Acoustneのサブブランド「ANIMA(アニマ)」の完全ワイヤレスイヤホン「ANW01」をレビュー!

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ANIMA ANW01

ハイエンドイヤホンを数多く手掛けるイヤホンブランド『Acoustne(アコースチューン)』より、サブブランドである『ANIMA(アニマ)』を立ち上げ、その第一弾ワイヤレスイヤホンとして発売した「ANIMA ANW01」を手に入れました。

高価格なハイエンドモデルが主の『Acoustne(アコースチューン)』に対して、『ANIMA(アニマ)』はよりカジュアルに使えるように開発されていて値段も手頃な価格設定にしています。

新発売された「ANIMA ANW01」はコンセプトが非常に凝っていて、パッケージから音質作りに至るまでサブカルが好きな若年層をターゲットにおいています。

パッケージデザインを担当したのは、森倉円(もりくらえん)さん。あの国内トップのバーチャルYouTuber「キズナアイ」をデザインしたことでも知られる方。さらに、音に関しては人気ゲーム「アイドルマスター」などの楽曲を手掛けたことでも知られるこれまた著名なサウンドプロデューサーTAKU INOUEさんが監修した3種類のチューニングを実装。

とにかくサブカルによせたコンセプトワークがしっかりしたイヤホンです。さっそく、使用感や音色を含めてレビューしていきます。

製品仕様はこちら。

  • 製品名:ANIMA ANW01
  • 型番:ACO-ANW01-WHT、ACO-ANW01-BLK
  • JANコード:4571512250031、4571512250024
  • カラー:ブラック、ホワイト
  • ブランド:ANIMA(アニマ)
  • 国内総代理店:株式会社アユート(東京都文京区)
  • 種別:完全ワイヤレスイヤホン
  • 寸法:イヤホン片耳→W16mm×H20mm×D21mm、充電ケース→W55mm×H33mm×D25mm
  • 重さ:イヤホン片耳→約4g、充電ケース→約24g
  • ドライバー:6mm口径ダイナミックドライバー(CoClear振動板)
  • 出力音圧レベル:102dB/mW
  • 再生周波数帯域:20Hz~20kHz
  • インピーダンス:16Ω
  • Bluetooth規格:バージョン5.1
  • プロファイル:A2DP・AVRCP・HSP・HFP・SPP
  • コーデック:SBC・AAC・aptX
  • マイク:MEMS型(全指向性、-42dB)
  • オートペアリング機能:対応
  • 外音取り込み機能:対応
  • 防水等級:IPX7相当
  • バッテリー:リチウムポリマーバッテリー
  • バッテリー容量:イヤホン片耳→55mAh、充電ケース→300mAh
  • 入力:DC 5V
  • 連続再生時間:イヤホン単体約6時間、ケース併用最大約15時間
  • 連続通話時間:約6時間
  • 連続待受時間:約75時間
  • 充電所要時間:イヤホン単体約1時間半、充電ケース約3時間
  • USBポート:USB-C
  • 専用アプリ:ANIMA Studio(対応OS→iOS 14.1、Android 9.0以上)
  • 同梱物:「ANIMA ANW01」本体、充電ケース、ケース充電用USB-Cケーブル、イヤーピース(S・M・L)、イヤーサポート(S・M・L)、クイックガイド、保証書
  • メーカー保証:1年間(対象はイヤホン本体・充電ケース。その他付属品は90日間)
  • 生産国:中国

森倉円氏が手掛けたパッケージデザイン

ANIMA ANW01

パッケージのデザインは、ご存知の方も多いバーチャルYouTuber「キズナアイ」のキャラクターデザインを手掛けた森倉円(もりくらえん)さんが担当したそう。

ANIMA ANW01

生活のパートナーになってくれるような世界観を表現したという、描き下ろしによるデザインです。サブカルが好きな方が好みそうな綺麗な絵ですよね。

ANIMA ANW01

付属品には、イヤホンと充電ケースの他に充電用USB-Cケーブル、イヤホン先端に取り付けるイヤーピース、耳へ固定して外れにくくするイヤーサポート、説明書が入っています。

超小型ケースで高い携帯性。そして、イヤホンのフィット感が抜群にイイ!

