監修者：山崎 剛
通信業界歴は長く、30年近く業界に携わっている。携帯電話・移動体通信はアナログ時代（1G）から取り扱い、販売経験も豊富。 某大手通信代理店では販売管理、店舗出店等、全ての運営を担当。 PHSを含む全キャリアの販売に携わり、年間1500人以上のお客様へ携帯電話の販売を行う。その後、キャリアアップ事業や法人事業に従事し、2019年に株式会社キャリアファインドを設立。 携帯ショップへの人材派遣を行っており、全国のお客様の携帯電話の契約をサポートしている。 株式会社キャリアファインド代表取締役。
監修者：藤本 尚也
大手通信会社であるソフトバンク株式会社の本社・大阪支社にて5年間勤務。 200店舗以上の携帯ショップのコンサルティング・マネジメントを行い、累計50万件以上の光回線・SIM回線を販売した。 マネージメントした販売スタッフは1000人を超え、半期営業成績1位を獲得した実績もあり。徹底的な現場主義で、自身で直接携帯電話SIM・光回線を販売した経験も豊富。 上場企業の大手量販店や併売店も担当経験があり、分析のためソフトバンクだけでなく、ドコモ・auなど競合他社の回線知識も豊富。 ソフトバンク勤務時代に培った経験をもとに、読者の皆様に向けて自分に合ったスマホ・SIMの選び方や光回線の選び方を解説しています。
UQモバイルを後悔した理由に多い5つのデメリットは？
UQモバイルは多くの利用者に支持されているMVNOですが、デメリットも存在します。
ここでは、後悔したという声が多い5つのデメリットを紹介し、それらの解決方法も一緒にお伝えします。
- 1.電波が悪い
- 2.より安い格安SIMがある
- 3.音声通話SIMしかない
- 4.20GB以上のプランがない
- 5.購入できる端末の機種が少ない
1.電波状況が悪い時がある
UQモバイルの電波状況が悪いと感じる場合、まずは電波状況を確認しましょう。
もし電波状況が悪い地域にいる場合、他のキャリアに乗り換えることを検討してみてください。
また、5G、4G回線のみの利用で3G回線は利用できません。
また、Wi-Fiを活用することでデータ通信の不安定さを解消できます。
2.より安い格安SIMがある
UQモバイルよりも安い格安SIMがあると感じる場合、まずは他のプロバイダーのプランを比較検討しましょう。
通信速度やサービス内容を比較して、自分に合ったプランを見つけることが大切です。
乗り換える際は、解約金や初期費用を考慮して判断してください。
3.音声通話SIMしかない
UQモバイルは音声通話SIMしか提供していないため、データ通信のみのプランを希望する方には不便です。
解決策として、他のMVNOやキャリアを検討し、データ通信のみのプランがあるプロバイダーに乗り換えることを検討してください。
4.20GB以上のプランがない
UQモバイルでは、20GB以上のプランが提供されていません。
大容量のデータ通信を必要とする方は、他のMVNOやキャリアの大容量プランを検討してみましょう。
自分のデータ通信量を把握し、適切なプランを選択することが大切です。
5.購入できる端末の機種が少ない
UQモバイルでは、取り扱っている端末の機種が限られています。
もし希望の機種がない場合、他のMVNOやキャリアの取り扱い機種をチェックしてみましょう。
また、SIMフリーの端末を購入し、UQモバイルのSIMカードを挿入することで、好みの端末を利用できるようになります。
ただし、SIMフリー端末を購入する際は、UQモバイルとの互換性を確認してください。
互換性があることを確認した上で、購入することでデメリットを解消できます。
UQモバイルを後悔した理由からわかったUQモバイルがおすすめできない人
UQモバイルは多くの利用者に支持されているものの、すべての人にとって最適な選択とは限りません。
- 1.auの電波が悪い地域にお住まいの方
- 2.安い月額料金でスマホを使いたい方
- 3.データ通信SIMを使いたい方
- 4.最新の機種を購入したい方
以下では、UQモバイルを後悔した理由から、UQモバイルがおすすめできない人の特徴を4つ紹介します。
1.auの電波状況が悪い地域にお住まいの方
UQモバイルはauの回線を利用しているため、auの電波状況が悪い地域では通信品質が劣化することがあります。
そのため、お住まいの地域でauの電波状況が悪いと感じる方は、他の回線を利用しているMVNOやキャリアを検討することが望ましいです。
事前に回線エリアの確認を行い、通信状況が良好なプロバイダーを選ぶことが重要です。
2.安い月額料金でスマホを使いたい方
UQモバイルは比較的安価なプランが揃っていますが、他の格安SIMプロバイダーと比べると、さらに低価格なプランがあることもあります。
月額料金を最小限に抑えたい方は、他のMVNOのプランを検討し、通信速度やサービス内容を比較検討して、自分に最適なプランを選択することがおすすめです。
3.データ通信SIMを使いたい方
UQモバイルでは音声通話付きのSIMカードしか提供していないため、データ通信のみを希望する方には不向きです。
データ通信専用のSIMカードを利用したい場合は、他のMVNOやキャリアのプランを検討し、データ通信専用プランがあるプロバイダーに乗り換えることが適切です。
4.最新の機種を購入したい方
UQモバイルでは取り扱っているスマートフォンの機種が限られており、最新の機種がすぐに取り扱われるとは限りません。
