いつの時代も「シンプル」「薄い」「軽い」の三拍子そろったミニマルケースは人気。
いろんなケースを使ったけど、結局はシンプルが一番っていう声は多いですからね。
ミニマルケースといえば、MYNUSケースやエアジャケといった有名モデルをはじめ、各ケースメーカーがしのぎを削るジャンルです。
今回レビューする「CASEFINITE THE FROST AIR iPhoneケース for iPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro Max、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 7/8/SE」は、ミニマルの中のミニマルを極めるモデル。
「ほぼ裸」というキャッチコピーに深く納得する、完成度の高さ。
わずか0.8mm厚のケースは、付けても見た目や持ち心地を裸のiPhoneに限りなく近づけられます。iPhoneは何も付けずに使うのが美しいっていう裸派も唸るほどにシンプルを極めています。
ただ「薄い」という訳ではなく、端末を保護するという本来の目的を満たしながらも薄さにこだわった仕上がりです。
さっそくレビューしていきます。
今回紹介する商品はこちら
製品仕様はこちら。
- 製品名:CASEFINITE THE FROST AIR iPhoneケース
- 対応機種:iPhone 14用、iPhone 14 Pro用、iPhone 14 Plus用、iPhone 14 Pro Max用、iPhone 13 mini用、iPhone 13用、iPhone 13 Pro用、iPhone 13 Pro Max用、iPhone 7/8/SE用
- ブランド:CASEFINITE
- 販売元:ケースフィニット株式会社(東京都豊島区)
- 素材:ポリプロピレン
- 薄さ(約):0.8mm以下
- 重量(約):8g
- MagSafe充電:対応
- Qiワイヤレス充電:対応
- アップルペイ非接触:対応
- カラーバリエーション:アイスホワイト、スモークブラック
- JANコード:4582644161690、4582644161706、4582644161713、4582644161720、4582644161737、4582644161744、4582644161751、4582644161768、4582644160020、4582644160037、4582644160044、4582644160051、4582644160068、4582644160075、4582644160082、4582644160341、4582644160358
まじか、薄っ。
「CASEFINITE THE FROST AIR」は、いわゆる透明なクリアケースではなく、薄っすら色が付いた半透明ケースです。にもかかわらず、iPhone端末がしっかり透けてみえます。
それほどに薄いということを物語っています。
ケース厚は約0.8mm以下。重さは約8g。
手にすると、ケース装着状態とは思えない軽さ。目をつむれば「え、ケース付けてる?」と分からないほど。
握ってもケース着用による横幅の拡張を感じさせません。やはりこれだけ薄いとケースの厚みが気にならなくなりますね。
触ってみてよかったのが、ケース表面の質感。
しっとり馴染むような、人肌寄り添い系テクスチャー。安っぽいプラスチック感がなく、品の良いマットなイメージです。
半透明な色味ということも相まって、指紋も付きにくくて使いやすいですね。
ミニマルケースに共通して言えるのが、ロゴがないこと。いくらシンプルを謳っているケースであっても、ブランドロゴがどこかに入っていて、ガッカリすることは多いでしょう。
安心してください、「CASEFINITE THE FROST AIR」には一切入っていません。というか、何もありません。笑
デザインされていないこと自体がCASEFINITEの特徴とも言えるかもしれませんね。
カラバリには、アイスホワイトとスモークブラックの2色が並びます。
どちらも薄ぅ~いすりガラス一枚隔ててiPhoneが映るような半透明デザイン。
ミニマリストのココロくすぐる外観のシンプル度合いが素晴らしいですね。
薄いなりのそこそこ保護
端末を保護する観点でチェックします。
ケース素材に使われるポリプロピレンは、手にした印象では品質高め。少し硬めでスクラッチ傷は問題なく保護できるでしょう。
カメラレンズの周りをフチ高にすることで、背面置きのレンズ接触を防ぎます。
画面を伏せるようにして置いた際には、ディスプレイ周囲のフチが先に付きます。このあたりも薄いケースながらうれしい設計でしょう。
ただし、薄いということは、それだけ衝撃に対して弱さがあるということ。
確かに「CASEFINITE THE FROST AIR」は薄くて好きな人は多いだろうなって思うんですけど、良く落としてしまう人には注意と覚悟が必要かなと。
当たり前ですが、0.8mm以下のケース厚では硬いコンクリに落としたときの衝撃緩和性能には期待すべきではありません。
ミニマルな外観に惹かれるのは分かりますが、頻繁にiPhoneを落下してしまう人は、慎重に扱うことが必要だし、もし落としてしまった場合はダメージがiPhoneに結構伝わるってことを理解しておくことをおすすめします。
しばらく過ごしてみた使用感
1週間ほど使ってみた結論としては、「買い」でした。
特に使い勝手で注目したいポイントは、MagSafe充電・操作性・携帯性の3点です。
MagSafe対応リングが付いていないケースは、基本的にMagSafe充電器が使えません。
当たり前のことのようにも思いますが、意外と知らない人が多く、ケースを変えたらMagSafe充電スタンドが使えなくなったという声を良く聞きます。
ケースの厚みだけ磁力が弱まり、くっつける系のアイテムが使えないのです。
ですが、「CASEFINITE THE FROST AIR」は薄いんです。
もう何回もくどいように言っていますが薄いんです。この「薄さ」によってMagSafe充電器にくっつけて使える点が大きなアドバンテージなのです。
MagSafeリングのデザインが嫌って人には、これだけでも買う理由になるでしょうね。
そして、操作性。
裸に近い感覚で握って操作ができることがめちゃくちゃイイ。
ケース装着による横の幅が極限まで薄く設計されているおかげで、通常のiPhoneケースよりもディスプレイの指が届く範囲が広くなります。
また、ボタンにも恩恵が。
非常にタイトな開口部ではありますが、ケース厚が抑えられているだけあり、必要以上に押し込む必要がありません。
電源ボタンやボリュームボタンの押しやすさも裸に近づけていると言えます。
最後に携帯性。
薄いケースのメリットを大いに活かせる点として、かさばりにくいことがあげられます。
ポケットでつっかえることもなく、スムーズな出し入れが可能。ポーチやカバンのちょっとした隙間にINするスリムボディ。
外出の際に持ち歩きやすいスリムケースのメリットを存分に感じました。
動画レビューはこちら
ライターから一言
どうしても厚みが出てしまうiPhoneケースは、iPhoneを持っている感覚ではなく、ケースを持っている感覚になります。それが嫌で裸に近い感覚で使えるiPhoneケースを探している人に使ってほしいですね。ミニマルケース筆頭格としておすすめできるモデルでした。