ちょっとそこまでのつもりがあれよあれよと買い物をしてしまって両手に紙袋いっぱい。旅行中にあるあるですよね。
昔子どもの頃、お母さんが荷物をリュックにつめてくれた時にはきれいに収まっていたのに、帰りはなぜか入らず何かしらが手持ちになったりした記憶、ありませんか?
モノが増えた分、バッグやリュックが大きくなればいいのにって思うシーンが人生に多々あります。特に旅行では、できればバッグをもう一つ持つのではなく、今あるバッグに収めて歩きたいものです。
そんな旅行シーズンにおすすめしたい「NIID CACHE」をサクッと肩にかけましょう。
容量13Lのスリングモードでコンパクトに使いつつ、荷物が増えたら一瞬でダッフルモードに。ダッフルバッグに返信することで最大容量が36Lに増えるので出先で発生した荷物も軽々回収できます!
なんでそんなに容量を増やせるのか?よくよく見ていきましょう!
製品仕様はこちら。
- 製品名:NIID CACHE
- カラー:ブラック、グレー
- JAN:4548843023016、4548843023023
- 販売者:イルプリモ株式会社(大阪府大阪市)
- ブランド:NIID
- 製品種別:バッグ
- 機能: スリングバッグ、ダッフルバッグ
- サイズ(約): スリングモード→50×24×11㎝(13L) ダッフルモード→52×25×28㎝(36L)
- 重量(約):970g
- 素材:ポリエステル等
- 同梱品:商品本体のみ
スリングとダッフル、欲しいときに欲しいバッグを
左、スリング。右、ダッフル。
スリングからダッフルに転換するとマチ部分が倍くらい広がり、容量は3倍近く増えます。うん、シンプルにすごい。
コンパクトにパッキングして出かけたものの、旅行先でおみやげをしこたま買い込んじゃって荷物がめっちゃ増えた!なんて時にも類稀な包容力をもって味方になってくれます。
とはいえ、比較的小容量であるスリングモードだとしてもノートPCを持ち運べるほどの大きさはあります。カジュアルめの通勤にも、日々のお出かけやちょっとした遠出にもジャストフィット。
スリングモードでお出かけ。荷物少ないときのバッグは小さめがいいです、やっぱり。荷物に対してバッグが大きいと、どうしても中で荷物が遊んじゃうんですよね。中身の量とバッグの容積はできるだけトントンの方がよい派です。
出先でのダッフルモード。サイズ感けっこう大きめ。
ところで、ダッフルバッグってなにーってなってる人いますか?実はワタクシ初めて聞いたので、一瞬分かりませんでした。
ダッフルバッグとはもともと、船員や水兵が長期任務のときに私物を入れていたバッグというか袋のこと。今は丈夫な生地でできた、取っ手付きの円柱状のバッグを指します。スポーツバッグの一種ですね。
ちなみに私はこういうバッグをこれまでドラムバッグと呼んでました。うーん、年代の問題かな?
そんなこんなで必要に応じて変身するバッグだから、これひとつあればたいていのシーンをカバーできちゃうのです。
ひとつでよい、ということは財布や鍵、モバイルバッテリーといったいつものお出かけセットを移動しなくて済むってこと。バッグを変えるときによくモノを移し忘れて出先で消沈してしまう人間にとっては、コレって地味だけどスバラシイことなんですよ。
見て見てこの大容量っぷりを!ダッフルモードだと36Lも入るんですよ。こまかーいギミック的要素もたくさんあるので、拾える限り拾ってお伝えしますよー。
モードの切替はイージー&クイック
形態チェンジは秒で完了。もはや台や机もいりません、空中戦でOK。ここで時間が掛かっちゃったらいくら有能でも使えないよね。
スリングバッグからダッフルバッグへ。留め具を外してハンドルを引っ張り出すだけ、かんたーん。うん、私にもできそうでよかったよかった。
ダッフルバッグからスリングバッグへ。こちらは留め具で留めるだけです。なんと、さらにイージーになってるじゃないですか。
ダッフルモードのときに使うハンドルは、スリングのときには隠れてるのでビジュアルを損ねません。
また、ハンドルにマグネットが仕込まれているから勝手に2本がくっついてまとまってくれます。こういう小さい気配りが超うれしいよね!使う側としては、ハンドル2本を手で探って束ねるっていう手間が減るわけで。ごくごく短時間の、ほんのチョイの手間だけど地味ながらストレス軽減になるので、イイと思います。
出し入れらくらくスリングモード
スリングモードだとメインスペースとPCスペース、それにこのハーフオープンの収納スペースがあって、ここはアクセスいいからすぐに使いたい折り畳み傘なんかを入れておくと便利。厚みのある水筒とかにもマル。
出先でペットボトルの飲み物をよく買います。しかしなかなかこれがクセモノで、キレイめバッグには入りにくいしリュックのサイドポケットに入れたらかがんだ拍子にスポーンと飛んだり。でもこんな感じでメインスペースに入れられたら安定感もあってよいかな。
ポケット充実してるとたくさんモノを入れててもガンガン片付くよね、ほんとステキ。バッグの中身散らかりやすい人間にはポケット少ないのは死活問題なんで、超だいじ。
そもそもメインスペースからして細かく仕切られているので、大きいバッグでありがちな「アレどこ行った?」が起こりにくいのです。荷物が遊びにくいって、こういうことなんですよ。
玄関先に到着する都度、バッグ内のカギ捜索が始まる私にぴったりのリール式キーホルダー。
カギを取り付けたらそこからびよーんと伸ばして玄関開けて元に戻すっていう、カギをほぼ絶対失くさないであろう構造。仕組み化って重要だねって話です、たぶん。えっ違う?
