軽いは正義。
・・こと、折りたたみ傘にとっては。
世界最軽量クラスの自動開閉式折りたたみ傘を手掛けるアンベル株式会社(名古屋市中区)のVERYKAL(ベリカル)シリーズより、親骨60cmに大きくなった折りたたみ傘「VERYKAL LARGE(ベリカルラージ)」が発売されました。
知っている人もいるかもしれませんが、日本・米国・台湾などのクラウドファンディングで注目されたプロダクト。
既存のモデル「VERYKAL」が親骨54cm・重量164gに対して、今作「VERYKAL LARGE」は親骨60cm・重量210gにサイズアップ。
通常モデルがちょっと小さいかな~と思っていた私にとって、大きくなったことは非常に嬉しく、しかも、たった46gしか増えていないっていう。・・もうゲットしない理由がない。
紛れもなく、60cmクラスでは世界最軽量級の自動開閉式折りたたみ傘なのです。
もちろん、傘としての耐久性や撥水性能に抜かりなし。強風で歩きにくくなる風速13m/sに耐え、雨を粒のように弾く抜群の撥水性を兼ね備えています。
さっそく性能を詳しくみていきます。
製品仕様はこちら。
- 製品名:VERYKAL LARGE(ベリカルラージ)
- JANコード:4589723023061、4589723023054、4589723023047、4589723023030、4589723023078
- ブランド:VERYKAL(ベリカル)
- メーカー:アンベル株式会社(名古屋市中区)
- 種別:自動開閉式折りたたみ傘
- 重さ:約210g
- 傘生地:ポリエステル100%
- 親骨サイズ:60cm
- 使用時サイズ:直径約107×全長約62cm
- 収納時サイズ:直径約4.2×全長約29.5cm
- 企画設計:日本
- 生地原産国:台湾
- 組立縫製:中国
サイズ60cmでたったの210g。世界最軽量級の自動開閉式折りたたみ傘
「VERYKAL(ベリカル)」だと肩が濡れちゃう・・って嘆いている体格の大きな男性。もしくはバックパックを背負っている人。
全モデルよりカバー面積が26%増えてサイズアップしたのが、この「VERYKAL LARGE(ベリカルラージ)」。
左が60cmの新作VERYKAL LARGE、右が54cmの前モデルVERYKAL。たった6cmの差ですが、傘をさしてみると結構な大きさの差を感じるはず。
新作の「VERYKAL LARGE(ベリカルラージ)」は、親骨は約60センチあり、男性でも十分雨をしのげるサイズ感を実現しています。当たり前のことですが、傘をさして濡れてしまっては意味がありません。大きなバックパックを背負っている人、体格の大きな人など個人差がありますので、携帯性を損なわずになるべくなら大きなサイズが良いですよね。
それでいて、重さはたったの約210g。
メーカーによると、60センチくらいの自動開閉機能が付いた折りたたみ傘だと310~400gが相場だとか。それに比べると相当軽いことが分かりますね。
オレンジとほぼ同じ。
あとは・・iPhone 12 Pro Maxが約226gだから、それよりもっと軽いっていう感じ。スマホを持つ感覚で60cmサイズの折りたたみ傘が持てるって素晴らしい。
ましてや、トートバッグ・手さげカバン・バックパックなどに入れて持ち歩けば、重さが気にならないレベルじゃないかな~。
通勤通学で使うカバンに常備しておく折りたたみ傘としては、超優秀な軽量モデルと言えるでしょう。
折りたたむと全長約29.5cm、幅約4.2cmに。カバンの中でも場所をとらず荷物になりませんね。
ワンタッチで開いて閉じる自動開閉式を採用。
ボタンを押すと棒が伸びながら傘が開きます。その状態でもう一度ボタンを押すと傘が閉じて折りたたんだ状態になります。ほんとに超手軽。
駅やビルに入る際、パッと傘を閉じてサッと雨水を払えます。雨の日の憂鬱な気持ちを少しでもスッキリさせてくれる・・そんな印象をうけますね。
超軽量だからってナメてちゃだめ。歩行が困難な風速13m/sに耐える強靭さ。
フレームの親骨には軽量かつ上部な日本製カーボンファイバーを採用。
おばあちゃんならよろけてしまいそうになる風速13m/sもの強風に耐える強靭さをもっています。これくらいタフならよっぽどのことがない限り壊れにくいでしょう。
ただし、風が強い日は傘をさしていると危ないので注意してくださいね。
ストッキングで使わる細さの15デニールの糸で織り上げた傘の生地。高密度でギュッと詰まった生地になっていて、雨を通しません。
雨傘って、耐水度品質基準が250mm以上らしいんですけど、「VERYKAL LARGE(ベリカルラージ)」はその2倍以上である696mmを誇ります。折り畳めるしなやかで薄い生地でありながら、雨を通さない優れた性能をもっているってワケですね。
長続きする撥水性能。その秘密は独自のコーティングにあり。
VERYKALシリーズの特長として、独自のコーティング技術『Easy-Dry』が施されている点も見逃せません。撥水剤を超絶細かく、肉眼ではほぼ見えない微粒子にして生地の繊維深くまで浸透させるのです。
だから、撥水剤が剥がれにくく、ずーっと水を弾いてくれるってこと。
生地を洗濯して、人工的に劣化させる試験においても撥水持続性が第三者機関で証明されているほど。
生地の上で雨が粒のようにパラパラ落ちるほど高い撥水性能が長続きするメリットがあるんですよね。
傘ってどうしても使っていくうちに、水はけが悪くなったりするじゃないですか。払っても払っても雨粒が残る・・みたいな。そういった経年劣化をなるべく抑える工夫が施されているんですよ。
さらに、傘のてっぺんには、あえてシリコンを使うことで水の侵入を徹底的に抑えています。小型の折りたたみ傘とは言え、細部にまで配慮と苦労が行き届いていますね。
傘本来の雨よけとしての性能に抜かりはなく、むしろ非常にハイレベルな自動開閉式折りたたみ傘だと思います。どうせ買うなら少し高くても、一生使えるくらいの物を選んでおきたいものです。
動画レビューはこちら
ライターから一言
世界最軽量クラスってのはカバンに常に携帯する上では魅力的だったけど、サイズがね~。って思っていた人には最適ではないでしょか。持ち運びやすい軽量かつ小型、それでいて60cmの大きさってことで男性から人気になりそうですね。