Ankerでは初めてとなるゴミ収集ステーションが付いたロボット掃除機「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」を入手しました。
価格は、69,900円(税込)。
全自動で床の吸引から水拭きまで行うハイスペックなロボット掃除機に加え、吸引したゴミを吸い上げて貯めるゴミ収集ステーションが付いた便利なモデル。
メーカー公称によれば、約2ヶ月分のゴミ収納が可能だそう。めんどくさがり屋にはありがたいポイントですよね。
この類のロボット掃除機で有名なのは、ECOVACS(エコバックス)の20万円弱する「DEEBOT X1 OMNI」やiRobot(アイロボット)の19万円弱する「ルンバ s9+」でしょう。
「DEEBOT X1 OMNI」だと、超ハイグレードモデルだけあり、水拭きモップすら自動で洗って乾燥してくれたり、5000Paの超強力吸引を誇るなど至れり尽くせり。
いやいや、たしかに凄いけど値段も凄いし・・、そこまでの高機能は要らないけど、ゴミ収集ステーション付きで吸引力がパワフルなのが欲しいなって人にはAnkerの新作「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」を推したいですね。
実際使ってみて、ほぼ不満のない吸引力の強さ、水拭きの綺麗さ、経路の無駄の無さ、段差を乗り越えるパワフル走行、静音設計、アプリからのスケジュール設定などなど・・大満足。
これで69,900円(税込)なら、まじでコスパ高いと思いますよ。
使用シーンもふまえて、優れたポイントやいま一歩って感じた点など、みなさんが購入する際に役立つ生の声をお届けしますね。
今回紹介する商品はこちら
[目次]
製品仕様はこちら。
- 製品名:Eufy RoboVac L35 Hybrid+
- 型番:T2182511
- JAN:4571411199660
- ブランド:Eufy Clean(ユーフィクリーン)
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都中央区)
- 機能:吸引、水拭き
- 寸法(約):本体→35cm×35cm×10cm、ステーション→39.4cm×24.5cm×22cm
- 重量(約):本体→3.3kg、ステーション→3.6kg
- 吸引力:最大3200Pa
- 掃除可能時間:最大145分間
- 充電時間(約):180~240分
- ダストバッグ容量:3L
- ダスト容器の容量:200ml
- 水タンクの容量:200ml
- 自動ゴミ収集の頻度:1~3回から選択可能
- チャイルドロック:対応
- 段差乗り越え:約20mm
- EufyHomeアプリ:対応
- iPathレーザーナビゲーションシステム:対応
- メーカー保証:18ヶ月
- 同梱物:「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」本体、自動ゴミ収集ステーション、電源コード、交換用サイドブラシ2個、交換用フィルター、清掃ツール、交換用モッピングクロス、防水パッド、交換用ダストバッグ、取扱説明書、クイックスタートガイド
どれだけゴッソリゴミを除去するのか、吸引力を確かめる。
吸引力は、メーカー公称値で最大3200Paあるらしく、前モデルから45%向上したそう。3000Pa以上あれば強力と言ってよいでしょう。
しかし、ECOVACSの「DEEBOT X1 OMNI」が5000Paだからそこまでは及ばない。でもその代わり、Ankerの値段はECOVACSのおおよそ3分の1。
ん~吸引力と価格のバランスをどう考えるか・・。値段は魅力だけど、吸引力が伴ってないと意味ないよねって。
でもまぁ、3200Paだせるってことは数値上は十分だし、要はしっかり床のゴミが吸引できてれば良いって話なので、実際に使ってみた様子をみていきましょう。
いかがでしょうか。
床に散りばめたゴミたちを一掃していますね。画像ではわかりにくいですが、肉眼ではかなりキレイになってます。というか、ほとんど何も残っていません。
普通に掃除機をかけたときと大差なく、ゴミを吸い取る強力な吸引力があると言って良いでしょう。
充電がなくなると、自分でステーションへ戻り充電補充。そして、充電が完了したら、掃除を中断した場所から再開する賢さ。さすがAnkerの最高グレードだけあります。
水拭きでフローリングがピカピカに。
タンクに水が200mlほど入るようになっています。水をセットしてモップを取り付け、モッピングモードを設定すれば、水拭きをしてくれます。
水拭きの水量を3段階に調節できるので、自宅のフローリングの状態に合わせて変更してあげるのがおすすめです。
僕の場合、「掃除機を掛けた後、クイックルワイパーで仕上げる」ってのがルーチンだったんですが、ロボくんに最初から最後までおまかせできるレベルでピカピカにしてくれます。
水拭きモードを搭載したロボット掃除機を初めて使った人なら、結構感動すると思いますよ、本当に。
