って言われるくらい、水やりは難しいものですよね。
実際、水やりが原因で何株か枯らしてしまったことも。
水やりが原因で枯れる場合は大きく2つ。「水切れ」と「水のやり過ぎ」です。
水のやり過ぎっていうのが意外って思われる人も多いんじゃないでしょうか。
特に自宅にいることが増えたからこそ、室内でお世話したい欲が増して、ついつち水をあげ過ぎちゃいます。(汗)
根腐れして枯らしてしまうんですよね~。。。
使用している鉢や土、室温や通気(風通し)などあらゆる環境を
蕎麦打ち職人が天候によって水の量を微調整するのと同じで、植物の水やりも温度・湿度・風通し・鉢の素材・土の状態などさまざまな状況を加味した上で微調整が必要なのです。
こんなに水やりのハードルを上げておいてアレですが、「TANIQUE(タニーク)」の自動水やり機能はどうか?(笑)
実際に使ってみました。
使い方としては、下部のタンクに水道水を入れて電源を繋いで、スイッチON。
あとは好みのタイマー設定を済ませるだけ。
こんな感じで定期的に水が出てきます。
水やりを終え、鉢の底穴から出てきた水がフィルターで濾過(ろか)されてタンクに戻ってきます。そして再びその水が植物の水やりに使われて循環していきます。
メンテナンスはタンクの水が濁ってきたタイミングなど2週間に1回程度の水の入れ替えをしてあげるだけ。
本体が白色なので、鉢からこぼれた土が目立つのが気になるかな。合わせて拭き取ってあげることをおすすめします。
自動給水の機能については、3パターン(1.5日、3日、7日)から選べて、1回の給水量は一定でだいたい10ml程度でした。
動作自体は決められたペースできちんと水やりができているので優秀。さすがに、安物の粗悪品とは違いますね。(安心)
丸いアーチ型の方は、底面の大きさと給水管の高さから、3.5号程度までの鉢サイズを想定しているのかな?と思います。
試しに自分の鉢を置いてみたところ、3号鉢で鉢底までしっかり湿らすためには50ml必要でした。
なので、給水量は少な目にして、「しっかり」よりは「枯れない程度」という設計なのかなと感じました。
多肉植物は水切れには強いので、あとは土の質と量に応じて頻度を調整してあげれば良いと思います。自動的に水やりをするのなら、このくらいがちょうど良いんじゃないかな。
ただ、最良の設定を導き出すのに時間がかかりそうなので、欲を言えば、鉢の重さを基準に「○○gを切ったら○○ml給水する」的な設定ができると良かったなぁ~と。
もっと言えば、アプリからモニタリングできたり、マニュアルで給水できたら尚良し。(さすがにそこまでいくと高額になっちゃうか・・。)
とは言え、決まったタイミングで自分がいなくても水やりができるメリットは大きいでしょう。出張や旅行など長期で留守にする場合には助かる機能です。
お洒落な室内のインテリアや間接照明代わりにも。
デザインがお洒落なので、インテリアとしてもイケてると個人的には思います。
角ばっていなくて、形や質感も好み。
暗い部屋でライトアップすれば、植物が綺麗に映えます。鑑賞しながらお酒を飲んでいるときが幸せ~。
自分の部屋意外にも、お客さんを迎える玄関やホット一息したいリビングにもマッチするかな。
写真向かって左にはハオルチア オブツーサ ミラーボール、右にはエケベリア ブラックナイトを設置してみました。
タイプとしては左が縦に細長いアーチ状、右が丸型アーチ状という2種類があります。
おおよその寸法は、細長型が横19.1cm×奥行き13.2cm×高さ40.3cm、丸型が横28.9cm×奥行き13.2cm×高さ33.8cmあります。
丸型は横幅が30cm弱あるので、置き場所を選ぶかな~って印象。購入前に部屋のどこに置くか決めるのと、鉢が設置できるサイズなのか調べておくようにしましょう。
ライターから一言
観葉植物や多肉植物を自宅で手軽に楽しみたい人だったり、これから始めたいって人向けなのかな。部屋の中で手をかけずにそれなりに育てられるって意味で言うと、ガチで園芸をする人よりかは初心者向けの育成ライトだと感じました。