メインスペースにあるマグネット式ポケットは散らばりがちなケーブルなどの小物の収納にお役立ち。イージーアクセスにつき、よく使うイヤホンとかパスケースなんかを入れるのにもよいです。
イヤホンはコロンコロンとバッグ内で漂流しがち。使いたいときにすぐ見つからないとちょっとイラっとしちゃいます。こういうポケットを居場所として定めてあげれば心配ないね。
同じくメインスペースに装備されてるファスナー付きポケット。ここにはパスポートや財布など、貴重品を入れておく場所にすると安心。
ちなみに皆さん、海外に行かれるときはどんなバッグで出かけてますか?
私は現地でめちゃくちゃよく動くので、小さめのスポーティなショルダーバッグを愛用してました。ふと思い浮かんだんですよね。このバッグって海外で遊ぶときにもしかしてすんごい使えるんじゃない?って。たぶん相当役に立つと思われます。
PCスペースには15インチまでのPCを投入可能。けっこう大きめだなって印象です。PCバッグを名乗っていても収納できるのは14インチくらいまでっていう商品も多い中、これは大健闘なんじゃないかと。
「ワレのパソコン、テンキー付きでだいたいのPCバッグでアウト食らってる」っていう方、諦めるのはまだ早いかもよ!
ちょっとハダカには抵抗ある―という方はスリーブを使うといいですね。
ぶっといバックルストラップは長さ調整できます。PCのほか、厚い本を入れてもしっかりホールドしてくれるよ。不測の事態によりPCや大事なハードカバーがスパーン飛び出してフリスビー化、というような事故がないよう、きっちり配慮されてます。
PC収納スペースとメイン収納スペースには、15インチなららくらく収納できちゃいます。薄手のスリーブケースにPCを入れている場合には、15インチだとギリ入るくらいなのでご留意を。ご購入検討の際にはお持ちのPCのサイズを確認してくださいね。
ダッフルモードの大容量が頼もしいのなんの
ダッフルにすると気持ちいいくらいモノが吸い込まれていきますね。
これは容量だけの問題ではなくて、中の収納スペースが工夫されているから。ぐちゃぐちゃとめいっぱい詰め込むよりも、整頓して入れた方がモノはたくさん入るんですよね。分かっちゃいたけどなかなかできないんですよー。行うは難し。
でもこれなら小分けポーチもいらないし、なんだかやれそうな気がする!
数日の旅行や出張なら余裕なくらい、じゃんじゃん入る。サブバッグいらないのはありがたい。
ダッフルにすると、スリングモードにはなかった防水スペースが現れます。
使った折り畳み傘とか今までどうしてた?このスペースなら濡れたままポイっと入れられちゃうのでラクチン。
この機能ホントいいなと思うんだけど、でもできればスリングモードにも実装してほしかった!バッグの内側が防水なんだよ、外側じゃなくて。濡れタオルを入れる、雨に降られて脱いだTシャツを入れる・・・たぶんめっちゃ酷使するだろうなって予感あるもん。
収納スペースが神ってるのもさることながら、メタルの使い方とかディテールの手抜かりなさも感動もの。ギラギラ感がなくてちょっとしぶい。
ストラップがいけてるバッグはヌマリ不可避
ショルダーストラップだけ見てもかっこいいってどういうこと?
いかつそうな見た目に反し、ストラップ自体の重さは160gと意外に軽い。
磁気バックルが採用されています。スリングバッグって背負うときや荷物の出し入れのときなどなど、ストラップの長さを変えるタイミングが多い。だからストラップの扱いやすさはめっちゃ重要。
ココが使いにくいとそもそもバッグ自体から遠のいちゃうよね。その点、磁気バックルはワンタッチでつけたり外したりができちゃう。リリース時はバックルに触れて押すだけ。驚きのシンプル操作です。
長さ調整もほぼほぼ一瞬。バックルを持ち上げながらストラップをひっぱれば長く、同じようにしてストラップのはしっこをひっぱれば短くできます。直感的でかんたん手間なし。いつ何時も快適さは犠牲にしないのよ。
自転車に乗るときなど、バッグを体に密着させたいときに役立つ補助ストラップ付き。疲れにくくなるし軽く感じるし、フィットしてればいいことづくめ。
安定感が増すので、たくさん歩くおさんぽの時などにも重宝します。
ストラップはスリングモードとダッフルモード両方に合うようデザインされてるので美しく機能的。
より使いやすくするために、なんとそれぞれのモードでストラップの向きを変えるという芸の細かさです。脱帽ー!
長さは90‐117cmの範囲で調整できます。ジャストサイズでどうぞ!利き手を選ぶこともないので、左利きさんもご安心ください。
ラゲッジハンドルを装備してるので、スーツケースなどに一括できます。この機能は地味ながら超便利なので個人的にはないとサビシイやつです。現在使用中の通勤用リュックにもラゲッジハンドルついてます。なければないでなんとかなるものの、あればとっても助かります。
本体色はスタティック(グレー)とカーボン(ブラック)の2種類。端正なフォルムが映えるモノトーンはオンオフ問わず使えるオールマイティさが魅力です。サイズとしてはやや大きめの部類に入るバッグなので、引き締め色により印象がスマートになります。
ライターから一言
荷物の量で「バッグを」変えるって当たり前だと思ってたんですけど、「バッグの形を」変えるって斬新。中身の入れ替えをしなくていいのは便利ですね。バッグを用途別に複数持って出かけることもあるので、ひとつで済むならコレ欲しいですよ。