何も自分がしていないのに、帰宅したら床にホコリや髪の毛がなく、ツルツルに水拭きされて気持ちが良いフローリングがお出迎え。
いやー、手に入れて良かったと心底思いましたね。
まじで楽。毎回のゴミ捨てがいらないゴミステーションが神。
目玉はやっぱり、自動のゴミ収納ステーションがあること。
ロボット掃除機に働いてもらった後、回収したゴミを貯めるダストボックスを毎回ひこぬいてゴミ箱へ捨ててました。
これがね、、、意外と面倒。最初は、ゴミ捨てるだけじゃん、楽だね~なんて思ってたんですが、人間慣れるものです。だんだんと面倒に。。。苦笑
そこでこのゴミ収納ステーションなのです。
ロボット掃除機が集めてきたゴミを自動で吸い上げて空っぽに。そしてまたロボット掃除機は旅立っていきます。
人間の手を必要とせず、すんごい楽。もう神です。笑
ロボット掃除機に搭載されるダストボックスは容量200ml。そしてゴミ収集ステーション内のダストバッグは容量3Lもあります。
メーカーいわく、約2週間もダストバッグをほったらかしにしても良いくらいの容量らしい。
我が家は子供がいる訳でもないので、そんなに激しく床が汚れることはないけれど、しばらく使ってどれくらい持つのか検証してみました。
結果、20日間持ちました。いや、ぶっちゃけ20日間でもパンパンって訳じゃなくて、ダストバッグを見てこんもりしているから捨てたほうが良いかなって感じ。
正直、ゴミを押し潰せば、まだまだ入る余力はありますね。
ただ、ゴミをステーションへ吸引するときに結構うるさいです。これがもう少し静音になると良かったんだけどなぁ~って。まぁ短時間の音なので許容できるレベルですけどね。
ゴミ収納ステーションに溜める際には別途袋などは必要ありません。専用ゴミ袋などの消耗品が不要で、何度も繰り返し使えるのが便利ですね。
ダスト容器はロボット掃除機から取り外して、じゃぶじゃぶ水洗いできます。細かいホコリなどがこびりついて取れなくなってきても簡単にメンテナンスできますよ。
ローラーに髪の毛が巻き付いてとれないときには、付属の小型カッターで切れます。使っていくと、気付かないにうちに巻き込まれていてローラーの性能が落ちちゃうことがあるので、定期的に見てあげるようにしましょう。
効率的な走行。アプリ連携でスケジュール管理も。
本体のサイズは約35cm×35cmあり、高さは約10cmほど。ソファなどもロボット掃除機にまかせたいって人がほとんどだと思いますので、事前に潜れる高さか測って購入するようにしましょう。
段差にも強くなっていて、2cmくらいまでの高さなら乗り越えてくれました。
もちろん落下防止センサーも付いているので、階段から落ちません。
ただし、床にケーブル類が出ていると巻き込んでしまいます。デスク下などの配線は上にあげるようにしておきましょう。
本体に搭載されるレーザーによって、走行しながら部屋のマッピングを行ってくれます。そして、効率的な走行経路を割り出して、短時間で無駄のない掃除が可能。
また、アプリにマッピングされた部屋の見取り図ができるので、進入禁止エリアや重点的に掃除をしてほしい場所などを設定することができます。
お子さんやペットがいるご家庭には便利ですよね。僕は汚れがちなキッチンを重点的に掃除したいので、スポット清掃エリアに指定しています。キッチンを念入りに掃除してくれて助かってます。
その他、清掃プランを部屋毎に設定したり、あらかじめ掃除をする曜日や時間のスケジュールを設定しておくことも可能。外出中の時間帯を狙って設定しておけば、帰宅したときには掃除が完了していて、気持ち良いですよ。
Amazon AlexaやGoogleアシスタントにも連携できるので、音声で操作することだってできちゃいます。
お掃除中の「音」うるさい問題はどう?静音設計とは如何ほどか?
ロボット掃除機を一度使ったことがある人は分かると思うんですけど、動作音がうるさくて、流している動画やテレビの音声などが聞こえなくなっちゃいますよね。
パソコン仕事、読書など何かしているときには集中力も音にもっていかれます。
「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」はどうかというと、メーカー公称値で静音モードが約52デシベルだそう。例えるなら、家庭用エアコンの室外機や走行中の自動車内くらいの騒音レベルです。
4段階の吸引モードのうち、マックスまで上げると、スマホで流している動画の音声やスピーカーから聞こえる音楽がかき消されます。ただ、静音モードになると、かなり聞こえてきます。
作業中にロボット掃除機が走り回っていても、個人的には許容できる範囲だと感じましたね。
ライターから一言
申し分ない吸引力と手間になる水拭きをおまかせできる2in1のロボット掃除機ってだけでも助かるんですけど、加えてゴミの収納まである程度の期間をまかせられて本当に楽できる家電でした。これで6万円台ならマジでコスパモンスターですね。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:18 更新