本日2022年11月22日(火)、株式会社 final(本社:神奈川県川崎市幸区)が開催した新商品発表会「ZE8000発表会」に行ってきました。
代表取締役 細尾社長が登壇。
今までのfinalの歴史で、 8000は革新的なものが具現化したときにつけるナンバー。今回のZE8000はイヤホンの差別化を突き詰めて考えたときに、 音質、装着、音量の価値観を根底から覆す製品ができたということで、今回ZE8000のナンバーが付けられたとのこと。
8K SOUNDとは
何年もかけ研究開発されて生み出されたZE8000が奏でる音は、8K SOUNDと名付けられました。
今までは、低音・高音など、一定の音の解像度を高めることで好みの音にチューニングしていましたが、8K SOUNDはどこをとっても解像度が高く、今までとは次元が違う音が作れたそう。
今回の研究で得た8K SOUNDは今後論文などにて詳細を発表していく予定だそうです。
新設計の高精度&超低歪みドライバー
「f-CORE for 8K SOUND」をエッジで振動板を挟み込んでしまう機構を採用。一般的に振動板は接着剤で貼り付ける手法がとられていますが、新しい機構を採用することで、THDが10分の1以下の超低歪なドライバーが開発されました。
これにより、音階が非常にクリアに聴こえるそうです。
装着感を追求したデザイン
装着感にもこだわりが。装着感を高めるには、ハウジング部分が小さくすることが最善と考え、
電池とドライバー部分を分離することで実現しました。
今後の課題として、バッテリーが交換できる製品も開発を進めているそうです。
ZE8000ファーストインプレッション
今回プレス向けに配布されたZE8000。カラーはブラックとホワイトがあります。(写真はホワイト)
ZE8000の同梱物は、イヤホン本体、充電ケース、充電ケーブル、イヤーチップ、ダストフィルター清掃具です。
イヤホン本体は、先述の通りバッテリーとハウジングが分離しているので、2段となっている独特なデザインです。
充電ケースを開けると自動的にペアリングモードに
充電ケースにイヤホンを入れた状態で、蓋をあけると自動的にペアリングモード(ランプが赤・青の点滅)へ切り替わります。
充電ケースの開閉はスライド式で、大きめのケースになっているのは、カスタムイヤーピースをつけても収納できるように大きめケースになっているそうです。
8K SOUND+を試す
細尾社長いわく「1~2分ではなくしばらく聴いて試してほしい」とのことで、優里の「ドライフラワー」を1曲分視聴しました。
メディア用に配布されたZE8000には、8K SOUND+がデフォルトで設定されているということで、音量低めにして視聴しましたが、音量抑えめでもはっきりわかるくらい音の解像度が高いです。音を上げるとよりボーカル・楽器、全ての音がそれぞれ粒立っていているのが感じられ、この心地よさは筆舌に尽くしがたい・・・!
ZE8000専用アプリで自分好みのサウンドを追求する
final CONNECTはZE8000専用のイコライザアプリです。最適な音量に微調整したり、4つのモードを切り替えて、自分仕様の8K SOUNDへカスタマイズできます。
更にアプリを使用すると、8K SOUNDが+モードとなり、更に高精細の音が楽しめるそうです。
8K SOUND+を標準搭載すると電池持ちに影響があるため、標準機能としての搭載を見送った経緯があるそうですが、この音を諦めきれず、アプリ連携での+αの機能として実現されたそうです。
ライターから一言
ZE8000の発売日は12月16日(金)ですが、本日から予約販売が始まっています。AppBank Storeで購入できますので下のリンクから商品ページでチェックしてくださいね。