最新のスマートフォンを入手したい方は、大手キャリアや他のMVNOの取り扱い機種をチェックすることがおすすめです。
また、SIMフリーの最新端末を購入し、UQモバイルのSIMカードを利用する方法も考慮できます。
ただし、この場合は端末とUQモバイルの互換性を確認してから購入することが重要です。
UQモバイルを後悔した人におすすめの格安SIMは？
UQモバイルに不満を感じる方に向けて、他の格安SIMプロバイダーを紹介します。
それぞれの特徴や機能を踏まえて、おすすめする理由も具体的に説明していきます。
- mineo | 毎月のデータ通信量が変わる人におすすめ
- イオンモバイル | 家族でデータ通信量をシェアできる
- ワイモバイル | 親子割がお得
- LINEMO | シンプルでわかりやすいプラン設定
mineo | 毎月のデータ通信量が変わる人におすすめ
mineoは、au回線とNTTドコモ回線の両方を利用できる格安SIMプロバイダーです。
データ通信量が毎月変わる人におすすめなのは、mineoが「データプラン変更」や「データ容量の追加」を柔軟に対応しているからです。
また、他のmineoユーザーとデータをシェアできる「データギフト」機能もあり、データの節約に役立ちます。
イオンモバイル | 家族でデータ通信量をシェアできる
イオンモバイルは、イオングループが展開する格安SIMプロバイダーで、家族でデータ通信量をシェアできるのが特徴です。
ファミリープランを利用すれば、家族間でデータ通信量をシェアできるため、無駄なくデータを利用できます。
また、イオンカードやWAONポイントが貯まるため、イオングループのサービスを利用している家族に特におすすめです。
ワイモバイル | 親子割がお得
ワイモバイルは、ソフトバンクグループが展開する格安SIMプロバイダーで、親子割がお得です。
親子で同時に契約すると、月額料金が割引されるため、家族での利用におすすめです。
また、ワイモバイルは端末の取り扱いが豊富で、最新機種も取り扱っているので、端末選びの幅も広がります。
LINEMO | シンプルでわかりやすいプラン設定
LINEMOは、LINEが提供する格安SIMプロバイダーで、シンプルでわかりやすいプラン設定が特徴です。
LINEMOは、データ通信量の選択肢が少なく、コンパクトなプラン構成になっています。
また、LINEアプリの通話やメッセージがデータ通信量にカウントされないため、LINEを頻繁に利用する方におすすめです。
さらに、LINEポイントが貯まるサービスも提供されており、利用者にとってさらにお得感があります。
UQモバイルから乗り換えるときの注意点は？
UQモバイルから別の格安SIMに乗り換える際には、いくつかの注意点があります。
- 1.乗り換え先の格安SIMの対応機種を確認する
- 2.UQモバイルの端末残債を確認する
- 3.なるべくキャンペーンなどを利用して乗り換える
- 4.乗り換え先の回線キャリアを確認する
- 5.SIMロックが解除されているか確認する
以下では、注意点とそれに対する解決方法をセットで紹介します。
1.乗り換え先の格安SIMの対応機種を確認する
乗り換え先の格安SIMが、現在利用している端末に対応しているか確認することが重要です。
対応機種が限られている場合は、別の端末を購入する必要があります。
事前に乗り換え先のプロバイダーの公式サイトやサポート窓口で対応機種を確認しましょう。
2.UQモバイルの端末残債を確認する
UQモバイルで端末を購入している場合、残債があるかどうか確認してください。
残債がある場合は、乗り換え前に完済する必要があります。
残債の確認や支払い方法は、UQモバイルのマイページやサポート窓口で確認できます。
3.なるべくキャンペーンなどを利用して乗り換える
乗り換え先の格安SIMがキャンペーンや割引を提供している場合、それを利用することで費用を抑えることができます。
乗り換え前に、乗り換え先のプロバイダーの公式サイトやSNSでキャンペーン情報をチェックし、お得なタイミングで乗り換えましょう。
4.乗り換え先の回線キャリアを確認する
乗り換え先の格安SIMが、自分の住んでいる地域で使える回線キャリアであることを確認してください。
地域によっては、特定のキャリアの電波が弱いことがあります。
事前に回線エリアを確認し、通信状況が良好なプロバイダーを選ぶことが重要です。
5.SIMロックが解除されているか確認する
現在使用している端末がSIMロック解除されているか確認してください。
SIMロックがかかっている場合は、別のSIMカードが利用できません。
SIMロック解除が必要な場合は、UQモバイルのマイページやサポート窓口で手続きを行いましょう。
また、新しい端末を購入する際は、SIMロック解除済みの端末を選ぶことが望ましいです。
まとめ：UQモバイルで後悔した人はau回線以外の格安SIMがおすすめ
UQモバイルから乗り換える際には、注意点と解決方法を理解しておくことが大切です。
上記の注意点を把握し、適切な手続きを行うことで、スムーズな乗り換えが可能になります。
UQモバイルで後悔した人は、au回線以外の格安SIMを選ぶことで、通信環境やコスト面で満足できるでしょう。
自分に合った格安SIMを選び、快適なスマートフォンライフを送りましょう。
