世界95ヶ国以上から2万人からクラウドファンディングの歴史で最高額を集めた万年筆「stilform INK アルミモデル・チタンモデル」を入手したのでレビューしていきます。
オールメタルのまんま金属!っといった重厚感と見た目のスタイリッシュな外観が心ときめく逸品。
ミニマルで洗練された佇まいに、男ゴコロをくすぐられます。
特殊なのがキャップ。磁力でくっついていて、キャップをひねると磁力が反発してキャップが浮き上がることで簡単に外すことができます。
ずっしりとした書き味は、背筋が伸びるようなワンランク上の体感。まさに一生に一度は手にしたい万年筆ですね。
金属の質感と重さを楽しめる最高峰の万年筆「stilform INK」の詳細をまとめてみました。
製品仕様はこちら。
- 製品名:万年筆 stilform INK アルミモデル・チタンモデル
- JAN:4260527470045、4260527470021、4260527470014、4260527470038、4260527470052、4260527470076
- メーカー:stilform(スティルフォーム)
- 代理店:ペダルジャパン株式会社(東京都中央区)
- 重量(約):26g(アルミモデル)、40g(チタンモデル)
- 長さ(約):138mm(キャップなし)、145mm(キャップあり)
- 持ち手直径(約):13.4mm
- カラー:アルミモデル→Night Sky・Comet Grey・Aurora Green・Warp Black・Rose Moon、チタンモデル→Matte
オール金属の無垢なデザイン
冷たい金属特有の無垢な外観をそのまま万年筆にしたような佇まい。外観のスタイリッシュな外観がとてもかっこいいですよね。
デスクに設置するだけで、その空間が引き締まった印象に変わります。
プレスチックのペンでは演出できないその場の空気を支配するような存在感がたまりません。男ゴコロをくすぐるような所有欲を掻き立てますね。
アルミニウムモデルとチタニウムモデルの2種類があります。
アルミニウムモデルは約26gあり、金属の重さを感じつつも取り回しの良い印象。
チタニウムモデルは約40gということでアルミニウムモデルよりもずっしり感があり、重厚な持ち心地を味わえます。
アルミニウムモデルはカラバリが豊富で、鮮やかなブルーが印象的なNight Sky、シルバーテイストでスタイリッシュなComet Grey、落ち着いた中に美しい緑が広がるAurora Green、シックでおしゃれなWarp Black、上品でエレガントなRose Moonがラインナップしています。
チタニウムはマットで深みのあるシルバーとグレーを足して二で割ったようなカラーリング。見るからに高級感がありますね。
どちらも、キャップとペンが触れる部分が光沢感のある加工が施されていて、角度によってキラッと光るワンポイントになっています。
握った感じのテクスチャーは、アルミモデルがサラッとしてながらしっとり馴染む感じ。チタンモデルはザラッとした手触り感と重さがより金属の塊のような小物を持っているような感覚を覚えます。
メタル素材特有の高耐久な材質により、落下時にも損傷を最小限に抑えられる丈夫な万年筆です。
所有していること自体がステータスに感じるくらいプレミアムな逸品ですよ。
マグネットで開け閉めする手軽さ
キャップを開け閉めする際にマグネットが搭載されていることから手軽に動作を行える点も魅力の一つ。
キャップにペンをスライドして収納していくことで、キャップとペンが触れ合うと勝手に磁力でくっつきます。
とても簡単にキャップを閉めることができますね。
N52ネオジム磁石が採用されていることで、強力な磁力がキャップをがっちりくっつかせます。容易に外れてしまうことはありませんのでご安心を。
さらに、キャップを外す際には、ちょっぴりひねることで、磁力が反発しあって勝手にキャップが外れます。
開け閉めする際にほとんど力がいらず、スマートにササッと開閉できますよ。実用面でみても優れた設計になっている万年筆だと言えます。
筆圧いらず。重厚感ある書き味がたまらない
金属であるが故の「重さ」が紙にしっかりタッチしてブレない書き心地を実現しています。重量があるので、筆圧はほとんど必要なく、スムーズにインクを走らせることができますね。
はねる部分、止める部分、はらう部分など思うがままに書けるのような書き味がたまりません。
濃淡もクリティカルに表現できて、普通の万年筆では実現し得ない書き心地だと言えます。
インクの流れもバランスが良く、書いていて心地よさを体感できました。
キャップを外した状態での万年筆の全長は、約13.8cmほど。グリップ部分の直径は約1.34cmあります。太すぎず、細すぎない理想的なフォルムをしています。
使っていて、紙に押し付ける力を使わずに済むので疲れにくい印象も受けます。長時間お手紙を書いていても手や腕に疲労感が生じにくい点も魅力ですね。
ペン先は自由に変更することができるようになっています。スチールのニブが嫌って方は、別途PeterBock社のニブを購入して変更しても良いでしょう。
小さめのメモ帳などに使いたい場合などにも、細めのものに変更すると良いかなと思います。
ライターから一言
金属の質感と持ったときの重厚感、そして外観のかっこよさ、なによりも書き心地の良さが光る逸品でした。お値段は高めですが、それだけの価値を実感できる一生モノの万年筆としておすすめしたいですね。