格安SIMはやめた方が良いという口コミを耳にしたことがある人も少なくないでしょう。
とはいえ、中には格安SIMがおすすめだという声も少なくないので、どちらを選択すれば良いかの判断はかなり難しくなります。
格安SIMはやめた方が良いと言われている理由と格安SIMがおすすめとされる理由の両方を確認し、自分にとって有益なものはどれなのかを判断しなければなりません。
今回は格安SIMはやめた方が良いとされる理由と格安SIMにした方が良い理由を紹介します。格安SIMへの乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 格安SIMのデメリット
- 格安SIMとは違うサブブランドについて
- サブブランドのメリット
格安SIMをやめた理由に多い5つのデメリットは?
格安SIMはその名の通り、料金が安いことで知られています。
しかし、一方でその利用をやめたというユーザーも存在します。
その背景には、格安SIMに特有のいくつかのデメリットが存在します。
ここでは、それらのデメリットを5つ挙げてみましょう。
- 1.通信速度が遅い
- 2.災害伝言ダイヤルが使えない
- 3.取り扱っているスマホの機種が少ない
- 4.キャリアメールが提供されていない
- 5.サポート体制が手薄い
1.通信速度が遅い
格安SIMの中には通信速度が遅いというものが存在します。
大手キャリアの回線を借りているため、通信量が多い時間帯は速度制限がかかることがあります。
そのため、データ通信を多く使う方や、スムーズな通信を求める方にとっては不便であると感じるかもしれません。
しかし、格安SIMによっては通信速度に制限がないものもあるので、通信速度を重視する場合は選択の際にチェックすることが重要です。
2.災害伝言ダイヤルが使えない
格安SIMでは、大手キャリアが提供する災害伝言ダイヤルが使えない場合があります。
災害時に安否情報を伝えるための重要な機能なので、この機能がないと困るという方もいます。
しかし、最近では災害時にSNSやメールで情報を伝える方法も増えてきていますので、そのような方法を活用することも一つの解決策となります。
3.取り扱っているスマホの機種が少ない
格安SIMの中には、取り扱いのスマホの機種が少ないところもあります。
特に最新の機種を手に入れることが難しいことがあります。
このため、最新のスマホを使いたいというユーザーには不便かもしれません。
ただ、SIMフリーのスマホを別途購入すれば、好きな機種を選ぶことが可能です。
4.キャリアメールが提供されていない
格安SIMでは、大手キャリアが提供するキャリアメール(@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jpなど)が使えないことが多いです。
これは、携帯電話をビジネスで使用していてキャリアメールが必要な場合、あるいはキャリアメールを長年使用していて移行が面倒な場合などにデメリットとなります。
5.サポート体制が手薄い
格安SIMは低コストで運営されているため、サポート体制が大手キャリアに比べて手薄な場合があります。
店舗がない、または少ないために対面でのサポートが受けられないことや、電話対応の時間が限られているなど、サポートが必要な際に不便を感じることもあります。
格安SIMとは違う「サブブランド」とは?
格安SIMと同様に料金を抑えつつ、いくつかのデメリットを克服したのが「サブブランド」です。
サブブランドは、大手キャリアが運営する新ブランドで、格安SIMと同等の料金設定ながらも、一部のサービスを大手キャリアと同等に提供します。
- 格安SIM(MVNO)とサブブランドの違い
- サブブランドであれば通信品質は劣化しない
格安SIM(MVNO)とサブブランドの違い
格安SIMとサブブランドの最大の違いは、運営主体と通信網です。
格安SIMはMVNOと呼ばれる企業が、大手キャリアの通信網を借りて運営しています。
一方で、サブブランドは大手キャリア自身が運営しており、その通信網を使用します。
これにより、通信速度の低下やサポート体制の問題など、一部の格安SIMのデメリットを克服しています。
サブブランドであれば通信品質は劣化しない
サブブランドは大手キャリアが自社の通信網を利用しているため、通信速度が低下することはほとんどありません。
そのため、格安SIMのデメリットである「通信速度が遅い」という問題はかなり発生しづらいと言われています。
格安SIMにはない「サブブランド」のメリットは?
