希少性の高さから「皮革の宝石」とも言われるクロコダイルレザーを採用したApple Watchレザーベルト「GRAMAS Meister クロコダイルレザーバンド」を入手した。
価格は38,000円(税込)の高級品。手掛けるのは、高級レザー小物を手掛ける日本のブランドGRAMAS。
目を見開くほどに印象的なクロコの外観。ワイルドな生命力を感じさせる存在感は、見るものを虜にする。
腕にまとえば言葉にならない幸福感を増長させるよう。
まさに、至高の1本だ。
今回特別に全カラーお借りしたので、色合いの違いや質感、着用してみての感想をふまえてじっくりレビューしていく。
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- 製品名:GRAMAS Meister クロコダイルレザーバンド for Apple Watch
- ブランド:GRAMAS Meister
- メーカー:坂本ラヂヲ株式会社(東京都目黒区)
- 素材:クロコダイルレザー、メタルパーツ
- 重量:約15g
- 対応Apple Watchケースサイズ:49mm、45mm、44mm、42mm
- 対応手首周り:約145~190mm
- バンド幅:24~20mm ※ジョイント部分からバンドの中ほどにかけて細くなっています。
- カラー: Black Edition→ブラック/ブラックメタル、ダークネイビー/ブラックメタル、ダークブラウン/ブラックメタル、オリーブ/ブラックメタル、オレンジ/ブラックメタル、カンパリ/ブラックメタル Silver Edition→ブラック/シルバーメタル、ダークネイビー/シルバーメタル、ダークブラウン/シルバーメタル、オリーブ/シルバーメタル、オレンジ/シルバーメタル、カンパリ/シルバーメタル
- JAN:4570046395867、4570046395874、4570046395881、4570046395898、4570046395904、4570046395911、4570046395928、4570046395935、4570046395942、4570046395959、4570046395966、4570046395973
- 型番:MBBCR-AW01BKB、MBBCR-AW01NVB、MBBCR-AW01DBB、MBBCR-AW01OVB、MBBCR-AW01OGB、MBBCR-AW01RDB、MBSCR-AW01BKS、MBSCR-AW01NVS、MBSCR-AW01DBS、MBSCR-AW01OVS、MBSCR-AW01OGS、MBSCR-AW01RDS
隅々までベルトを観察
クロコダイルレザーの放つ美観についつい目がいってしまうが、まずはその前に、ベルトの細かいディテールを確認していく。
構造としては、一般的なApple Watchベルトと変わらない。Apple Watchとの接続部分をスライドして装着する。
対応しているApple Watchのケースサイズとしては、49mm・45mm・44mm・42mmの4サイズだ。
ピンどめバックルが採用され、素材には金属パーツが使われている。丈夫なメタルパーツなので、耐久性も高そうだ。
金具部分がシルバーとブラックの2パターンがあり、どちらもつや消しのような加工が施されているためか、指紋が目立ちにくかった。
側面に目を移すと、革の折り返し部分の処理が非常に丁寧なことに気づく。細部まで仕事が細かく、ひとつひとつが積み重なって全体のビルドクオリティを押し上げている。
手首周りの推奨サイズは、145~190mm。腕の細めな方から太めな方まで、成人男性ならおおむね問題ないだろう。
装着してみると肌なじみが良いことに驚く。皮膚に接触する裏地は優しい質感になっていて、摩擦感が抑えられ、腕にしっくりくる。
ただ、気温が高い日や室温が高い場所にいくとレザー特有の蒸れを感じる。その点は本革の宿命みたいなところなので、仕方ないだろう。
重量は約15gということで見た目とは不釣り合いなほどに軽い。なのにどうしてだろう、腕にしているときの重厚感がある。
PC作業時には、多少バックルの接触が気になる。やはりバックルとパソコンが擦れてしまうので、ベルトを外して作業した方がよさそうだ。
バンドの横幅は、おおよそ24~20mmほど。Apple Watchとのジョイント部分から先端にかけて少しずつ細くなっている。
ちょうど手首あたりに面するベルトの重なりあたりが細くなるので、無骨な印象を抑えてくれる。
使用していくうちにベルトにあらわれるシワがまた渋くてかっこいい。ではいよいよクロコダイルレザーの魅力に迫っていこう。
グラマラスなクロコにどっぷり沼る
魅惑的なクロコダイルレザー。存在感に圧倒され、気がつくとどっぷり沼っている自分がいる。
地球の引力には逆らえないように、クロコの男性を引き寄つける魅力には逆らえない。私のココロは鷲掴み状態だ。
革自体も密度が高いような気がする。品質の高さの現れだろう。ギュッと詰まったクロコからエネルギーを感じさせてくれる。
ラインナップとしては、金属部分が黒色のブラックエディションもしくは銀色のシルバーエディションの2種類がある。それぞれに見せる表情が変わるのが面白い。
ブラックエディションとシルバーエディションともにカラーバリエーションは6色ずつの展開。
ベルト部分のカラーには、ブラック・ダークネイビー・ダークブラウン・オリーブ・オレンジ・カンパリの6色が並ぶ。
全カラーを紹介しておく。
まずは王道のブラックベルト。
まさにど真ん中ストライクの外観だ。藤川 球児のストレートのような直球勝負がかっこいい。
クロコの質感が浮かび上がり、唯一無二な存在感を放つ。
ダークネイビーのベルトは、ブラックを色あせさせたような落ち着きを感じさせる。大人の余裕ってやつだ。
シンプルな装いの手元によく似合う。華美過ぎず、それでいて主張もするバランスがほどよい。ビジネスシーンにもってこいだ。
続いてダークブラウンのベルト。
一般的なレザーベルトとは異なり、アンティークな匂いを醸し出す。
歳を重ねるごとに魅力を増していくイケオジのようなダンディさがたまらん。茶系のコーデにクロコのブラウンを合わせるとかっこよすぎて鼻血がでるだろう。
オリーブのベルトは着用に勇気がいる。
この見た目のインパクトはえげつない。獰猛なクロコダイルの勢いそのままをベルトに移植したような野性味を感じさせる。
血の気の多いギラギラした方から、あえて手元を遊びたい玄人まで、自信のあるアップルウォッチユーザに着こなしてほしい。
次にオレンジのベルト。
見た瞬間視力が上がるような鮮やかなオレンジ色が美しい。ただ派手な訳ではなく、クロコダイルレザーの躍動感と高級感が共存しているあたりがニクい。いや、ズルい。
コーデにワンポイント使いをして手元のおしゃれを贅沢に楽しめるカラーだ。
最後にカンパリのベルト。
ワインレッドに近い色味だ。いやらしいほどに魅惑的な色と素材のマリアージュ。
大胆な色使いに吸い込まれるような感覚を覚える。異彩とはこのことだ。
ということで6色すべてレビューしてきたが、個人的にはブラックかダークブラウンが気に入った。
みなさんも自分に合う色をチョイスしてほしい。
動画レビューはこちら
ライターから一言
初めてのクロコダイルレザーを使用したアップルウォッチバンドを着用してみた。男をワンランクもツーランクも引き上げてくれる外観のかっこよさに惚れてしまいそうだ。
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2023.04.13 18:21 更新