ANIMA ANW01

カラーはホワイトをチョイス。

まず驚いたのがケースのサイズ感。率直にめっちゃ小さいです。手のひらで握ると見えなくなるほど超小型。ポケットにすっぽり収まります。

ANIMA ANW01

外観は小石と間違えそうな角を丸くとった、優しい印象を受けるフォルムですね。

ANIMA ANW01
ANIMA ANW01

イヤホン筐体はカナル型を採用。片耳わずかに約4gほど。

ANIMA ANW01

スタッフに装着してもらった様子がこちら。

軽量なのもそうですが、傘の浅いイヤーピースを採用していることで、装着したときに耳への負担が軽減されているような感じがします。

ANIMA ANW01

さらに、耳に接するイヤホン筐体の内側がゆる~くカーブしていて、これまたフィット感が抜群。耳穴とその周辺を優しくすっぽり覆うような心地よさを覚えます。

ANIMA ANW01

耳へ沿うようにぴったりフィットして空気を通さないので遮音性が高く、周りの音が結構カットされます。装着した瞬間、今まで聞こえていた部屋のエアコン駆動音だったり、車の走行音が一気に低減します。

ゴーっと鳴り響く地下鉄車内でも使ってみました。音量をマックスまで上げないとまともに音楽視聴すらできない環境下においても、しっかり音楽が楽しめる遮音レベルでした。「ANIMA ANW01」にはノイズキャンセリング機能は付いていませんが、ある程度なら周囲の環境音がうるさい場所でも音楽が楽しめるのはナイスなポイントですよ。

逆に、隙間なくフィットするせいか耳がギュッと詰まったように感じるかも。この密着感が苦手な人は一定いるかもしれませんが、僕はイヤホンで耳穴をしっかり埋めている感がして、これはこれで好みですね。

ANIMA ANW01
ANIMA ANW01

イヤホン単体では最大6時間の音楽再生。ケースに入れて充電することで、最大15時間ほど音楽再生が可能。連続再生時間がマックスで6時間なのは十分かなって思いますが、正直ケースとの併用に関してはマックス15時間っていうのが物足りないですね。最近の完全ワイヤレスイヤホンは平気で20時間を超えてくるので・・。

ANIMA ANW01

みなさんが今使っている完全ワイヤレスイヤホンよりも充電間隔が早まる可能性があることは留意しておきましょう。やはり、これだけ小さなケース設計だからか、搭載できるバッテリー容量が小さくなるのは必然ってとこでしょうか。

小型だからこその持ち歩きやすさをとるか、電池持ちの良さをとるか・・好みが分かれそうですね。

TAKU INOUEさんが監修した音質をレビュー!

ANIMA ANW01

それではいよいよ、サウンドプロヂューサーTAKU INOUEさんが手掛けられたという音質をレビューしていきます。

オーディオコーデックにはSBC・AAC・aptXに対応しています。iPhoneユーザである僕にはうれしいAAC対応してるのはありがたい。

ドライバーには6mm口径のダイナミック型。振動板が独自開発のCoClear(コクリア)振動板というモノが採用されています。ハイエンドイヤホンブランド『Acoustune』が培った技術が活かされている振動板なんだとか。

ANIMA ANW01

結論、これぞ「気持ち良い音」って表現がぴったりな高音質でした。

耳元で鳴る音が非常に細かくて繊細。どれだけ細かいかというと、タ行が良く聴き取れるようになる感じ。笑

今まで聴こえていなかった小さい「っ」が嘘みたいにキレイに聞き取れます。

ボーカルのちょっとした発声の癖だったりが忠実に再現されます。表現が難しいんですけど、耳元で歌われるとゾクッとするじゃないですか?あんな感じでささやくように近距離で歌われているようなイメージ。

ボーカルとの距離感が近いからそれだけ発声方法もそうだし、息継ぎもそうだし、ちょっとした音まで見事に耳に運ばれてきて艶っぽい?生っぽい?感じがしますね。丁寧に原音ライクな音質を表現しよう!という意図がうかがえます。