サブブランドには、格安SIMにはないメリットがいくつか存在します。
ここではその主なメリットを5つ挙げてみましょう。
- 1.利用料金が安い
- 2.通信品質が劣化しない
- 3.大手キャリアによるサポートを受けられる
- 4.同じ運営会社のサブブランドであれば乗り換えが簡単
- 5.契約期間の縛りがない
1.利用料金が安い
サブブランドも格安SIM同様、利用料金が大手キャリアに比べて安いというメリットがあります。
これにより、通信費の節約に役立つでしょう。
2.通信品質が劣化しない
サブブランドは大手キャリアの通信網を利用しているため、通信品質が劣化しないという大きなメリットがあります。
これにより、通信速度が遅いという格安SIMのデメリットを解消できます。
3.大手キャリアによるサポートを受けられる
大手キャリアが運営しているサブブランドでは、格安SIMよりも充実したサポート体制を享受することが可能です。
これにより、問題が発生した際にも安心して利用することができます。
4.同じ運営会社のサブブランドであれば乗り換えが簡単
大手キャリアのサブブランドへの乗り換えは、同じ運営会社であれば手続きが簡単です。
これにより、手間を省くことができます。
5.契約期間の縛りがない
サブブランドでは、契約期間の縛りがないことが多いです。
そのため、必要な期間だけ利用したいという方にも向いています。
格安SIMをやめた・後悔した人におすすめの「サブブランド」SIMは?
格安SIMのデメリットに困っている方や、格安SIMをやめて後悔している方には、次のサブブランドをおすすめします。
- ahamo | 大容量プランのあるドコモのサブブランド
- povo | 最低0円からau回線が使える
- LINEMO | 990円からソフトバンク回線が使える
- Y!mobile | 親子割がお得なドコモのサブブランド
- UQ mobile | 端末が豊富なauのサブブランド
ahamo | 大容量プランのあるドコモのサブブランド
ahamoは、ドコモが提供するサブブランドです。
大容量のデータプランがあり、価格も手頃なため、データを多く使う方におすすめです。
povo | 最低0円からau回線が使えるpovoは、auが提供するサブブランドで、最低0円からau回線が利用できます。
特に節約したい方におすすめです。
LINEMO | 990円からソフトバンク回線が使えるLINEMOは、ソフトバンクが提供するサブブランドで、990円から利用できます。
ソフトバンク回線を安く使いたい方におすすめです。
Y!mobile | 親子割がお得なドコモのサブブランド
Y!mobileは、ドコモが提供するサブブランドで、親子割が特にお得です。
家族での利用を考えている方におすすめです。
UQ mobile | 端末が豊富なauのサブブランドUQ mobileは、auが提供するサブブランドで、取り扱いの端末が豊富です。
特定のスマホを使いたい方におすすめです。
格安SIMをやめた人に関するよくある質問は?
ここでは、格安SIMをやめた人に関するよくある質問をいくつか取り上げ、その回答を提供します。
- Q.評判の良い格安SIMは?
- Q.大手キャリアのデメリットは?
- Q.SIMロックの解除方法は?
- Q.格安SIMが向いているのはどんな人?
- Q.MNPは月末だと間に合わない?
Q.評判の良い格安SIMは?
A.評判の良い格安SIMには「LINEモバイル」や「mineo」、「U-mobile」などがあります。
しかし、評判だけでなく、自分の利用状況やニーズに合ったSIMを選ぶことが重要です。
Q.大手キャリアのデメリットは?A.大手キャリアのデメリットとしては、料金が比較的高いことや、契約期間の縛りがあることが挙げられます。
ただし、サービスの質やサポート体制が充実しているというメリットもあります。
Q.SIMロックの解除方法は?
A.一部の機種では、SIMロック解除の申請を行うことで他社のSIMカードが使用できるようになります。
申請はキャリアのウェブサイトから行うことができます。
Q.格安SIMが向いているのはどんな人?
A.格安SIMは、通信費を抑えたい方、特定のキャリアにこだわりがない方、通信量がそこまで多くない方に向いています。
Q.MNPは月末だと間に合わない?
A.移行作業には数日かかることもありますので、早めに申し込むことが推奨されます。
しかし、申し込みから移行までの手続きにはキャリアによってバラつきがあるので、具体的な日数については各キャリアに確認してみてください。
まとめ:格安SIMをやめた・後悔した人はサブブランドSIMを使おう
格安SIMはその手頃な価格から人気を集めていますが、一方でデメリットも存在します。
それらのデメリットに悩んでいる方や、格安SIMをやめて後悔している方は、サブブランドSIMを検討してみてはいかがでしょうか。
大手キャリアの信頼性とサービスを保ちつつ、格安SIMと同じくリーズナブルな料金設定が魅力のサブブランド。
自分の利用状況やニーズに合わせて選び、スマホ代金を大幅に節約しましょう。