自然の太陽光や部屋の室内灯などの人工光で蓄電するソーラー充電機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「urbanista PHOENIX(アーバニスタ フェニックス)」をご紹介します。
珍しいフォルムをしたケースには特殊な太陽電池が内蔵されている北欧スウェーデンのブランドurbanistaのイヤホンです。充電する作業を減らし、エコな仕様。また、ネックストラップにして身につけて携帯するスタイルのおしゃれなモデルですよ。
低音がビシビシ効いてる高音質、消音効果に優れるノイズキャンセリング機能、2台のデバイスで切り替えやすいマルチポイント接続などイヤホンとしてのスペックもレベル高い。実際使ってみた様子をレビューしていきます。
【2024年5月23日追記】税込19,800円→【特別セール価格】税込15,840円(ブラック残り2点、ローズ残り1点)です。
製品仕様はこちら。
- 製品名:urbanista PHOENIX(アーバニスタ フェニックス)
- JAN:7350088304891、7350088304907
- カラー:Midnight Black、Desert Rose
- ブランド:urbanista
- 代理店:株式会社エム・エス・シー海外事業部
- Bluetoothバージョン:5.2
- プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
- コーデック:SBC、AAC
- ドライバー:10mmダイナミック
- インピーダンス:16Ω±15%
- 感度:97±3 dB @ 1kHz
- 周波数帯域:20Hz - 20,000Hz
- マイク:MEMS
- 再生時間(約):イヤホン単体8時間、ケース併用34時間
- 防水性能:IPX4
- 着脱検知機能:対応
- 操作:タッチコントロール
- アクティブノイズキャンセリング機能:対応
- 外音取り込み機能:対応
- マルチポイント接続:対応
- Powerfoyle:Exeger社(スウェーデン ストックホルム)
- 同梱物:「urbanista PHOENIX(アーバニスタ フェニックス)」本体、イヤーピース3サイズ、ストラップ、USB-CtoAケーブル、説明書
ネックストラップで携帯するおしゃれなデザイン
カラーバリエーションには、Midnight BlackとDesert Roseの2色がラインアップしています。
平べったいモバイルバッテリーのような外観をしたケース。完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースとしては、なかなか見ない珍しい形をしています。
フタの部分にはブランドロゴが刻印されているのみ。
光で充電する面が大きくとられています。
サイドにストラップ穴があり、付属のストラップを通して取り付けます。
ストラップにはurbanistaのロゴがデザインされたシンプルな感じ。
いつもカバンの中かポケットの中にしまって持ち運ぶケースをあえてファッションの一部として見せて携帯するスタイルがイケてる。
イヤホンはIPX4なので雨にも強いですが、ケースには耐水性能がありませんので、雨の日には注意してくださいね。
カナル型をしたイヤーピースは耳穴に隙間なくフィットします。
イヤーピース先端もハウジングも丸っこくて耳への収まりが良い付け感。長い時間でも負担なく着用できました。
遮音性もある程度あり、付けると一定の環境音を遮断する感じ。
太陽電池で充電レス
メーカー公称によるイヤホンのみでの連続再生時間は約8時間、ケースに入れて繰り返し充電することで合計約34時間持つそう。
そして目玉の機能が自然光や太陽光で蓄電できる太陽電池。
ケースには、スウェーデン(ストックホルム)のExeger社が開発した色素増感太陽電池「Powerfoyle」を採用しています。
太陽光だけでなく、部屋の照明など人工の光でも蓄電できるのが便利。
アプリからソーラー充電履歴も把握できるようになっていて、実際に充電されている実感もありますね。
ケーブルを接続して云々っていう手間が省ける未来のイヤホンみたいな。
今後、こういったソーラー充電の技術がイヤホン全般に搭載される未来も近いかもしれませんね。
マルチポイント接続に対応
スマホとパソコンなど2台のデバイスに同時に接続して、さらにすぐさまメイン接続を切り替えられるマルチポイント接続に対応しています。
たとえば、2台ともBluetooth接続している状態で、iPhoneから音楽を聴いて、パソコンのYouTubeを再生するとiPhone→パソコンへ切り替わります。
iPhoneの音楽がストップして、パソコンから流れるYouTubeの音がイヤホンから聞こえます。
しかも結構な爆速で切り替わるので、めちゃくちゃ楽でしたね。テレワーク中にiPhoneとPCのシームレスな切り替えができるマルチポイント接続はかなり便利な機能ですよ。
雑音をカットするノイズキャンセリング機能に対応
アクティブノイズキャンセリング機能もなかなか優秀。
右のイヤホンを長押しするとサウンドモードの切り替えができて、通常モードからノイキャンへ切り替えられます。
車の走行音もほとんどカットするし、電車内での轟音もグッと抑えてくれます。低音へのノイズ打ち消し性能に長けていますね。
また、外音取り込み機能にも対応。イヤホン装着のままでも会話はもちろん、周囲の音をしっかり把握することが可能。
交通事情を把握しながらランニングする際に活用が見込めますね。
キックの強い音質にテンションが上がる
ドライバーには10mm口径のダイナミック型を積んでいます。コーデックはSBCとAACに対応しています。
iPhoneユーザはAACコーデックを利用して音楽データを伝送します。
アプリからイコライザーを変更できますが、まずはデフォルトで音楽視聴をしてみました。
音の発し方としては低音域が強めでキック感のある低音に寄せたドンシャリです。量感のある低域の迫力が気持ちよく、聴き応えのある音。
ボーカルもスッキリした明瞭さがあり、見通しも良好。低域と中域のレイヤーがしっかり分かれていて、それぞれの音域が聴き取りやすい印象を受けます。
鼓膜にグッとくる低音好きにも、歌声を聴き込みたい人にも、どちらにも満足できる高音質だと言えます。
バシッとくるジャンルはクラブ系の音楽、ヒップホップ・R&B・ハウス・テクノ・トランスあたりが向いているかな。ノリノリ系の音楽。
個人的には、Ferry Corsten、DAISHI DANCE、水曜日のカンパネラみたいな電子音の強いキックとボーカルをシンクロさせた曲がマッチすると思いますね。
アプリのイコライザーから「Bass Boost」を選択すればより一層体に響くのでテンション上がりますよ。
音楽視聴以外にも、iPhoneでのハンズフリー通話やパソコンでのWeb会議にも活用してみました。
めちゃくちゃ周囲の音をカットする訳ではありませんが、音声通話も良好でなんら不自由なく使えましたね。
ライターから一言
地球環境に優しいソーラー蓄電機能をもったイヤホン。充電時間はかかりますが、電気代の節約や充電の煩わしさが軽減する利便性の高さが魅力ですね。