あと電子音以外で言えば、アコースティックギターの弦を弾く音にハリがあって良かったですね。弾いた後の音が残って余韻のある残響音も美しい。音に浸れるっていうか、なんかもうウイスキー飲みたくなる感じ。笑

聴き心地のよい爽快感と艶っぽい色気がちょうどよくバランスしているイメージの音色です。だから「気持ち良い音」って表現が最もしっくりくるんですよね。

低音が聴きすぎて~とか、高音の抜けがなくて~とか、十人十色で耳の聴こえ方に違いがあります。しかし、少なくとも「ANIMA ANW01」の音が苦手って人はほとんどいないんじゃないかなって。

それくらいクセのない「THE・気持ち良い音」って言えますね。

ANIMA ANW01
メーカー提供画像

さて、ここからはイコライザー調整について。

TAKU INOUEさんが監修したという3種類のイコライザーが専用アプリ『ANIMA Studio』から選択できるようになっています。

『MIDNIGHT』『NIGHT』『DAY』の3パターン。最初に僕が聴いていたのはデフォルト設定の『MIDNIGHT』です。

たいてい『MIDNIGHT』で事足ります。それくらい万能で絶妙なバランスのチューニングです。あえて調整するとしたら、低音域の厚みをもたせないなら『NIGHT』、キックを強くしたいなら『DAY』って感じですね。ご参考まで。

ANIMA ANW01
メーカー提供画像

そして、音質だけでなく、イヤホンから聞こえる音声ガイドの声もアプリから変更できるのが珍しい。さすがサブカル好きを唸らせる仕掛けが詰まっていますね。

デフォルトでは大人のお姉さんっぽい「AYA(アヤ)」になっていて、その他に高校生くらいの『AIMY(エイミー)』と中学生くらいの『AIKA(アイカ)』が準備されています。

しかも、有料コンテンツとしてさまざまなキャラクターボイスがアプリに登場するそうです。好みに合わせて音声を選べる楽しみはなかなか他のイヤホンでは味わえませんよね、おもしろい!

使いやすい物理ボタン。防水性能や通話品質にも抜かりなし

ANIMA ANW01

イヤホン背中のロゴが入った部分がボタンになっています。押し込んで操作する物理ボタンタイプです。カチッカチッっと感が指先へ伝わるので、タッチセンサーが苦手な人にとっては使いやすいんじゃないでしょうか。

ANIMA ANW01

ただ、ボタンを押すときに耳穴へギュッと圧力がかかってちょっぴり圧迫されてしまうのがイマイチかな。これだけ隙間なくぴったりフィットする筐体をしているからか、ボタンを押すたびに気になってしまいます。

そこで、押し方を少し工夫すればだいぶ回避できます。それは、親指と中指でイヤホンを挟んで固定し、人差し指で押すようにすること。そうしてあげれば押し込んだときの耳への圧迫感が軽減されます。ちょっと練習が必要ですが、慣れれば楽だし耳が痛くないのでおすすめですよ。

ANIMA ANW01

イヤホンに内蔵されたマイク性能もなかなか良かったです。iPhone標準の電話やLineも問題なく使えました。

イヤホンを装着している僕の声もしっかり拾ってくれて届けることができるし、通話相手の声も快適に聞き取れます。何ら支障なく、コミュニケーションをとることができて、音楽視聴目的だけでなく、通話用イヤホンとしても十分役立ちますね。

ANIMA ANW01

イヤホンはIPX7に相当する防水性能をもっています。0~8までの防水・耐水レベルがあって、上が8なので、その一個下です。つまり、かなり高い防水レベルを実現しているということ。

雨に振られたくらいではまったく問題ないくらいの防水設計なので、通勤通学中の予期せぬ雨にも安心ですよ。

ANIMA ANW01

ライターから一言

サブカルが好きな人が好みそうなパッケージデザインや音声アナウンスのカスタマイズだったり、面白いギミックがあって遊び心を感じます。Acoustne(アコースチューン)のDNAを受け継いだサブブランドならではの音質の高さも魅力ですね。